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家具工房に捧ぐ
木工教室
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木工教室について
弊工房で行っている木工教室ですが、コロナウイルスの影響で4月の初旬より開催を自粛しています。6月から再開の予定でしたが、ご承知のとおり本市内での感染者も多く、開催につきましては今しばらく状況を見守ろうと思います。

しかし、工房はいつも開けていますので、
少人数の木工体験などはお受けしています。
詳しくは https://treehousetobata.net/course/course_trial1
スタッフ一同、感染予防対策にも余念がありません。
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さらに自粛
製作が続きます。

一旦は治まりかけたかと思ったコロナですが、まさか感染の渦中に入るとは。
自粛を続けるしかなさそうです。 -
建前に感じる
製作が続きます。

大型の壁面収納。 ほとんど出来上がっているかのようですが、全体バランスや細部の仕上げ、塗装などあって進捗としては7割程度。
あと少し、慎重に進めよう。________________________________
コロナに関しては、本来人それぞれ多様な思いがあると思う。
政治もメディアの大半も、メディカルな立場側の意見を尊重し自粛を呼び掛け、現実にそれが功を奏し、世界的に見ても日本の対策は成功している。
しかし少数意見ではあるが、経済の失速による自殺者の増加などを懸念する声にも十分に賛同出来て、先行きが見えない状況で単純に自粛を続けていく事は長い目で見てどうなのかとも思う。
政治や行政の立場では、自粛を呼びかけることが何より責任を果たす事になるので、その立場側の意見としては尊重されるべきものではあるのですが、個人的にはどうも腑に落ちない。
交通事故で亡くなられる方の数は国内で年間に3000人超である。交通事故とコロナを単純に比較しよう言う事ではなくて、確実に毎年3000人以上の人が亡くなる事を織り込み済みにしている社会構造とコロナ問題に矛盾を感じる。
この様に考えながら政治や行政、メディアの発信に耳を傾けていると、その全てが建前を前提にしたエネルギーで動いているようにしか見えなくなるのは私だけでしょうか? 多分、私だけです。
でも万が一コロナに感染したら大変なので、やはり自粛。さらに車の運転も気を付けよう。
久しぶり。
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山へ
先週、山へ。

雲仙普賢岳へ。ミヤマキリシマが満開。
車のわりに登山者は少なく、一人ガシガシと登りました。1時間ほどで山頂付近へ。 写真は平成2年の噴火で出来た平成新山。

既に30年経っていて、緑も見えるしポツポツとミヤマキリシマも咲いていました。噴火をリアルタイムで見たので感慨深いものがあると同時に、山はこうやって出来ていくのだと再認識。 規制されていて登る事はできません。
普賢岳山頂。

山頂で自撮りすると、産後の妊婦顔になるのは私だけでしょうか?
国見岳はミヤマキリシマが満開だった。

時間があったので上まで行ってみたら、狭い山頂のスペースでパーティーがお食事をされていたので、挨拶をして直ぐ降りました。
久しぶりの休日でした。
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日々
製作が続きます。

昨日は一日、半袖で作業だった。

先日、街の本屋に出かけたら結構な人がいて驚いた。
日に日に日常が戻りつつあります。 -
オーダー家具
家具工房treehouseでは、市販品にない仕様・サイズの家具をオーダーメイドで製作しています。













小さな工房から、多くの家具が生まれます。
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日々
工房では製作作業を続けています。

その他、大小案件の調整と6月からは木工教室も再開の予定です。
時間が過ぎるのがとても早く感じます。私は。 -
マスク
マスクが来ました。

本当にくるんだなぁ。

不評ですが、ある意味歴史的な物なので開封せづ子孫に受け継いだら、300年後になんでも鑑定団で高値がつくだろう。
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仕事や計画
工房入り口のバラが綺麗に咲いています。

が、今年はあまり見てもらえていません。仕方がない。
工房では、製作が続きます。

大型の壁面収納をつくっています。家具内の配線が少し複雑で慎重に加工しています。やりがいのある仕事です。
仕事ばかりしているのかといえば、そうなのですが、

昨年はスケジュールと天候が合致せづ、三度中止を余儀なくされた北アルプスへの遠征計画をじっくりと立てている。まだ、だいぶ先の事になりそうですが。

早く飯くわせろよ・・
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プレゼン
コロナ下で自宅にいる時間が多いせいか、家具のお問い合わせも多いです。
オーダーメイドの家具はどのような流れで受注頂くのかご説明します。
できるだけ対面での打ち合わせをお願いしているのですが、遠方の場合ですとメールのやり取りのみで対応する場合もあります。手書きでも構わないのでラフな図などがあれば理解しやすいです。お客様の意向を踏まえたうえで私の方で図面とお見積りを作成します。その後、ご契約となります。イメージ図をこのように書いてお客様へプレゼン。

ご自宅にお邪魔させていただく時は、間取りなども踏まえて図面化します。
できるだけ完成時のイメージをとらえやすいように室内寸法なども測らせていただいます。
本棚には本も・・・

図面作成はお客さんへのプレゼン的な要素が強いのですが、併せて以後製作時の設計図にもなるので気合が入ります。
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日々
バラが咲いた。

動・植物はとても元気です。
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家具製作技能士
一か月程前、弊工房のホームページを見て工房へ来られたのは同業のFさん。初対面でしたが市内の私も知っている木工所にお勤めで、キャリアは私と同じくらい。職人同士少し話していると互いの技量なども分かり、初めてなのに会話も弾みました。互いの修行環境など話す中で、ひょんな事から家具製作技能士の話題になった。
そう「家具製作技能士」という資格があるのです。私自身この資格を持っていませんし、業界の同業者を見回してもこの資格を持っている人は皆無。そもそもその具体的な試験内容すら分からない。しかし、来房のFさんは同資格の2級を持っているとの事で、更には1・2級の実技試験サンプルをお持ちでした。後日、Fさんが持って来てくれた家具製作技能士の実技試験のサンプル。Fさんありがとうございました。

左が家具製作技能士1級、右が2級の実技試験問題。

分解するとこのようになっていて、見ているだけで気が遠くなります。
この複雑な仕口をノミやノコ、カンナと言った手道具だけで決められた時間の中で作るのが家具製作技能士の試験なのです。
ちなみにこの部分の仕口の名前は・・・
明確に覚えていないので、教本で調べてみると教本にも載っていませんでした。教本に載っている二種類の仕口の要素が全て取り込まれているので多分「留め形隠し蟻五枚接ぎ」でいいと思います。
実際この様な仕口や接ぎ手をプロの製作現場で用いる事があるかと言えば、おそらく日本中のどこを探しても無いと思います。理由はこのような仕口を用いずとも、十分かそれ以上の強度を担保しつつスピーディーに加工できる技術や道具があるからです。といったそっけない答えになってしまうのですが、事実だと思います。
しかし例え試験の為だけとは言え、このような仕口を繰り返し作る練習を重ねれば、手道具の基本的使い方の習得には計り知れない効果があるのではないかと思います。資格はモチベーションの向上にもなるので。いつか弊工房の木工教室でも家具製作技能士の資格取得講座を開ければと思います。*追記 令和3年9月講座開講します↓



