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家具工房に捧ぐ
2019年06月
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大山~剣ヶ峰
大山は昨日登った弥山が一般には山頂扱いとされているのですが、本当の山頂は弥山より先にある剣ヶ峰です。しかし、そこに至る縦走路がもろい地質の鎌尾根になっていて極めて危険な為、通行禁止。登山マップを見ても剣ヶ峰へのルートは記されていません。私自身も剣ヶ峰へは行けないもの、行ってはいけないところと言う認識があったのですが、もしかしたらと調べてみたらネットに裏ルート情報が結構載っていて、それによると比較的安全に登れなくもないようなので行ってみる事にしました。とは言え明確な地図情報がなく、ネットに個人が載せた写真情報をかき集め、それを地図の等高線と照らし合わせ、はは~ん、だいたいこんな感じだなぁ、みたいな経路をイメージしての登山となりました。
三の沢の登山口。正確には登山口ではなく工事用車両の出入り口ですが。
道中かなり写真を撮ったのですが、スマフォの不調で大部分がアップできません。不自然に白い部分は雪渓でした。
ガシガシと登って縦走路へ出ました。
実は途中で道に迷ってしまい大変でした。何日前についたかわからない先行者の踏み後を追いかけて歩いていたら迷ってしまいました。考えてみると先行者も迷っていたようです。
細い尾根道を慎重に歩きました。
剣ヶ峰山頂に到着。産後の妊婦みたいな顔になっているのでクリックしないでください。
行程は道に迷って往復5時間くらい、大山は高低差はありますが裾野が狭いので意外と早く進む感じです。
赤テープや道しるべは少ないのですが、登山道を見失わなければ着々と登る事ができると思います。
登山道を歩いていると沢と交差する箇所に出会うのですが、山頂方向へ続く沢を眺めているとこのまま登山道から離れ沢を登って行った方がより自然を楽しめて面白いのではないかと思うことがあります。もちろん危険だし、いずれ道もわからなくなるので行く事はないのですが、登山道は所詮人間が作った人工道路なので、そこから抜け出してみたいと思うことが多分みんなあると思います、ないかな。 もう少し言いますと彷徨願望と言いますか、迷いたくないのだが迷いたい。迷いに迷った後、そこから抜け出し一皮剥けたい。かの様な深層心理が誰にでもあるのだと思います。更に言いますと人生も同じで、迷いたいのだけど迷いたくない。そっちの道が険しい事は解っているのだけど行ってみたい。ってあると思います。
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大山へ
鳥取の大山へ山登りに行きました。
昼過ぎに出たので到着が遅かった。この日は登山口付近で車中泊。もう寝るしかないのですが腹が減ったのでラーメンを食べてしまいました。ビールも。
翌朝、5時に起きて大山寺に続く参道から登山口へ。
緑と建物が融合しています。登山口付近にモンベル。
夏山登山道から登りました。
山頂までこの木の階段が続くのが逆に辛い。道中に大山寺阿弥陀堂。
500年くらい前に建てられたとの事。
階段が続きます、冒険的要素は全くありません、顔面から汗を垂らしながらただ登るだけ。午前8時、山頂(弥山)に着きました。
素晴らしい景色。一服して下りました。
更に木道。眼下に雲。
ジブリの世界的景色。ガシガシ下ります。 西日本最大のブナ原生林地帯らしくブナの大木が密生しています。 切って、さばいて、椅子にしてやろうか~って感じです。
更に下って登山口に近い大山寺大神山神社奥宮。 権現造りでは日本最大らしいです、大きい。
午前11時頃下山。登山口の温泉に入った後、境港まで足を延ばし海鮮丼を食べました。
昼食後また登山口に戻り、車中泊キャンプの準備。
もう一泊して明日は剣ヶ峰を登ります。