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家具工房に捧ぐ
木工教室
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木工教室
GWも週末は木工教室でした、GWにも関わらず、多く来て頂いた。
ノミ、研ぎます。
カンナ、台調整します。
木の器掘ります。
大きな家具作ります。
組手を用いた小さなケースも完成。
ノミ、ノコ、カンナと言った手道具で作りました。
生徒さんごとに教室へ来る目的意識は多分違っていて、木工の技術を学ぶ事を優先させる方もいれば、作品を完成させる事を目的とされる方もいます。あと、ただただ作業に没頭する事に充実感を感じる場合もあると思います。
私の役目としてはそれぞれの目的に沿ったガイドとして、技術の伝達だったり、家具や木工品の完成を上手くサポートできればと思っています。いつも書いていますが、私も含め失敗する事も多いのですが、そこから学ぶことの多さが分かってくると本当の意味で家具作りや木工技術の習得が面白くなってくると思います。
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木工教室
週末は木工教室です、先週の様子。
ノコ縦挽き。
ノコ、胴付き切り。
ノミ、冠仕込み中。
体験コースでは、
家族でお箸し作り、
椅子製作中。
家具工房treehouseの木工教室では、ノミ、ノコ、カンナなどの手道具を使った加工を中心に家具作りを楽しんでもらっています。
教室のコンセプトは失敗しながら、物作りを楽しむ事です。
本当に失敗が多いのですが、そこから学ぶことの多さも日々感じます。
上級者ほど過去沢山の失敗をしています。 私ほどではありませんが (´;ω;`)失敗しながら家具作りを楽しみたい人は ↓
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常三郎
木工教室で生徒さんが使う道具を細々とですが、販売していて
本当に細々と、休憩室の一角に在庫を置いている。仕入れは兵庫三木の問屋経由です。
問屋はそれぞれのメーカーから仕入れているのですが、先日の関西行の際、三木のメーカーを何社か訪ねてみました。鉋メーカーの「常三郎」。社長さん自ら大変丁寧にご対応頂いた。
一般にはわかりにくいと思いますが、数ある鉋メーカーの中でも高品質で名高い名工です。
これは海底に沈んでいた鎖。鉋の大部分を占める地金に用いられるそうです。
鉋の元となる鋼材にはよく鉄橋が使われていると聞いていたが、いろいろ使うみたいです。
うる覚えの知識でそうした再利用の鋼材で刃先である鋼(ハガネ)も作っているものだと思っていたのですが、鋼(ハガネ)は鉄工所でそれ様に作るとの事。これが鉋の刃先になる鋼(ハガネ)。主に日立金属で作っているそうです。
この鋼と地金を叩き、鍛え錬鉄する事で鉋の刃が出来ていくわけです。
夏は暑いだろう。
最後は職人さんが調整しています。
せっかくここまで来たし、ご案内のお礼も兼ねて社長さんのお勧めの鉋を自分様に購入させて頂いた。
ありがとうございました。 -
木工教室
週末は木工教室でした、今週も多く来て頂いた。
鉋を掛けたり
器を掘ったりしています。
丸い器も完成。とても奇麗に仕上げました。
昨年から取り組んでいる書斎机もあと少し。
引き出しのついた机は、教室で作っている作品の中でも高難度です。
箱物家具と脚物家具の要素を足して二で割った構造になっているので、サイズ的制限が多い。
また少スペースに配置された引き出しをうまく機能させる事を前提に作らなければならないところにその難しさがあります。ホゾなどの接合部はノミとノコ、天板は鉋で仕上げました。手加工でここまで作れます。
高い山も少しづつ登れば登頂できる。大変お疲れ様でした。いつかこんな机を作ってみたい方は↓
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木工教室
週末は木工教室でした。
留め木口削り中。
椅子の組み立て中。
鉋の台直し中。
机はあと少し。
先週は天気も良かったせいか、全体に参加者少な目でした。
このところも注文品も多く、並行作業させてもらっていました。
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木工教室
週末は木工教室でした。
シラガキや毛引きでの墨付け作業。全ての基本となります。
色々と出来ている。
鉋掛けます。
器掘ります。
あられ組の箱も製作中。
年が明けて、新たに入会される方も増えました。
木工教室は毎週、金・土・日、午前と午後やっています。興味のある方はどうぞご連絡ください。↓
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木工教室1/27~29
週末は木工教室でした。
寒い中。今週も多く来て頂いた。木材に加工線をひく、墨付け。 全ての作業の基本となります。
その墨付け線に忠実に加工を施し、
家具が出来ます。
最近は難易度の高い作品作りに挑戦している方も多い。
書斎机製作中。
板剥ぎ。
天板鉋掛け
鑿研ぐ。
木工教室へ興味のある方は↓
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アマチュアとプロ
木工教室の中でそれとは別に行っていた家具製作技能士講座(全16回)の最終回が日曜だった。今回の講座は参加者8名、40代~50代、全員男子という濃いメンバーだった。当初はどうなる事かと思っていたが、皆さんとても真剣かつ真摯に取り組んで頂き、結果的にはとてもやりがいのある講座となった。
最終回は若干時間調整的なとこもあったけど、学科試験の解説を1時間行った後「家具と木工、趣味として仕事として」というテーマで更に1時間程話させてもらった。本講座参加者の半分以上は家具製作や木工を本格的な趣味若しくは「業」して考えていたのがこの話をする動機だった。
40代、50代で家具作り木工を「業」として考えている方は多くて、決してそれを肯定も否定もしないのですが、先日話した内容をもう一度書きます。舌足らずなところもあったので。私がこの仕事を始めるきっかけとなった信州のアマチュア木工家・田渕義雄さんなど他2例を挙げて、時間や報酬に捉われず真摯に木工に取り組み、クリエーターとしてはプロを凌駕する作品作りに没頭するアマチュア木工家の姿勢を紹介。
次に私の事業としての家具製作に取り組む考え方などを説明すると同時に、時間や報酬に対する考え方などを説明。小規模な個人事業であってもそれは会社の縮図のような状態であって、またそうでなければならないという話をした。
一般的にプロとアマチュアの違いは作品のクウォリティーだと思われがちであるが、そうではない。最大の違いは時間と報酬に対する考え方である。先にも書いたようにアマチュアの中にはプロの作品を大きく凌駕する作家もいて、何故それが出来るかと言えば時間や報酬に捉われない妥協なき作品作りに打ち込めるからである。一方事業としての物作りは、時間と報酬に対する作業に妥協が許されない。
アマチュア作家の様なこだわりを持ちすぎる事が危険になる。危険になるかどうかは本人次第でこだわりたければこだわればよいかもしれないが、結果的には事業としては継続できなくなり、とても上質だけど価格転嫁できない売れない作品を作ってしまう。と言う事はもはや前述の報酬や時間に捉われないアマチュア木工家になっていく訳である。
とまぁ、自分でも書いていてよく解らなくなる様な内容の事をパワーポイントとプロジェクターなどを使って真剣に話してしまいました。 こちらの熱意も伝わったのか、話の後ではかなり突っ込んだ質問も浴びせられて楽しかったです。しかし綺麗ごとを言うと、プロとかアマチュアとか事業とか趣味とかそんなよく解らない将来の事をクドクド考えるより、今やりたい事に真剣に励む事が一番楽しいのではないかとも思います。
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木工教室
今年最初の木工教室。
土曜日の午前と午後、更に日曜午前は家具製作技能士講座でした。この講座は昨年10月から行っていて、通常の教室とは一線を画す形で約3か月間笑い無しの真剣勝負でした。たまーに笑います。資格取得を目標としながら家具木工の基礎技術を習得してもらっています。
参加者は教室の既存会員他ほぼ初心者の方を含め8名。決して簡単な内容ではありませんが、皆さん本当によく頑張っています。そして来週は本試験。日曜午後は通常の木工教室でした。年始から多く来て貰いました。
資格講座に劣らず難しい事をやっている方も多く、ついていくのに大変です。
家具作りは加工技術の上手い下手は基より、頭の中でどれだけまとめきれているかが重要です。
決して簡単ではありませんが、普段使わない脳みその奥の奥の方の、多分一生使わなかったかもしれない部分を使ったりします。
脳みその奥の奥の方を使いたくて仕方ない方の御参加をお待ちしています。↓ -
木工教室12/16~18
週末は木工教室でした。
今週も三日間多く方に来て頂いた。作業風景や完成品など。
キッチンスツールも完成。
ノミ、ノコ、カンナ、全て手道具で作りました。座面の凹凸加工は外丸カンナで仕上げた。
脚のホゾ部には通しホゾを模した埋め木加工も行いました。
決して加工を間違ってノミが貫通した穴を塞いだ訳ではありません。あります。
失敗をデザインにしてしまうのも木工教室ならでは。脚部が少し傾いていますが、木工ではこのような形状を「転び」といって加工難易度が上がります。年々このような高難度の作品を作る生徒さんが増える事が喜びでもあります。教室も少しづつ成長しています。
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〈トラへ花束〉
教室の生徒さんからあの世へ旅立ったトラへ、この様な花束まで頂きました。花は美しいのに涙が止まりません、ありがとうございます。
トラへメッセージも本当にありがとうございます。
只、トラの名前は多分カタカナで「トラ」若しくはひらがなで「とら」だと思います。
この事を天国のトラに伝えたら・・・オレは渥美清じゃないぞ~って言ってました。
更に
あの世へ行ってもブログのネタに使うんだな~とも言ってました。
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木工教室
週末は木工教室でした。
小引き出し完成、塗装前。引き出しは本体の製作は基より、引き出しを作りそれを引き出しとして機能させる事が難しかったりします。
木の器作り。
体力のいる作業ですが、没頭できる面白さがある。
角度のついた椅子製作中。
小テーブル製作中。
天板は全て鉋を掛けます。
蟻組の小引き出し、製作中。
皆さん本当によく作ります。
失敗も多いですが、失敗することでいろんな事が学べます。失敗を多く経験している方の方が経験値が高くて、家具作りにおける引き出しも多くなっているように感じます。
さぁ、失敗しよう! いや、失敗を恐れず果敢に作ろう。失敗を恐れず、果敢に木工・家具作りにチャレンジしたい方は↓
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木工教室11/5と6
週末は木工教室でした。
今週は金曜日お休み、土曜と日曜に2コマづつ開催。
鉋掛けます。
蟻加工中。
椅子組み立て中。
椅子座編中。
鉋、仕込み調整中。
そうみんな夢中。今週の完成品。
蟻組のかわいい整理箱完成。作者はみかん農園をされていて、みかんを作る手で整理箱も作りました。
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うってかわって日曜午前は家具製作技能士講座の6回目。
私を含め、男子ばかり9名。人間的にも講座内容的にもとても濃くて、真剣にやってます。
全く笑いはありませんが、それもよし。
____________________________________失敗も楽しみながら、楽しく木工をしたい方はどうぞご参加ください。↓
笑い無しの濃い~木工に取り組みたい方もどうぞご参加下さい。↓ (*今年の募集は終わりました)