ブログ
家具工房に捧ぐ
2023年10月
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休暇は休暇
気が付くと、もう3週間以上休んでいなかった。
これは起業期からよくある事で、今の取り組みを終えたら少しゆっくりしようとの目標を立てるのだが予定通りには進まず、なので予定していた休暇を先延ばしにする。と、気が付けば何週間も連続で働いていたりする。このように書くと、殆ど休めずに可哀そうな奴と思われがちであるが、決してそうではありません。主体的に集中力高く働き続ける事は喜びであるし、何のストレスもありません。どちらかと言うと、慣れた仕事生活以外の何かに取り組む方がエネルギーが必要で、軽いストレスが掛かっている事もある。
前置きが長くなりましたが、月曜の夕方軽いストレスを感じながら九重の登山口へ向かいました。この日は車中泊だった。火曜、朝から歩きました。坊がつる、テントの人も多かった。
午前9時ごろ大船山山頂。久しぶり。
山頂横の御池。
池周囲の紅葉はこんな感じ、少し遅かったかな。
下山後は山荘のデッキでカップヌードル(カレー味)と、つぶれたおにぎりを食べた。
カップヌードルはカレー味に限ります。
仕事が面白くて働いてばかりいると、自らの事を客観視する事を忘れてしまう様な気がする。長期的な構想なども考える時間がなかったりして、なので、そういった時間を設ける為にも、少し無理をして休んだ方が良いと思っていた。のですが、休んだところで明確な何かが分かる訳ではなくてやはり休暇は休暇です。
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木工教室と講座
週末は木工教室でした。
金、土、日開催しました。花台製作中。ノミ、ノコ、カンナなどの手道具を使った基礎加工の要素が全て盛り込まれた作品となります。 立体的な作品の第一号になるので完成時の喜びは一入。
ペーパーコードスツールも完成。
堅いウォールナット材に鉋を掛ける練習に重きを置いてます。あと、真っすぐに組み立てる事の重要性なども感じてもらっている。 ペーパーコード網の座編は楽しいばかりです。
上級者の方は、こんな椅子も製作。
貫通の通しほぞは手ノミで加工。座面の波型加工はこちらも手道具の外丸カンナで削りました。
何でもできます。
___________________________________土曜の午後は家具製作技能士(3級)講座の3回目だった。今年も定員ぴったしの8名でスタート。
日曜の午前は同講座の(2級)の初回でした。こちらは教室からの過去の3級合格者のうちから6名参加頂いた。
この講座は、国や県が主催する試験の受験を前提にしたものです。3級は年明けの試験を、2級は来年夏の試験を目標に進めています。受験へのモチベーションをエネルギーに手加工の基礎を改めて習得しています。
通常の教室とは異なり、加工クウォリティーと制限時間内での完成が求められるので大変ですが、その分達成感もあると思います。この講座と試験についてはいろいろと思うところがあるので、時間のある時にじっくりと書きたいと思ってます。私の方は今日から家具作りに戻ります。
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日々
製作が続きます。
見た目は8合目くらいですが、建具類の多さを考えるとまだ3合目くらい。
しかし連日涼しくて作業もはかどります。リアルタイムな情報では、九重の山々はもう色づき始めているらしい。
この食器棚が出来上がる頃には散っているかな。 -
日々
製作が続きます。
朝から晩までひたすら作っている。
何故こんなに続けて働けるのだろう、と我に返ってしまう程続けての作業ができる。
そう、涼しくなったからだ。
秋から冬にかけては家具作り季節です。さぁ、今日も作ろう。 -
木工教室
週末は木工教室でした。金・土・日の午前開催。
土曜の午後は技能士の講座だった。三日間、よく頑張った。今週は躍動している人が多かった。
躍動している。
やはり躍動している。
躍動するしかない。
四方反り鉋での座面仕上げは躍動せず、慎重に進める。
先週と今週、完成品も多かった。
アルダー材で作った座卓、脚部のほぞ加工、天板の鉋掛けなど全て手加工です。
小さなスプーンも完成。
ドリルでラフに掘った後、仕上げは丸ノミで進めた。かわいい。
シューメーカーチェアも完成。教室作品の第一号。
定められたカリキュラムを終えた方は、その技術を用いてある程度自由に作品作りを楽しんで貰っています。 失敗を重ねながらも、多く経験する事を教室のコンセプトとしています。
興味のある方はどうぞご参加ください。↓ -
コレクションケース型テレビボード
先月から作っていたテレビボードを製作、お納めしました。素材はブラックチェリー。
幅2M×奥行40cm×高さ50cmのテレビボードを横に2台並べジョイントいるので、横幅は4M。
更にこの長さ4Mのテレビボードがもう一組。計8メートルのテレビボード。
天板上にある棒状のものは、コレクション展示用のストッパーとして利用されます。
ガラス引き戸内部にもこれと同様のストッパーが付いていて、コレクションが並べられる予定。
ご自宅が工事途上で設置時の写真は撮れませんでしたが、お客様宅ではこれをL字に配置される予定。
末永くお使い頂けますように。 -
木工を仕事にしていて心からよかったと思う瞬間
製作時に加工で残った適当な端材を探した。
これを昇降盤で2本にカットし、
軽く鉋を掛け、
お箸完成。
目の前に弁当だけがあって、お箸が無い時、
木工を仕事にしていて心からよかったと思う。