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家具工房に捧ぐ
2023年11月
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対馬、山と海②
対馬二日目。
午前3時半ごろ比田勝港で釣り師匠のⅠさんと合流。
そのまま、どこか分からない港に行き、言われるがまま釣り。
美味しそうなイカさんが釣れました。
1時間程イカ釣りで時間を潰したの後、対馬北西部のポイントへ移動。今回の旅のメイン事業に取り掛かりました。
同行のⅠさん。
投げる私。
初日朝はワンバイトあったものの釣果なし。残念。お昼はまた比田勝方面へ戻り、食事。
この旅で一番美味かったアナゴフライ定食。 と言うか、お腹がすきすぎていて何でも美味い。しかし美味かった。
夕方に再度磯に戻り夕まづめの釣り再開。
ここからはⅠさんの知人のSさんも加わった。ここも釣果無し、残念。
晩は比田勝の居酒屋でⅠさんSさんと一杯やりました。
Sさんは初対面。とても紳士的な反面、活動的なアウトドアマンである事もわかり面白い話が沢山聞けました。またお会いしたい。
この日はお開きで、車中泊。翌朝も同じ磯に向かいました。
投げる事、忘れもしない3投目。釣れた~ ヒラマサ君 74cm
やり取りの最中は海に引きずり込まれるかと思いました。魚は笑っていませんが、私も笑っていません。人間嬉しすぎると硬直します。
今回の磯からルアーでのヒラマサ釣りは非常にマニアックな釣り方らしく、対馬という位置条件が大きく関わっているとの事でした。一度こういったダイナミックな釣りがしてみたかった。
タックルの準備から、ポイントの選定まで全てⅠさん任せでした。ありがとうございました。対馬の素晴らしい景色。Ⅰさん撮影。
予定ではもう一日釣る予定でしたが、波で船欠航の恐れがあるかもで一日前倒しで帰った。
短い時間でしたが、素敵な経験ができました。
山も楽しいけど、海も楽しい。___________________________________
帰宅後、ヒラマサ君を3枚にして
美味しく頂きました。
これで完結。
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食器棚
食器棚を製作、お納めしました。
幅2.3M×奥行45cm×高さ180cm 素材はブラックチェリーの無垢材と突板です。
製作風景
お客様宅へお納めに参りました。
午後から取り掛かり、夕方に設置を終えた。 転倒防止で壁に固定、コンセント露出位置なども丁度良く納まった。
今回の食器棚はお客さんの意向が随所に盛り込まれていて
引き戸の建具はガラス部を少なく、木部が大半を占めるデザインになりました。
ブラックチェリーの木目がさりげなく際立つ。また、その引き戸取っ手は細い棒状デザイン。
小引き出しのつまみにワンポイント。
引き出しと引き戸、そして家電の配置スペースなどその収納量に無駄がありません。
デザインと機能性を兼ね備えた食器棚になりました。余談ですが、今回の写真撮影は御縁があってプロのカメラマンのSさんにお願いしました。
色々な事情が重なって、大作の完成とタイミングが合ってよかった。やはり私が撮ったのとは全然違う。打ち合わせや調整を重ねた甲斐あって、お客様にも大変喜んで頂く事が出来ました。
末永くお使い頂けますように。お納め先 福岡県
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対馬、山と海
納品を終えた翌日、博多港からフェリーに乗った。
午前5時過ぎに対馬、厳原港に到着。
白嶽登山口へ向かいました。登りました。
巨石が多く歩いていて飽きない。
アドベンチャー的要素も少しありました。
恐かったのは、山頂。
上は自分で撮影。下はネット上の写真。
春にはミヤマキリシマも咲くらしい、原生林全体が天然記念物になっているとのこと。
お昼前には下山して、改めて対馬観光。
まず昼ごはん。魚が新鮮でおいしいのと、腹が減りすぎていてうまいのとの二乗で、涙が出る程美味かった。
その後、船志方面へ移動。紅葉の名所。
浅い川沿いにもみじが並木が何キロも続いた。
色的には一週間早かった感じですが、天気もよくて気持ちの良いドライブができた。
道中にはこんな看板も。
そのあとは、ヤマネコを飼っているの自然保護センターを少し見た後、
豊の砲台跡へ移動。
対馬の北端に位置し戦時中は本土防衛の最前線で「世界最大の砲台」とも言われていたらしい。
誰もいない砲台跡を一人歩くのは、登山よりこわかった。
一通り観光を終えた後、対馬第二の街比田勝へ向かいました。
この日は比田勝港で車中泊。一日目終わり。
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木工教室
木工教室。先週は私が他行していて全てお休みでした。
先々週、若しくはその前の教室風景。組手加工中。真剣みが指先から伝わります。
チェリー材、板接ぎ完了。登山口に到着しました、これから長い登山の始まりです。
掟破りのフラッシュ家具製作中。
ご自身でフラッシュ構造をとてもよく勉強していて、その熱意に負ける形での製作着手。
家具製作技能士の2級の講座もやりました。
泣きたくなる程難しいので、やる気のある方だけ参加の方針でやってます。
コーナーラック、角度切りが難しい。
鑿の研ぎ。
実は何より難しい。
裁縫箱完成。
家具を作るのに年齢や性別は関係ありませんが、作者は60代女性。時間は掛かりましたが、素敵な裁縫箱が出来ました。作っている最中もいつも楽しそうでした。
家具作りをベースとした木工は理論と実践が複雑に絡み合う世界で簡単ではありません。しかし、じっくりと取り組めば誰にでも家具は作れます。
弊工房の木工教室では、失敗を重ねながら少しづつ前進していく事をコンセプトとしています。興味のある方はどうぞご参加ください。↓
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日々
製作が続きます。
塗装を終えました。既に組み立てを終え、細部調整などに取り掛かっている。
素敵な食器棚が出来そうです。 -
木工教室
週末は木工教室でした。土曜午前と日曜午前・午後開催。
今週も多く来て頂いた。小さな踏み台、製作中。
殆どご指導する事もなく、自力で作る方が多くなってきた。
ブラックチェリー材で扉の框組に取り組んでいる。材が堅い分、難易度が上がります。
旋盤加工の丸脚を椅子の四方転びに入れる為の、モックアップ練習加工中。
既に作品に見えなくもない。
ステンドグラスをはめ込んだ小箱製作中。
本体は五枚組、蓋は留め。全て手加工。
学習机の天板板接ぎ中。
大き目の何かも完成間近。
完成間近に見えて、なかなか完成しないのが家具作り。
山登りと同じで、頂上に近くなってきたなぁと感じてきてからもう一山あったりします。
しかし、その分達成感もあります。達成感を得たくてブルブル震えている方は ↓
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日々
製作が続きます。
食器棚完成間近。 細部仕上げと塗装を残すのみとなりました。
今日から11月。
やる事は山の様にあるので、山を登る様に一歩ずつ進んでいこう。