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家具工房に捧ぐ
家具製作技能士
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家具製作技能士講座
週末は木工教室でした。
木曜に軽いぎっくり腰になってしまい金曜は急遽中止。
ガラスの腰と猫に噛まれて傷だらけの手で土日開催。教室の様子。
私の状態がどうであっても全く関係ないのが木工教室。
むしろいない方がいいのかもしれない・・・
と言うのは、まんざら本当かもしれませんが
日曜の午前は昨年10月から行っていた家具製作技能士講座(三級)全15回の最終回だった。↓
___________________________________________家具製作技能士講座〈三級〉最終回
期間にして4ヶ月、木工自体が完全に初めての方もいる中で
刃物の研ぎを中心に四種類の仕口加工を学んでもらった。この講座・試験の内容を解説すると、
・二方胴付きほぞ
・相欠き接ぎ
・包み片蟻型相欠き接ぎ
・木ネジ留め接ぎ
の四つの仕口を定められた手道具(ノミ・ノコ・カンナ・その他の墨付け道具)だけで制限時間内に製作するというものです。四つの仕口の中でも高難易度なのが、
この「包み片蟻型相欠き接ぎ」です。見てのとおり、これどうやって加工するねん感が漂うと同時に、その名前もややこしくて、ツツミカタアリガタアイカギツギ、ツツミカタアリガタアイカギツギ、ツツミカタアリガタアイカギツギと三回連続言える人はいません。
そんな名前も加工もややこしい事に真剣に取り組んだ結果。
何かを形作ると言う事と、技術を習得する事は別です。
機械やそれなりの道具を用い、方法を学べば誰でもそれなりの何かを形作る事は出来る。
しかし、限られた時間と道具だけで正確かつ頑丈な仕口を切削加工する為には刃物を研ぐ技術と一定量の加工練習が必要です。簡単ではありません。
八名の方が来週は試験です。 皆様、頑張って下さい。 -
木工教室
週末は木工教室です。
先週と先々週などの様子。鉋掛ける姿はまるで職人。
ご自分の為に作られたミニテーブル完成。
素敵です。
木製のこんなテーブルがなかなか売ってないんです。ハイスツールと踏み台も完成。
天板のなぐり加工が素敵です。こういった物も市場にありそうで意外と売っていません。
ブラックチェリーで作った作業台も完成。
天板に空いた穴にはミシンが納められます。世界中どこを探して売っていないと思います。
こちらもチェリーで作ったサイドテーブルも完成。
コの字型の形状に意味があって、ご自宅のソファー座面を上下から包む形になっています。
宇宙を探しても、同じものはないでしょう。ちなみに上記四点の作者は全員女性。ほんとーによく作ります。
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より高い技術習得を目指している方向けの、家具製作技能士講座も開催。
2級講座の様子。
研ぎもしっかりとやってもらっている。
木工教室のコンセプトは失敗しながら少しずつ成長していこ~ですが、
こちらの講座は試験を控えていて失敗が許されません。少しくらい許しって言いたくなりますが、これはこれで違う意味での達成感があると思います。
3級は来年2月に試験。2級は来年夏の試験に向けて猛烈に頑張っています。実は業務の都合で、12月の第一週をもって今年の木工教室は終了。再開は年明け1月下旬からとなります。一年間通ってくれた皆様、誠にありがとうございました。
*技能士講座の方は年末年始も行います。木工教室に興味のある方は↓
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木工教室と講座
週末は木工教室でした。
金、土、日開催しました。花台製作中。ノミ、ノコ、カンナなどの手道具を使った基礎加工の要素が全て盛り込まれた作品となります。 立体的な作品の第一号になるので完成時の喜びは一入。
ペーパーコードスツールも完成。
堅いウォールナット材に鉋を掛ける練習に重きを置いてます。あと、真っすぐに組み立てる事の重要性なども感じてもらっている。 ペーパーコード網の座編は楽しいばかりです。
上級者の方は、こんな椅子も製作。
貫通の通しほぞは手ノミで加工。座面の波型加工はこちらも手道具の外丸カンナで削りました。
何でもできます。
___________________________________土曜の午後は家具製作技能士(3級)講座の3回目だった。今年も定員ぴったしの8名でスタート。
日曜の午前は同講座の(2級)の初回でした。こちらは教室からの過去の3級合格者のうちから6名参加頂いた。
この講座は、国や県が主催する試験の受験を前提にしたものです。3級は年明けの試験を、2級は来年夏の試験を目標に進めています。受験へのモチベーションをエネルギーに手加工の基礎を改めて習得しています。
通常の教室とは異なり、加工クウォリティーと制限時間内での完成が求められるので大変ですが、その分達成感もあると思います。この講座と試験についてはいろいろと思うところがあるので、時間のある時にじっくりと書きたいと思ってます。私の方は今日から家具作りに戻ります。
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「家具製作技能士」技能検定3級講座
家具工房treehouseの木工教室ではR5年10月から家具製作技能士講座を開催します。
「家具製作技能士」とは中央職業能力開発協会が主催する技能検定試験(家具手加工3級)に合格することで与えられる称号・国家資格です。
試験の内容は与えられた課題作品を時間内に加工・製作する実技試験と、家具製作技術・木工全般の知識を問われる学科試験に分かれます。本講座では実技・学科試験それぞれの合格を目指します。R3年度・4年度の試験で本教室から計12名の方が実技・学科試験に合格しています。
本講座の具体的内容・費用等については下記ページをご覧ください。↓ -
木工教室
週末は木工教室でした、金曜と土曜開催。
ノミ研ぎます。
研いだノミで、ほぞ穴をあける。
丸ノミで木のお皿も作る。
鉋掛けます。
面取り鉋掛けます。
ノコで切ります。
五枚組手の練習。
裁縫箱も終盤。
座網の椅子もほぼ完成。
生徒さんから手作りのゴーヤとパプリカを頂いた。
野菜も手作り、完成したばかりの木の器も手作り。 手作りには味があります。
〈募集〉家具製作技能士講座10月開催 ↓
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アマチュアとプロ
木工教室の中でそれとは別に行っていた家具製作技能士講座(全16回)の最終回が日曜だった。今回の講座は参加者8名、40代~50代、全員男子という濃いメンバーだった。当初はどうなる事かと思っていたが、皆さんとても真剣かつ真摯に取り組んで頂き、結果的にはとてもやりがいのある講座となった。
最終回は若干時間調整的なとこもあったけど、学科試験の解説を1時間行った後「家具と木工、趣味として仕事として」というテーマで更に1時間程話させてもらった。本講座参加者の半分以上は家具製作や木工を本格的な趣味若しくは「業」して考えていたのがこの話をする動機だった。
40代、50代で家具作り木工を「業」として考えている方は多くて、決してそれを肯定も否定もしないのですが、先日話した内容をもう一度書きます。舌足らずなところもあったので。私がこの仕事を始めるきっかけとなった信州のアマチュア木工家・田渕義雄さんなど他2例を挙げて、時間や報酬に捉われず真摯に木工に取り組み、クリエーターとしてはプロを凌駕する作品作りに没頭するアマチュア木工家の姿勢を紹介。
次に私の事業としての家具製作に取り組む考え方などを説明すると同時に、時間や報酬に対する考え方などを説明。小規模な個人事業であってもそれは会社の縮図のような状態であって、またそうでなければならないという話をした。
一般的にプロとアマチュアの違いは作品のクウォリティーだと思われがちであるが、そうではない。最大の違いは時間と報酬に対する考え方である。先にも書いたようにアマチュアの中にはプロの作品を大きく凌駕する作家もいて、何故それが出来るかと言えば時間や報酬に捉われない妥協なき作品作りに打ち込めるからである。一方事業としての物作りは、時間と報酬に対する作業に妥協が許されない。
アマチュア作家の様なこだわりを持ちすぎる事が危険になる。危険になるかどうかは本人次第でこだわりたければこだわればよいかもしれないが、結果的には事業としては継続できなくなり、とても上質だけど価格転嫁できない売れない作品を作ってしまう。と言う事はもはや前述の報酬や時間に捉われないアマチュア木工家になっていく訳である。
とまぁ、自分でも書いていてよく解らなくなる様な内容の事をパワーポイントとプロジェクターなどを使って真剣に話してしまいました。 こちらの熱意も伝わったのか、話の後ではかなり突っ込んだ質問も浴びせられて楽しかったです。しかし綺麗ごとを言うと、プロとかアマチュアとか事業とか趣味とかそんなよく解らない将来の事をクドクド考えるより、今やりたい事に真剣に励む事が一番楽しいのではないかとも思います。
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木工教室11/5と6
週末は木工教室でした。
今週は金曜日お休み、土曜と日曜に2コマづつ開催。
鉋掛けます。
蟻加工中。
椅子組み立て中。
椅子座編中。
鉋、仕込み調整中。
そうみんな夢中。今週の完成品。
蟻組のかわいい整理箱完成。作者はみかん農園をされていて、みかんを作る手で整理箱も作りました。
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うってかわって日曜午前は家具製作技能士講座の6回目。
私を含め、男子ばかり9名。人間的にも講座内容的にもとても濃くて、真剣にやってます。
全く笑いはありませんが、それもよし。
____________________________________失敗も楽しみながら、楽しく木工をしたい方はどうぞご参加ください。↓
笑い無しの濃い~木工に取り組みたい方もどうぞご参加下さい。↓ (*今年の募集は終わりました)
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家具製作技能士の講座
週末は木工教室でした。
通常の木工教室に加え、土曜の午後は家具製作技能士の講座を行いました。去年に引き続き今年で2回目。今年も定員一杯の8名でスタート。今年は去年の反省も踏まえ、試験課題の練習に入る前に基礎の基礎からしっかりと説明・練習してもらおうと思っています。木工刃物や木工の基礎技術の説明は難しくて、一般的な講座のようにテキスト化したものを机上で理解してもらう事が難しい。
説明しながら実演し、それを失敗しながらも実践してもらうといプロセスを何度も繰り返すしかないと思っています。
参加者の皆さんはこの講座に様々な思いを寄せて参加してくれているのだと思うのですが、試験の合格はもとより、併せて木工の奥深さみたいなものをしっかりと伝えていければと思っています。ちなみに8名の参加者の顔ぶれは衝撃の全員男子。
いつも教室の写真は沢山撮るのですが、今週はこれ一枚。
正確には数枚撮ったのですが、工業高校の男子クラスみたいになっていたのでUPしてません😿。 -
木工教室と講座
週末は木工教室でした。
今週も沢山来て来ていただき、定員オーバーの時間帯もあった。体験コース、バターナイフと菜箸作り。
実用です、すぐ使ってください。
体験コース、木の器作りです。
こちらも実用です。みかんやおせんべいを入れて下さい。
カレーもいけなくはありませんが、あえてしなくてもよいです。こちらも実用です。
完成したら、思いっきり座ってください。
教室の風景。
鉋掛け
こちらも鉋掛け
こちらはノミでホゾ穴堀り。
福岡市から来ているT君はプロの家具職人ですが、主に鉋の練習をやっています。
鉋は理論と実践が絡むので、独学ではなかなか難しいです。しかし理論の部分だけでもある程度把握している人は教えても呑み込みが早い。
下端定規で鉋台を確認中。 師匠は寝ている。
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変わって、土曜日の午後は「家具製作技能士講座」の第12回目。
最後の模擬試験を行いました。
参加されて方全員が課題をクリアできました。
お疲れさまでした。
もうすぐ本試験です。頑張ってください。
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木工教室11/12~14
週末は木工教室でした。
今週も多くの方に来ていただきました。体験コース「小椅子作り」で作りました。 一人一脚×3人。
木の器も完成。
個性的な木材にあたりました。木の肌目とノミの堀跡が斬新。
素晴らしい。座編みの腰掛は編むのが楽しい。
土曜日の午後は「家具製作技能士講座」の第10回目でした。
講座の開始前には鑿や鉋の刃物を研ぎます。
刃物を研いでいると時間を忘れ、思わず没頭します。
しかし研ぎは、素早く綺麗に加工を施す為の手段であって、あまり時間が掛かってもよくありません。
研ぎと加工の関係性というか、葛藤みたいなものはプロになってもずーとあって、研ぎばかりもやってられないし、
かといって切れない刃物で加工する訳にもいかずやはり研ぐのですが、あ~木工って忙しいなぁと感じてきたら、気持ちの上では少し上達しているのかもしれません。よく解らない説明になってしまいましたが、言葉では表現できないところに真髄や本当の技術的なものがあって
簡単な説明や動画などで理解できるものは、それだけの事なのだと思います。鉋の台直し中。 こちらもまた関門トンネルの様に奥が深いです。
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木工教室や講座
週末は木工教室でした、今週も沢山来ていただいたのですが写真を撮る暇がなくて先週の写真。
今週もありがとうございました。
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木工教室10/15~17
週末は木工教室でした。
今週は時計を作る人が多かった。
時計作りは、文字を焼き書いて
針も自分で作ります。そして組み立てて
完成。 世界に一つだけ時計が出来ました。
その他には、椅子作り。
塗装を終え、次回から座編みます。
木の器も出来ました。
チェリーの木目が綺麗。
土曜の午後は「家具製作技能士講座」6回目。
まだまだ覚えてもらわないといけない事が沢山あって、こちらは教える方も教わる方も真剣です。
皆さん頑張りましょう。