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家具工房に捧ぐ
オーダー家具
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食器棚
食器棚を製作、お納めしました。
幅2.3M×奥行45cm×高さ180cm 素材はブラックチェリーの無垢材と突板です。
製作風景
お客様宅へお納めに参りました。
午後から取り掛かり、夕方に設置を終えた。 転倒防止で壁に固定、コンセント露出位置なども丁度良く納まった。
今回の食器棚はお客さんの意向が随所に盛り込まれていて
引き戸の建具はガラス部を少なく、木部が大半を占めるデザインになりました。
ブラックチェリーの木目がさりげなく際立つ。また、その引き戸取っ手は細い棒状デザイン。
小引き出しのつまみにワンポイント。
引き出しと引き戸、そして家電の配置スペースなどその収納量に無駄がありません。
デザインと機能性を兼ね備えた食器棚になりました。余談ですが、今回の写真撮影は御縁があってプロのカメラマンのSさんにお願いしました。
色々な事情が重なって、大作の完成とタイミングが合ってよかった。やはり私が撮ったのとは全然違う。打ち合わせや調整を重ねた甲斐あって、お客様にも大変喜んで頂く事が出来ました。
末永くお使い頂けますように。お納め先 福岡県
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日々
製作が続きます。
塗装を終えました。既に組み立てを終え、細部調整などに取り掛かっている。
素敵な食器棚が出来そうです。 -
コレクションケース型テレビボード
先月から作っていたテレビボードを製作、お納めしました。素材はブラックチェリー。
幅2M×奥行40cm×高さ50cmのテレビボードを横に2台並べジョイントいるので、横幅は4M。
更にこの長さ4Mのテレビボードがもう一組。計8メートルのテレビボード。
天板上にある棒状のものは、コレクション展示用のストッパーとして利用されます。
ガラス引き戸内部にもこれと同様のストッパーが付いていて、コレクションが並べられる予定。
ご自宅が工事途上で設置時の写真は撮れませんでしたが、お客様宅ではこれをL字に配置される予定。
末永くお使い頂けますように。 -
工房のみじかーい歴史
お盆なので、じっくりとブログ。 ながいじょ~
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今年、梅雨入り前の工房。
手作りの工房も一番古いところで築14年。庭も自分で作ったのですが勾配や水はけが悪く、地中に埋めた枕木の劣化などもあって、大規模工事を決意。
全て業者に任せました。
ビフォー
工事開始。 好きにやってくださいって頼んだら、好きにやってました。
大木はいつ抜いた? あっという間にここまで。
アフター。 さすがプロ。
木々は根こそぎ抜き取られ、奇麗なコンクリートの轍が出来ました。
土部分には新たに少しず緑を植えよう・・・ちなみにこの庭にも短い歴史があって、一番良い時の写真。7年位前 ↓
春にはピエールドロンサールが咲き誇り、通りがかりの人にバラが素敵ですねと声を掛けられる程だった。ターシャテューダもびっくり!
10数年に渡る庭の変化を書こうと思っていたのですが写真を掘り起こしていたら、いろいろと出てきたので工房の変遷と併せて私の黒歴史もご紹介。
平成21年くらい。基礎は業者に頼んで、建物はツーバイフォーで自ら建築。屋根の勾配を取り過ぎて屋根張りが大変だったのを覚えている。と言うか当時はありえないエネルギーだった。
この建物に自ら作った家具を展示販売しながら、オーダー品の受注を受けるというのが当時の事業戦略。
作り続ける日々。
これはこれでよかった。
展示品もそこそこに売れてオーダーもそこそこ受注がありましたが、鳴かず飛ばずで7年くらい。
50歳を区切りに教室業を始めようと以前から考えていて・・・決意の平成30年春
事務スペースと小さなショールーム兼、休憩室を増築。
これも一人で建てた。
旧ショールームの展示品をほぼ処分し作業台を作り、
同年秋から木工教室開催。最初は生徒さんもまばらだったが、
次第に集まりました。
増築の休憩室は生徒さん方の出会いの場にもなっている。作ってよかった。
以前はショールームだったが、今は木工教室。
オーダー家具の方は今年で14年目。まだまだ成長できると思うし、そうでありたい。受注からお納めまでかなりお待ちいただく事も多くなりましたが。お客さんとの出会いも喜びであります。
教室の方はこの秋で6年目。開始当初は指導方針も定まらず、今考えるとかなり適当な教え方をしていたと思います、反省。にも関わらず開講当初からの生徒さんも今だに来てくれていて嬉しい。教室業もいろんな方と出会える喜びがあります、ありがとうございます。当時はこんな犬もいました。
久しぶりに出て生きたのに、そんな言い方ないだろ~ 絵も雑。
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本棚
本棚を製作、お納めしました。
幅110cm×高さ210cm×奥行30cm 素材はブラックチェリーの無垢材と突板です。
ご新築のマンションにお納めさせて頂いた。室内コンセント生かす構造はオーダー家具ならでは。
実用で永くご使用頂ける事と思います。 お納め先 福岡市
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テレビボード
テレビボードを製作、お納めしました。
幅120cm×奥行42cm×高さ42cm 素材はブラックチェリーの無垢材と突板です。
製作にあたってお客様のご要望は、デッキなどの機器類は一切無いので配線孔無し。内部は雑貨などの収納庫として使えるようにというものでした。
大変シンプルなテレビボードとなりました。
ただこの様なシンプルなデザインでチェリーなどの良材を使用した家具が市場には意外と無いのです。家具をお納めした時に、まるでずーっとそこにあったかの様に収まった時、この仕事は良かったと思います。 お客様にも大変喜んで頂きました、ありがとうございました。
お納め先 ご近所
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オーダーメイド家具
家具工房treehouseでは、一般家具店や工務店では作れないオーダー家具や特注家具の製作を行っています。打合せ時から作り手が直接お話を伺う事で、お客様の思いを忠実に形作る事を得意としています。
〈イメージ・プランをお伝えください〉
おおよそのイメージやプランをお伝えください。口頭でも構いませんし、手書きの絵などでご説明頂いても構いません。お伝え頂いた内容をもとに、図とお見積り価格をご提示致します。お見積りは無料です。 -
チェリーの壁面収納
先月から作っていたチェリーの壁面収納が出来た。
工房で組み立て、完成。
したものを再度バラし車に載せて、納品へ向かいました。
大型の家具は、最後に設置という大仕事がある。
頂上はすぐそこに見えているけど、現場仕事は何があるかはわからず緊張感があります。お客様宅へ向かいました。
午前中にここまで、順調に進んだ。
午後からはフィラーの取付、本体と建物壁間を隙間なく埋めます。
全ての作業を終え、午後3時頃設置完了。
お客様のご要望で、圧迫感が出ない様に裏板は無しで製作。壁の有効奥行30cm内に収めるという課題もあっての製作でした。
素材はブラックチェリーの突板と無垢材。
これから少しづつ時間をかけて、濃いブラウン色への変わっていきます。
中央にテレビが鎮座すれば、リビングのよき脇役として活躍してくれる事と思います。末永くお使い頂けますように。 お納め先 福岡県
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キッチン調理台
キッチンに据える調理台を製作、お納めしました。
素材はブラックチェリー。本体は突板、天板は無垢材で誂えました。
流し台側には食器や調理器具を納める、大小引き出しと幅広の可動棚3段。
リビング側はカウンター形状になっていて表と裏、そして調理作業を行う天板面と全て有効に使える構造。
寸法やデザインは全てお客様からのご提案でした。
引き出し型の食器棚は奥の物まで出し入れし易いのがよいです。
こんな写真が撮りたかった。
これからここで沢山の美味しいお料理が作られると思うと嬉しい。
末永くお使い下さい。 お納め先 福岡県 -
旅で納品
フェリーや高速道路を乗り継いで三重までお納めに参りました。
ご依頼頂いたのは、ダイニングテーブルと椅子一脚。製作時の様子。
テーブルの天板の様な、広い面を効率よく仕上げ加工するためには鉋が必要です。
この道具が最も威力を発揮する状況。奇麗に仕上がった。
脚部と組み立て、椅子と合わせ完成。
三重のMさん宅へお納めに参りました。
明るさの宿ったお家でした。
納品もお手伝い頂きありがとうございました。
末永くお使い頂けますように。お納め先 三重県桑名市
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チェリーのダイニングテーブル
ダイニングテーブルを製作、お納めしました。
素材はブラックチェリー。加工直後は色浅く、淡いピンク色をしていますが経年とともに濃いブラウン色へ変化も楽しめます。
納品当日撮影を忘れてしまい、後日お客様より写真を送って頂いた写真。
昼と夜と、自然光か照明かで写真の印象は大きく変わりますが、どちらもよい。木目の生きたシンプルなチェリーのダイニングテーブル。使えば使うほど味がでる無垢材の質感を楽しんで頂ければと思います。末永くお使い下さい。 お納め先 福岡県
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三枚剥ぎのセンターテーブル
センターテーブルを製作、お納めしました。
リビングの中央、ソファー前などに配置するセンターテーブルです。
ブラックチェリーの無垢材と突板で誂えました。天板はブラックチェリーの無垢。
一枚板ではありません、三枚の板を接合しています、三枚剥ぎといいます。
一般に一枚板がよいものといった誤解があると思うのですが、例えばこのテーブルの天板(幅55cm)を一枚板で作ろうと思ったら、直径60cm以上の大木から切り出す事になるのですが、そんな大木なかなかありませんし、あったとしてもその大木を目の当たりにした時、ぶった切ってテーブルにしたいと思うだろうか?と思う。
直径60cm以上の大木には大量の枝葉が生い茂りその大きな木陰の下には苔が生え、そこに寄生する植物や虫など、ちょっとした生態系を育んでいるのだと思うのですが、そこまで想像力を働かした時にそれでも一枚板のテーブルが欲しいと思うだろうか。と思う。一般的に家具用の木材は、北米を産地とした広葉樹が中心となります。
こんな感じで概ね幅15cm~25cmくらいの木材が多い。幅25cmだって結構な大木です。
話が大きくそれましたが、アメリカの林業の方が時間をかけて育て伐採して運ばれてきた貴重な材料を有効に使って作りました。今回はお客様デザイン。シンプルな形状がブラックチェリーの質感を高める素敵な一品となりました。
末永くお使い頂けますように。