ブログ

家具工房に捧ぐ

2020年02月

  • 花粉症

    花粉症歴は既に15年くらいになるのですが、発症当初に比べるとかなり楽になった。最もひどかったのは発症から2、3年で、くしゃみや目の痒みはもとより微熱や腹痛、倦怠感などあって普通の生活が危ぶまれる程ひどい時期もありました。に比べると、今はくしゃみや目の痒みはあるものの、日常生活や仕事に支障をきたす事は殆どなくなった。若いころと食生活も少し変わり、体内で何らかの変化が起きているのでしょうか。あと、花粉症の時期になると顔面にシワが増えて5歳くらい老けて見える。まぁアイドルではないのでどうでもよいのですが。
    しかし、機械を多用する職業木工をやっていると、いつも膨大な量の粉塵の中に身を置いているような状態で、いづれにしてもくしゃみがとまりません。なのでこの時期は花粉と木工粉塵にまみれなくてはならず、一日中くしゃみをしています。

    大変だな。

  • 山登り 九重

    九重へ山登りに行きました。

    午前7時、長者原の登山口。 一人なので寂しい・・・

    少し歩き始めると動物の足跡。

    この後も動物の足跡がとても多く、近年九重はイノシシが増えているという話を聞いていたので、もし対峙してしまったらストックで応戦、若しくは真剣に犬の物まねをして動揺させるという2プランを用意しておきました。

    ガシガシと歩きます。

    天気がよかった。けど一人なので寂しいじょ~

    三俣山は霧氷に覆われていました。

    綺麗な霧氷でしたが、少し雪が付きすぎてぼってりとしていた。

    霧氷をバックに記念自撮り。
    ブログの写真が怖いとか笑った方がいいとか言われますが、

    山の中で一人で笑っている方が怖い。
    と言うか、努力して微妙に笑っている。

    その後、すがもりの避難小屋から

    硫黄山横の谷を通って歩きました。

    この谷の荒涼とした感じがとても好きなのですが、反面とても寂しい・・・

    九重山の方へ進む。このあたりから人が多かった。

    暖冬の影響で凍ってないだろうと思われた御池は予想に反しギシギシに凍っていました。

    ちなみに去年は凍り方が甘く、落水者が続出したという事前情報を持ちながら左足半分を落水させた私です。昨年の経験上、リンクの中央まで行っている人が心配。

    とにかくこの日は天気が良くて、九重山山頂からくっきりと阿蘇が見渡せた。

    午後からは暑い程で、雪やけしながら帰路につきました。

  • デスク、シンク下収納

    昨年末、打ち合わせ時。
    シンクの下側に位置するこの空間を利用した収納をとのご要望でした。

    作り付けの家具を作っていると、高さや幅、奥行きなどどこかにミリ単位の寸法的制限を受ける事があるのですが、逆にどこか一ヵ所くらいは空間的余裕があって寸法制限を受けない部分があったりします。これを〈逃がし〉などと言います。
    しかし、今回は縦・横・高さ全てに寸法的制限があり逃がしがありません。なので採寸時から製作に至るまでかなり緊張して取り組まさせてもらいました。

    と苦労話と前置きが長くなりましたが、製作できましたのでお納めに参りました。

    素材はブラックチェリーの柾目。

    シンク収納の対角に奥行40cmのリビングデスクを設置。

    収納とデスクで隠れた部分には計3か所のコンセント類があり

    全てこのような開口。

    対応しました。

    隙間なく納める事で、まるで昔からそこにあったかの様な佇まいとなります。

    お部屋のスペースを減らす事なく、収納とデスクを設置できました。

    PPモブラー、ウェグナーデザインの椅子との相性もよい様です。

    よき脇役になれそうです、末永くお使い頂けますように。

  • 木工教室 2/14~15

    木工教室でした。 
    土曜日の午前中は女子が6名、男子が1名というレディースデイでしたがバレンタインのチョコレートはひとつも頂けませんでした。しかし休憩時に私がテーブルの上に置いていたチョコは殆ど無くなっていた(涙)。

    写真は体験コースへ参加の方の作品。 2時間で作ります。

    木工教室といえば小物作りも充実しておかなければならないのですが、私がこの小物作りが苦手というか全くセンスがなくて・・・

    年明けから参加のスタッフのよーちゃんが精力的に小物作りに励んでくれている。

    生徒さんの作品、時計。

    時計の文字はトレース後、電熱ペンで焦がし書いています。葉っぱ状の時計針は生徒さんのデザイン。感じがよいので今後パクらして欲しい旨要望したところ、著作権使用料を要求されております。
    下の絵は現時点では普通の豚さんですが、将来的に芸術的価値が発生する可能性があります。

    器を掘ります。

    一年ぶりに掘っているのですが、細かいところはあまり覚えていません。しかし大筋は体が覚えていて、ポイントを説明すると「あ~あ~」ってどんどん進みます。

    センターテーブル。

    自由製作としては、かなり難しい仕様に取り組んでいます。カンナの調整も慎重に着々と進んでいます。

    隅つけ。

    やはり全ての基本はここから。

    整理箱。

    引き出しのある箱ものは本体との兼ね合いを考慮して作らなければなりません。
    家具作りは「箱にはじまり箱に終わる」と言われるほど、矩の出た箱を淡々と作るところに神髄があります。

    2月とは思えない暖かさが続きます。

    このまま春になるのでしょうか。

  • 日々

    先月から作っている作り付けの家具。

    建物との兼ね合いが多く、慎重に作っています。

    スタッフ・トラですが

    最近は完全にダレてしまって、起きているのか寝ているのかすらわかりません。

    就業後は私と一緒に自宅に帰るのですが、

    連日の激務に耐えきれず、もうお嫁に行きたいと言っていました。全然働いていないのに。そして男なのに・・・

  • オーダー家具

    treehouseは市販品にない仕様・サイズの家具をオーダーメイドで製作する家具工房です。

    新築や増改築その他、一般家具店や工務店では対応できない仕様の家具をお求めの場合はどうぞ御連絡ください。ご相談お見積りは無料です。

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  • 木工教室 1/31~2/2

    先週末の木工教室から。

    器を掘り、無心になるひと。

    カメラを向けると、ノミの握り方がわざとらしくなってしまいました。

    器完成。丸のみ一本で作ります。ほんとよく作ります。

    スプーンを一気に作りました。 そのボリューム感以上に製作に時間が掛かります。

    小さなお子様の為に子供椅子を作っている。

    椅子はすぐに小さくなってしまうのですが、その思い出は椅子とともに生涯心に残る。 

    一枚の板から時計3個を作ります。

    木材の耳の部分は残すという斬新な試み。手作り感が伝わります。

    ご家族用のプレゼントとして作られました。

    木工教室では、基本的な家具木工のカリキュラムをこなしながら、カリキュラムの合間に上の作品の様な短期間で完成できる作品作りも行っています。

  • プロ

    先日、異業種の職人の方の作業風景を見る機会があった。見ていても分からない事が多く、単純に凄いなと思いました。その旨をご本人に伝えると、技術的にはまだ下積みの段階であると大変謙遜されました。もの作りをやっているといくら上手になっても自分の作ったものに完全に自信が持てないようなところは私もあります。また、そうでないといけないのかもしれません。
    ただ、プロとして事業としてもの作りをやっていく上で、自分自身が完全に納得のいく作品を作る事ができたとしても、採算を見込めなければ趣味で作っているのと同じと言う事になりかねません。限られた時間の中で作品を作り報酬を得ると言う事業として当たり前の事を遂行しようとした時に、もの作りは完全に仕事となり、一定のクウォリティーが確保できれば作品としての完成度に妥協を強いられるの当然の事だと思います。 総合的に商売として成立させているところに本当の意味での仕事の難しさや喜びがあると思います。
    逆に、自称プロの作家さんの中にはその作品性を極めようとするがあまり、商品として値がつけられない物を作り続けている芸術家肌の方も少なくない様に思います。
    冒頭に書いた職人さんはその事業性がとても高く、何よりも全てにおいて一生懸命されている姿がとても好感を持って見る事ができました。

  • 研ぎと時間

    木工教室に参加されている生徒さん方から、木工の刃物についてより深く取り組んでみたいとの希望を伺います。上手い下手は別として、ある程度木工作業を継続してやっていると、刃物の切れ味や刃物そのものに少しずつ興味が転じていくのは自然な事だと思います。しかし「研ぎ一生」という言葉があるくらい刃物を研いでうまく使えるようになるにはある程度時間が掛かります。私自身も最近やっと刃物が使えてきたかなと感じていて、これについてはまだまだ修行中の身だと思っています。

    木工や物作りはその殆どの技術が原理原則に従っています。刃物についてもそうで、原理原則を理解し練習を重ねれば誰にでもできる事なのですが、なかなかうまくいかない理由のひとつとして、シンプルな構造のもの程、その原理原則を理解するのが難しいといった理由があると思います。刃物の切れ味や研ぎの感覚は図面や寸法で確認する事ができません。しかし、必ず原理原則に従って何らかの変化が起きています。それを図面や寸法で確認するのではなく、削った時の感覚や研いだ時の感触、また軽微な変化を見落とさず肉眼で認識できる様になる事はとても時間の掛かる事です。一朝一夕にはいかないのですが、それも含めて木工を楽しんで貰えればよいと思うのでうが、何よりも大切なのは時間の掛かる技術習得だけに謙虚な気持ちで取り組む事かと思います。

    顔面マッサージを受けるスタッフ・トラ。研ぎは未だに習得できていません。