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家具工房に捧ぐ
2024年12月
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木工教室
週末は木工教室でした。
通常の木工教室の様子。基礎的な練習をしたり、難易度の高い物を作ったりいろいろです。
出来るだけ手道具で作る事を教室のコンセプトとしています。土曜と日曜の午前は上級者、若しくは鉋をこよなく愛し止まない方向けの「鉋講座」を開催。全5回のの5回目。
ある程度経験のある方を中心に受講してもらいましたが、堅く逆目の出やすいホワイトアッシュやレッドオークなどの硬材を削ってもらいました。逆目を出さずに削れる方も出てきた。原理原則に忠実に、しかしあまり教科書的になり過ぎない様、私自身の言葉で伝えられる事は伝えられたと思います。木工の中でも特に難しのが鉋ですが、教える側と教わる側のやりとりや謙虚さが根底にあれば、多くの時間を使わずとも伝わるべき事は伝わります。
鉋が使える様になったら、その技術を作品作りにどんどん生かしてほしい。
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衝撃の瞬間
この猫が工房に初めて来たのが去年の今頃だった。
当時は普通に工房の中に入ってきていたけど、何度か確保を試みたりしているうちに警戒されてどうにもなつかない。
食事を与えるとよく食べるのですが、近づくと逃げる。
あまりになつかないので、逆にだんだん憎たらしくなってきて小石を投げたり、夏には散水ホースで水をかけたりしていたら、よりなつかなくなってしまいました。しかし最近、あまり構わずにいたら少し距離を縮められる様になった。
おいで~、おじさんは本当はいい人なんだよ~
すると、
ついにこの日が来たました。 ヒトとそれ以外の生き物の心が通じ合ったE・T的な瞬間です。
決して人差し指にニャンチュール(鰹味)を塗っていた訳ではありません。あります。