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家具工房に捧ぐ

木工教室

  • 木工教室12/16~18

    週末は木工教室でした。
    今週も三日間多く方に来て頂いた。

    作業風景や完成品など。

    キッチンスツールも完成。
    ノミ、ノコ、カンナ、全て手道具で作りました。

    座面の凹凸加工は外丸カンナで仕上げた。

    脚のホゾ部には通しホゾを模した埋め木加工も行いました。 

    決して加工を間違ってノミが貫通した穴を塞いだ訳ではありません。あります。
    失敗をデザインにしてしまうのも木工教室ならでは。

    脚部が少し傾いていますが、木工ではこのような形状を「転び」といって加工難易度が上がります。年々このような高難度の作品を作る生徒さんが増える事が喜びでもあります。教室も少しづつ成長しています。

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    〈トラへ花束〉
     教室の生徒さんからあの世へ旅立ったトラへ、

    この様な花束まで頂きました。花は美しいのに涙が止まりません、ありがとうございます。
    トラへメッセージも

    本当にありがとうございます。

    只、トラの名前は多分カタカナで「トラ」若しくはひらがなで「とら」だと思います。
    この事を天国のトラに伝えたら・・・

    オレは渥美清じゃないぞ~って言ってました。

    更に

    あの世へ行ってもブログのネタに使うんだな~とも言ってました。

  • トラが逝った

    このところ散歩もおぼつかなかったトラが、金曜日くらいから食事もほとんど摂らなくなり土曜はとうとう水も飲まなくなった。日曜の朝起きるとリビングで眠るように死んでいました。15歳だった。

    先週最後に工房で撮った写真。

    この柴犬は起業前から飼っていて、この仕事を始めてから毎日工房に連れてきていて

    こんな感じでいつも近くに居ました。実際妻より近くに居る時間が長かった。

    小さい頃の写真を探したけどあまりなくて、

    多分3歳くらいだと思うのですが、とにかくやんちゃでいつもかまってくれとお尻を上げてワンワン吠えている写真。

    同じく3歳くらい、親に手を上げる悪いトラ。

    山登りにもよく連れて行って

    福智山に登った時の写真、多分7歳くらい。

    猟師岳に登ったのは2年ぐらい前、まだ元気だった。

    仕事も良く手伝ってくれて

    工房建築も一緒にやった

    その他、材木の搬入や

    外構工事の土方作業に励む様子

    疲れきって眠るトラ。

    まぁ実際は只そこにいるだけなのですが、

    本当に一人だけで働くのと、ただ居るだけの犬の存在がそこにあるのとでは多分全然違っていて、いろんな意味で助けられる事が多かった。

    このブログを書くために昔の写真を掘り出していたら、トラの事とその当時の事を一緒に思い出して涙が止まらなくなりました。

    当面は一人ですが、またいつか元気のいい雄の柴犬を飼いたい、そしてまたトラと名付けたい。

    ありがとうトラ。