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家具工房に捧ぐ
2021年11月
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木工教室と講座
週末は木工教室でした。
今週も沢山来て来ていただき、定員オーバーの時間帯もあった。体験コース、バターナイフと菜箸作り。
実用です、すぐ使ってください。
体験コース、木の器作りです。
こちらも実用です。みかんやおせんべいを入れて下さい。
カレーもいけなくはありませんが、あえてしなくてもよいです。こちらも実用です。
完成したら、思いっきり座ってください。
教室の風景。
鉋掛け
こちらも鉋掛け
こちらはノミでホゾ穴堀り。
福岡市から来ているT君はプロの家具職人ですが、主に鉋の練習をやっています。
鉋は理論と実践が絡むので、独学ではなかなか難しいです。しかし理論の部分だけでもある程度把握している人は教えても呑み込みが早い。
下端定規で鉋台を確認中。 師匠は寝ている。
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変わって、土曜日の午後は「家具製作技能士講座」の第12回目。
最後の模擬試験を行いました。
参加されて方全員が課題をクリアできました。
お疲れさまでした。
もうすぐ本試験です。頑張ってください。
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食器棚
食器棚を製作、お納めしました。
幅90cm×高さ120cm×奥行41cm
大きな食器棚ではありませんが、シンプルな形状で収納力が多い。
更に天板には耐熱素材を用いています。末永くお使い頂けますように。 お納め先 福岡県
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まだまだ秋
製作が続きます。
先週に続きオークの小テーブル。鉋が切れていると気持ちがいい。
秋は気温と湿度、木工に最も適した季節です。
週に数回近所の丘のある公園をトレランするのが小さな趣味なのですが、
ぽつぽつと赤の混じる紅葉がとても綺麗で、撮影してしまいました。
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順目のテーブル
古いテーブルをお預かりしました。
かなり年季が入っていたのですが、またbeforeの写真を撮り忘れてしまった。
写真は天板をカット後、機械カンナにかけて綺麗になった後の写真。この後、新規に脚部を製作。
天板に鉋をかけた。
技術的な話になりますが、天板はホワイトオークの集成材。この集成材の一本一本が全て順目方向に揃えられてあった。この作業は機械にはできません。何十年も前、誰かが集成される前の木材一本一本の順目方向を目視で確認して並べてくれている訳です。 数十年後にリペアされる事は想定していなかったと思うのですが、鉋を掛けるうえでとてもとても助かりました。
と、綺麗に鉋掛けを終え、この後組み立て~オイル塗装を経て完成。
後日納品致しました。 更に末永くお使い頂ける事と思います。 お納め先 福岡県
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日々
製作が続きます。
教室のない月曜から木曜はオーダーの家具を作りに作っている。箱物家具は3台同時製作。
これを金曜までにそこそこ片付けて、週末は同じ場所で木工教室を開催する。
と言う事をずーっとやっているのですが、気が付くと集塵袋がパンパンになっていたり、
集塵袋の上でスタッフが熟睡していたりして
忙しいのか、のんびりしているのかわかりません。 -
英彦山へ
紅葉の英彦山へ
よく色づいていました。
北岳からの眺め、写真に色は出ていませんが、麓に向けてとても綺麗でした。
高住神社周辺は最盛期。を少し過ぎたくらい。
どこまでも紅葉。
イチョウも散ります。もう11月も半ば過ぎかぁ。
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木工教室11/12~14
週末は木工教室でした。
今週も多くの方に来ていただきました。体験コース「小椅子作り」で作りました。 一人一脚×3人。
木の器も完成。
個性的な木材にあたりました。木の肌目とノミの堀跡が斬新。
素晴らしい。座編みの腰掛は編むのが楽しい。
土曜日の午後は「家具製作技能士講座」の第10回目でした。
講座の開始前には鑿や鉋の刃物を研ぎます。
刃物を研いでいると時間を忘れ、思わず没頭します。
しかし研ぎは、素早く綺麗に加工を施す為の手段であって、あまり時間が掛かってもよくありません。
研ぎと加工の関係性というか、葛藤みたいなものはプロになってもずーとあって、研ぎばかりもやってられないし、
かといって切れない刃物で加工する訳にもいかずやはり研ぐのですが、あ~木工って忙しいなぁと感じてきたら、気持ちの上では少し上達しているのかもしれません。よく解らない説明になってしまいましたが、言葉では表現できないところに真髄や本当の技術的なものがあって
簡単な説明や動画などで理解できるものは、それだけの事なのだと思います。鉋の台直し中。 こちらもまた関門トンネルの様に奥が深いです。
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ワークデスク
ワークデスクを製作、お納めしました。
幅2.6M×奥行40cm×高さ72cm
壁~壁間にピッタリと納めました。
テーブルトップ両サイドにはACコンセントとUSB内臓。
お仕事用また、ご家族の勉強机としてご使用されるそうです。
末永くお使い頂けますように。 お納め先 福岡市
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あのねと言わないで
木工教室で生徒さんが使う木工用の手道具を兵庫県三木市の問屋から購入しています。問屋への注文はメールまたはFAXを使うのですが、電話で補足説明や納期を伺う事もしばしば。問屋の担当のお姉さんですが、電話口で開口一番必ず「あのね~」と発する。この「あのね~」が私にはとても辛くて、あのね~が出た瞬間それまでの注文内容や伝えるべき要点を忘れてしまう程、衝撃的な言葉として受け止めてしまうのは私だけでしょうか?一般的にあのね~は親しい関係もしくは目上から発する言葉だと認識しているのですが、特に商売上の関係において客に発する言葉としてはどうなのだろう?
この問屋には九州全域を担当している営業の男性社員A君がいるのですが、昨日久しぶりにこのA君来房。
見た目年齢はどう見ても私より一回り以上若く、営業だけあって商品の事また現在の業界事情など分かりやすくよく喋ります。しかし、このA君も会話の途中にところどころ「あのね~」を入れてくる。電話越しに聞くあのね~は左フックくらいの衝撃なのですが、面前で年若い男子から直接放たれる「あのね~」は右ストレートです。反射的に防御反応を取りたくなり、思わず胸ぐらを掴もうかと北九州男子の血が騒ぐ事はないのですが、おそらくこちらが考えているニュアンスとは違う感じで発しているのだと思います。
兵庫や三木地方の方がいましたら、その地方でのあのね~のニュアンスを教えてください。いつも、素晴らしい道具をありがとうございます。
あのね~
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木工教室や講座
週末は木工教室でした、今週も沢山来ていただいたのですが写真を撮る暇がなくて先週の写真。
今週もありがとうございました。
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SHOWROOM.
ショールーム兼、教室時の休憩室兼、マイオフィス。
これぞ木のぬくもり。
昔作った学習机が屋根裏に眠っていたので、リメイクしました。
温いなぁ~
まるでセンスの良い家具屋さんのようですね。