ブログ

家具工房に捧ぐ

日記

  • 教室など

    週末は木工教室でした。

    時計の文字を焼き付けています、いや焼き書いています。いや、厳密には事前にトレースした文字を電熱ペンで、なぞり焦がしています。厳密に説明せんでいいがなぁ。

    こちらはテーブル脚の墨付け。墨付けと言いますが、墨は使いません。シラガキという刃物で正確なラインを記します。

    針に糸を通す様な作業の多い木工ですが、それ故完成時の感慨はひとしおではないでしょうか。 数名の方がオリジナル作品の製作に取り掛かっています。サポートしながら完成の日を楽しみにしています。

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    連日寒いのですが、このぐらいの気候が犬とっては丁度良いのかよく歩きます。  

    散歩の途中でSちゃんに会うのが楽しみ。

    しかし金網越しの恋。実る事はありません。

  • 最近の衝撃

    歯痛で歯医者へ行きました、10年ぶりくらい。
    数年前に工房近くにできた歯医者さんがお客さんも多い様なのでそこへ。先生、スタッフともに若く、また設備機器がとても進んでいて内視鏡カメラで口の中をバシャバシャと撮影した後モニターに映し出し、レントゲン写真と併用する形で私の口腔内状況をとてもわかり易く解説してくれました。担当の女医先生はとてもハキハキとした口調で明確に解説してくれるのですが、先生曰く今回私が痛みを訴えている歯は単純な虫歯で問題なく治療できるとの事。それよりもその一本前にある歯の状態が極めて悪く抜歯しなければならない事をハキハキと笑顔で伝えられました。一瞬まだ乳歯があったかな?と思いましたが私は51歳。永久歯って言うから永久にあるものだと思っていたのに・・・。というか、人間はいつか死ぬのに永久歯って言う表現自体おかしいじゃないか。などと突然の宣告に動揺しながらも女医先生に対し抜かない選択はないのかを聞いてみると、抜かないでいると他の歯まで抜かないといけなくなる旨をとても丁寧に私が納得いくまで説明してくれました。いや、納得はいっていないのですが受け入れざるを得ない状況。思い起こせば10年ほど前、別の歯医者で治療していたのですが、そこの治療方針は痛くなければいいんでしょって感じでバンバン神経をとってしまう方法で、おかげでここ10年は歯痛に見舞われる事はほとんどなかったのですが、神経がない分歯には凄く負担がかかっていたようです。診察後たまたま工房に来ていた口腔ケアが趣味の姉(57歳)に「俺は今回永久歯を抜くことになった凄いだろう」自慢してみたら「私は既に2本抜いていて、そこにインプラントを入れている」と聞かされ意外と老体かつリッチな生活を送っている事を知らされ驚愕。私もいっそう働いてインプラント治療を目指そうと心に誓いました。

  • 日々

    製作が続きます。キャビネットの建具を作っている。

    社長が工房に来ていたので、ブログ用に写真を撮ってもらった。
    午前中から取り掛かり夕方にに建具4枚が組みあがった。

    翌日から木工教室なので、家具製作は一旦ここまで。

    なかなか忙しいのですが、唯一のスタッフが早めの冬眠に入り更に手が足りません。



  • 腹時計

    製作が続きます。

    連日の好天で作業もはかどります。木工作業にとって気温湿度が安定している秋はとても働きやすい。

    私は午前6時前後に自宅を出るのですが、その時トラも起床、一緒に出勤。するのが習慣なのですが、

    5時半だと起ません。腹時計が正確で驚きます。

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。土曜日は特に参加者が多かったので、

    工房棟も開放しての教室となった。
    私一人では対応できないので、こちらはスタッフ・トラに任せました。

    こんな時、スタッフがいてくれて本当によかったと思います。
    生徒さんに寄り添っての指導を怠りません。   

    作品も続々と完成しています。ペーパーコードの椅子2脚。

    製材を除き全て手ノコ・手ノミを用いた手加工で作っています。脚の接合は組手ほぞ。座面のぺーパーコードもひとつひとつ手で編みました。
    ハイアマチュア作家、Kさんの作品。

    こちらは三枚組手の箱。墨付け、ノコの縦挽き、横切り、ノミの使い方など家具木工の基本要素を盛り込んだ作品です。少し時間をかけて取り組んで貰っています。

    こちらは木工芸作品、木の器。

    私はあまり得意ではないのですが、生徒さんご自身でデザインを考え取り組まれました。全て丸のみ一本で加工しています。お刺身を盛られるそうです、目的が明確である方の意思は強い。

    家具製作を中心に据えた木工教室です。初心者の方が殆どです、失敗を重ね少しづつ技術を習得する事を教室のコンセプトとしています。
    家具作りは簡単ではありませんが、理屈を踏まえ練習を重ねれば誰にでもできる事です。

    興味のある方のご参加を、スタッフ一同お待ちしております。

  • チェリーの食器棚

    食器棚を製作、お納めしました。

    素材はブラックチェリー。濃い色の取っ手はブラックウォールナット材です。

    下半分はこのようになっていて、引き出しの取っ手も含め全体に和風に仕上げました。

    最終調整を施し、お客様宅へお納めに参りました。

    食器棚としての使用はもとより、お部内の間仕切りの役目にもしたいとのご要望でした。なので背面側も綺麗にチェリーで仕上げたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。

    末永くお使い頂けますように。

  • 手作りオーダー家具

    このブログと一体化しているホームページに、これまで製作してきた家具を掲載していますのでどうぞご覧ください。→https://treehousetobata.net/orderfurniture

    市販品にない仕様・サイズの家具をオーダーメイドで作っています。

  • 自由で多忙

    製作が続きます。

    登山旅行の道中、今後の仕事のあり方などじっくりと考える事ができた。一人稼業は経営と実作業、またプライベートと仕事との関係をどのようにマネジメントしていくかが難しくて、労働時間と収入が比例するので休むと損をしているような感覚になるジレンマがあります。サラリーの仕事をしている人からよく、自営業が羨ましい~みたいな事を言われる事がありますが、そんな事はありません。組織仕事は不自由かもしれませんが、オンとオフが明確なサラリーマンの方がいいですよ。

    と言うのはウソで自営業はかなり自由です、そして全てが主体的に進みます。でもとても忙しいです。

  • 剣山~大阪

    昨日に続き、四国の剣山を登りました。

    それでなくても四国はとても山深く、車で走っていても怖い感じなのですが、朝からシトシトと降り続ける雨の中、ずぶ濡れの鹿さんと遭遇したりで微妙に緊張感がありました。打って変わって山の方は登山口付近にお店も多く、小雨でしたが登山客も多かった。

    スタートが遅かったのですが、百名山の中でも簡単で有名な剣山。あっという間に山頂へ到着。

    山頂の山小屋。
    この時点でガスガスで、展望はゼロ。今回はいつかの為の偵察と割り切って下山しました。いつかテントを担いで剣山~三嶺へ縦走しよう。

    山頂にて自撮り。
    翌日は淡路島を渡って大阪の同業者の方のところへ伺い、事業的な事の相談などさせてもらいました。わからない事や聞きたいことがあれば初対面の方にでもアポイントを取って話を聞かせてもらう、と言う図々しい事を起業以来何回かやってきたのですが、ほぼ快く対応頂いている。貴重な時間を割いていただきありがとうございました。勉強になる事が非常に多かったです。

    明石海峡

     美味しいものはほとんど食べていませんが、よい旅でした。

  • 石鎚山へ

    四国の石鎚山へ。
    山陽道からしまなみ海道を渡って午後9時ごろ登山口に到着、450km。はぁ~疲れた、そして暗くて怖い。 この日は車中泊して翌日早朝から登りました。

    初めてだったのですが、ノーマルルートが時間的に物足りない感じだったのでマイナールートを選択。しかし、このマイナールートが途中崩壊していて道がわからなくなっていて泣きながら登山口付近まで戻りました、これに2時間を費やした。午前8時ごろから再度ノーマルルートで登山開始。ロープウェイ終点の成就に着いたのが11時だった。

    一般的に石鎚山登山はロープウェイでここまで上がってから登山を開始される方が多いと思うのですが、私はこの時点で二山分くらいの登った感じで、気分的にはもうお家に帰りたくなっていた。

    石鎚山と言えば鎖で有名ですが、それぞれ全てう回路があってわざわざこれを使わなくてもいいのですが、一応全部やりました。

    修験道的な集団もいた、ほら貝を上手に吹いていました。

    紅葉も綺麗。

    山頂には平日とは思えない程の人がいました。
    午後3時に下山後この日も車中泊。明日は剣山に登る予定です。________________________________________________________________

    神社横の売店の猫が面白かった。

    体に障っても反応しないので、髭を引っ張ったり、肉球捻ったり、肉球と肉球の間の毛を引っ張ったり、いつもトラの虐待法として私が行っている技の全てを駆使したにも関わらず熟睡していました。私もこのように生きたい。




  • 木工教室

    木工教室でした。

    墨付けをする人。

    木の器を掘る人。

    腹が減った犬。

    今週は午前、午後通して参加される方が多かった。

    また女性の参加者が多く、怒られないように注意を払っていました。私が、

  • 反り捻り

    製作が続きます。

    チェリー材の食器棚を作っています。

    引き戸の建具になる部材は削り出し後、シーズニング。

    シーズニングとは調味料全般を指す言葉として使われる事が多いと思うのですが、湿度や空気に慣らすという意味でも使われ、削った木材を放置し現場の湿度にあった状態まで反りや捻りを出してあげます。製作品の部材全てをこのようにするかと言うとそうでもなくて、建具の様に以後機能性が問われるところには注意を払っています。

    スタッフ・トラ、元気です。

    一年中シーズニングしているので、反りも捻りも出ません。