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家具工房に捧ぐ

木工教室

  • 木工教室 1/10~12

    今年最初の木工教室でした。

    カンナをかけたばかりの部材。

    ダイニングテーブルはあと少し。

    留めの箱が出来上がりました。

    体験コース、ご夫婦二人で2時間でこれだけ作りました。 特に奥様が奮闘していました。

    整理箱、完成間近。

    全て手加工で製作しています。

    教室では、カリキュラムに沿って家具を中心とした作品作りを行っています。
    作品を作る事の楽しみも去ることながら、集中している時間が楽しいと言われる方が多いです。もの作りが好きな人、集中したくて仕方がない人の御参加をお待ちしています。

    木工教室のページ

  • 十日恵比寿へ

    人込みが苦手で、年始の初詣に長い列に並ぶなど絶対にしたくないのですが、社長が「十日恵比寿に行くわよ」と言うので、しぶしぶお供しました。

    福岡市博多区の恵比寿神社。

    もう正月も終わり平日だと言うのに凄い人。皆さん普段は何をされているのだろう。自分の事は棚に上げて…

    隣接の東公園には露店も多かった。

    猿回しもやっていました。

    あきらかにトラよりは賢い

    境内も参拝と言うよりお祭りのような装い。

    参拝の列は軽く見積もって2時間と言った感じだったので回避。神社裏側に裏参拝と言う短い列があったのでそちらへお参りさせてもらいました。

    十日恵比寿と言えば、この福引きなので、並んで引きました。

    何らかの何かが貰えるシステムになっていて・・

    何故か米俵を頂きました。これで今年一年は食べて行けそうです。

    猿より賢いぞ~



  • 模様替え

    この年末年始は特に天気が良くて、山登りに行きたかったのだけど脚の裏が痛くて、調べてみたら足底靭帯を痛めている様だった。立ち仕事やランニングのし過ぎでで発症するらしいのですが、休める事が大切とのことなので連日の晴天をうらやみながら登山は控えました。

    そうなってくると、登山に確保していた時間がぽっかりと空いたので以前からやりたかっ工房の模様替えに取り組みました。

    写真左側にあったパネルソーを分解して右奥に移したのが昨年末。

    左側の壁の一部を撤去。

    どうしても邪魔なので、プレス機も動かしました。動くもんです。

    20代前半の娘もよく部屋の模様替えをやっていますが、50過ぎおっさんの模様替えは、えげつありません。

    今週末から教室もあるし、来週からは次作の製作に取り掛からないといけないので、時間的に大丈夫かな?もしかして、やるんじゃなかったかなと本気で心配になってきました。

  • 仕事始め

    世間より少し早めですが、今日から工房におります。

    年末年始は掃除をしたり事務をしたりで気が付けば時間が過ぎているような状態でした。予定していた登山は足痛で断念。三が日は自宅や親戚等の家でひたすら飲食でした。

    年齢のせいか、御馳走を食べすぎて満腹な状態が続く事に不快感を感じているような気がする。気がすると言うのは、やはり御馳走や美味しいお酒を食べたり飲んだりする事は幸せであるし、その生活をあと一週間くらい続けていたらそれに慣れてしまい抜け出せなくなってしまう程優雅ではあるのだけど、お腹がすかない、という状態に何とも言い難い不快感を感じずにはいられない。
    腹が減るという当たり前の事がとても幸せで、何を食べても美味いと感じられる動物的な感覚を持つ事は、結果的に活力に通じていると思う。そしてその様なコンディションを支えているのが日々の労働で、腹が減る~食う~活力~働く~腹が減るという自然のサイクルが大切なのだけど、世間一般に正月は働いてはいけない期間だとされているので、飲食にふけるしかありませんでした。 
     年始早々、話が回りくどいのですが、要するに普通に働いて普通に食べている生活がとても大切であると思います。しかし今日まで休日なので、お昼くらいまで事務などして午後からは最後の御馳走と美酒に溺れる予定です。

    今年もよろしくお願します。

  • あけましておめでとうございます。

    新しい年が皆様にとってよい一年でありますようにお祈りします。 

    令和二年元旦

               家具工房treehouse  スタッフ一同

  • 教室の作品

    今年一年で木工教室に参加された生徒さん方が作られた作品の紹介。
    お店が開けるくらいあります。

    こうやって見ると、多くの作品を作って頂きました。ほとんどの方が未経験からの出発でしたが、失敗を恐れず、いえ失敗を気にせず、いや失敗しても失敗と思わない姿勢と努力の結晶と言っても過言ではありません。何が過言ではないのか自分でもよくわからないのですが、それぞれの作品素晴らしい出来栄えですね!

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    私が選ぶ今年作品のベスト3。

    第3位    両親に贈る木の時計

    木工教室へ短期入会と言う特殊な条件かつ、当教室のカリキュラム外の品を作りたいと言うとてもわがままな申し出でしたが、ご結婚に伴う両家ご両親へのプレゼントと言う特殊な事情でしたのでお引き受けしました。一枚の板をカット~製材し3枚の時計へと加工するまでをお二人の共同作業で行いました。完成後は両家それぞれのご両親へ一枚づつ贈り、あと一枚をご自分たちでお使いになるとの事。

    彼女さんが美人だったからお引き受けした訳ではありません。あります。

    第2位  ペーパーコードチェア

    ハイアマチュア作家Kさんの作品。教室のカリキュラムを終え最初の作品。
    製材を除きほぼ手道具だけで加工・仕上げを行っています。椅子は見た目以上にその切削量が多く、プロでも製作に骨をおります。ましてや手道具による手加工となりますと、その時間・労力は大抵の事ではありません。
    アマチュアリズムに脱帽、素晴らしい作品です。

    第1位 お刺身を盛る為の木の器

    Nさんは来室依頼、木の器の製作に没頭。通常一つ作られると殆どの方は別作の製作へと移行されるのですが、Nさんはもう一枚、更にもう一枚と器掘りの技術を磨いていました。その集大成といえるのがこの薄型のお皿。完成状態が薄いと言う事はそれだけ多く掘っているということでもありまして、また薄くなればなる程強度的な事も考慮しなければなりません。そのデザインもご自身で考案。完成後の目的は「お刺身を盛る」と大変明確でした。目的のある方の意思は強い。傑作です。

  • 学校の棚 2

    某私立学校に棚を納めしました。

    上の写真は10月に納めた高校側の棚。

    今回製作したのは中学側で・・・

    その写真がこちら。職員室前に設置され、生徒さんと先生方の連絡用に使用されます。
    製作上難しいところがあって、見ての通り傾斜した床上へ設置しなければならなかったのですが、通常置き型の家具を多く作る事が多く、このように建物の勾配と合わせた構造となるといつもとは勝手が違います。

    朝から作業台と工具一式を持ちこみ現場工事しました。

    午前中に傾斜部の土台部分を作り、

    その上に作っておいた棚を載せ、

    午後から目隠しになる傾斜板の加工となりました。

    以前から現場でピンタッカーを使いたい状況が多かったので、今回ホームセンターで超非力の小型コンプレッサーを購入したのですが、予想どうりの大活躍だった。片付けの時も重宝しました。

    そんな話はよいのですが、担当先生のご協力などもあって当日中に無事工事を終える事ができました。

    冬休みに入った学校での作業でした。新学期から存分に働く事になるのでしょう。末永くお使い頂けると思います。
    私はしませんでしたが、勉強の方も頑張ってください。




  • 木工教室 12/20~22

    週末は木工教室でした。
    今年最後の教室で参加者が多かったです。併せて完成品も多かった。

    体験で訪れた女性二人が作ったお箸とバターナイフ。〈体験コース〉

    メープルとウォールナットの時計も完成。一人で二つ作りました。

    花台。

    ほぞの加工、ほぞ穴掘り、脚のテーパー加工など手道具だけで作りました。
    初心者でしたが、ここまでできるようになりました。  女性の作品。

    墨付けをしています。

    正確な加工の基本はここにあります。墨付けの誤差を後の加工技術で取り戻す事はできません。慎重にやっています。

    ダイニングテーブル天板の鉋掛け。 木工教室の範囲を完全に逸脱しています。

    しかし、誰にも迷惑をかけていないので全く問題ありません。
    ただやはり、簡単ではありませんので事前に失敗した時のリスクなども踏まえて取り組んでもらいました。横摺りと言う平面加工から仕上げ削りまで丸一日かかりましたが、鉋をよく理解し調整されているので問題なく仕上げる事ができました。

    小椅子の加工。

    二脚目の取り組みです。更に良いものを目指しています。

    こちらも体験のお箸作り。

    お箸作りで「人生初、カンナを使った」という方が少なくありません。
    皆さん思いのほか使えます。

    整理箱も完成近し。

    Kさんはこの教室で既に10点近くの作品を作っている。その製作の速さはプロ並みです。

    日曜午後

    今年最後の教室風景。

    今週は本当に完成品が多かった。

    左側は70代男性、右がその奥さんで60代。丸のみ一本で加工しました。
    少し失敗もありましたが、個人的には味のあるとても良い作品に仕上がったと思います。 作品とは関係ありませんが、果物のおすそお分けが多かった、ありがとうございました。木の器とよく合います。

    こちらも時計、午前・午後通して一日で完成しました。

    四角い木の板からの加工でしたが、サポートしながら何とかできました。お疲れさまでした。

    ペーパーコードスツール。

    ほぞ、ほぞ穴の加工から鉋仕上げ、塗装、ペーペーコードの座編みまで全て生徒さん一人で作りました。機械は使わずに、ノミ・ノコ・カンナと言った手道具だけで作りました。素晴らしい出来栄えです。

    弊工房の木工教室、ほとんど方が初心者ですが多くの作品を作って貰っています。写真では綺麗に作られていますが、製作中は紆余曲折多くの失敗を重ねている方も少なくありません。失敗から学ぶ事の多さを大切にしています。上手く出来なかったところは次の作品作りに必ず生かされているようです。私もいまだにそうですが・・・

    俺も失敗ばっかりだぞ~

  • 家具二点

    ブラックチェリーのセンターテーブルを製作、お納めしました。

    幅90cm×奥行45cm×高さ40cm
    オーダー家具の注文としては珍しい品かもしれません。

    探しても探しても希望に沿ったサイズ・仕様の家具が売っていない!と言う時にオーダーを考えられる方が多いのですが、お話を伺ったところありそうでなかなか無かった、との事でした。樹種まで考えると確かに無いかもしれません。
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    ブラックウォールナットのキャビネットを製作、お納めしました。

    こちらも一見どこにでもありそうなキャビネットですが、左側のキャビネットと全く同じ高さで、とのご要望を踏まえて作りました。

    2台のキャビネットにまたがり水槽を配置されるとの事で、同じ高さに作らなければいけなかった訳です。また水槽の重さに耐えられるよう、通常のキャビネットに無い耐久構造で製作しました。

    末永くお使い頂ける事と思います。

  • 心の準備

    先日、社長と近くのインドカレー専門店に行った。

    メニュー表には数種類あるカレーの特徴が書かれていたですが、字が小さくて読めない、と言うかよく見ればわかるのですが昼時で混んでいて、少しでも早く頼みたかったので、写真から判断しておいしそうなカレーを即座に頼んだ。

    それは激辛だった。私は比較的辛さには強い方で、辛めのカレーを頼む方なのですが、今回は辛いカレーをを頼んだつもりはなく、不意を突かれた衝撃的辛さに驚きました。特に一口目は思いっきり口にいれたので大変だった。
    過去最高に辛かったと言っても過言ではなく、顔面から汗をだらだらと流しながら、何かの我慢大会の様な状況で完食こそしたのですが、併せて水も大量に飲み午後からは体調が悪くなった。食後改めてメニュー表を見ると辛さ度数を示すマークが唐辛子のイラストで描かれていて、そのカレーには最強辛さの5が表示されると同時に激辛であることも明記されていた。最近は老眼がひどく、細かい文字を眼鏡無しで読む努力はしない様になっているのですが、こんな弊害があります。 しかし事前にメニューを理解していても多分このカレーを頼んだと思うのですが、やはり辛いと解って食べるのと、そうでないのとでは味わい方がかなり違うと思います。


  • 日々

    製作が続きます。

    塗装中。大型の家具は吹付塗装するのですが養生の為、頻繁に移動を強いられます。このくらいそんなに重くないだろうと思うかもしれませんが、このくらいの大きさの物をぶつけない様に気を使いながら運ぶのは、気を使わないで運ぶ時の倍くらいの力が必要です。普段から筋トレしていないと出来ません。
    していませんが・・

    花台にクリスマスツリーがよく似合う。

  • 木工教室 12/13~15

    木工教室でした。

    作業風景

    整理箱製作中。

    テーブルの脚。

    スツール塗装中。

    同じくスツール座編み中。

    以下、完成作品。

    ペンケース。簡単な構造ですが、部材をまっすぐに切る練習と箱作りの基本など踏まえます。

    木の時計。 秒針がかわいい。
    機械加工が多く、意外と早く完成するので家具木工に合間、箸休め的に取り組んで貰っています。

    先週に続き花台も完成。

    女性の作品。

    機械を使わずに、ノミ・ノコ・カンナなどの手道具だけで作りました。

    完成作品ではありませんが、テーブルの天板。

    木取りから製材、板剥ぎまでご自身で行いました。失敗時のリスクなども事前に説明。サポートしながらの製作でしたが、ここまではパーフェクトに。

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    今年も残すところあと僅かなのですが、一年を通して木工教室とオーダー家具の2本立てでやり通してしまった。
    オーダー家具の方は年を増すごとに、自分でもある程度納得のいく作品をお客さんの元へ届けられるようになった。一方教室の方は時間的な事から十分にこちらの準備が整わず、生徒さん方のやる気でカバーしてもらっている部分が多く、来年への課題としたいと思います。いずれにしても一年間ほとんど仕事漬けだったので、来年はプライベートの充実を目標に山登りなどもう少し楽しもうと思います。 それでは皆さんよいお年を・・

    まだ早いやろ・・