ブログ
家具工房に捧ぐ
日記
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日々
一人工房で働いていて外の天気が妙に良かったりすると、今日は早々に切り上げてふらりとどこかへ出かけたくなる。のをグッと我慢して働く、というジレンマを抱えて働くのが一人自営業なのですが、誰から命令されて働いている訳でもないので、やめたければいつでもやめれる、でもやめずに働くという感覚は組織社会で働く人からすると羨ましい事かもしれませんが、これがなかなか深刻だったりもします。
と冒頭から話がくどいのですが、今は不要不急の外出は控えなければならない時世なので、自らのジレンマと戦わなくてよいので作業がはかどります。
ここ数日は妙に集中力が高い。アパートリフォームに伴うミニキッチンの施工。
まだ未完成なのですが、スマフォで撮った写真が綺麗だったので投稿。 -
芸は身を助ける
製作が続きます。
トップ木製の流し台を作っています。現場の往復が多いです。
最近出番の少ないスタッフ・トラ。
俺にもできることがあればやるぞーと言うので、
エリマキトカゲ。
こんばんは五木ひろしです。 と、二芸披露。
連日くだらなくてすみません。 -
君の代わりはいない
コロナウイルスの影響で木工教室は中止しているのですが、その分単独でできる仕事がはかどります。
珍しく現場作業しています。私は精神年齢は未だ12歳ですが、肌年齢は70代で、特にいつも背中が痒くて仕方がありません。なので自宅はもとより工房にも「孫の手」を常備しているのですが、この現場には持っていかなかった。
作業の途中に背中が痒くて痒くて仕方がなかったので、作業用に持っていった道具で何か背中かける物を探したのですが・・・
指金。
かけそうですが、かけませんでした。L字が大きすぎて・・・
両刃ノコ。
当然柄の方でチャレンジしてみたのですが、当たりがソフトすぎて痒みにとどきません。
ノミ。
血だらけになれば、痒みが消えるかも。
玄翁。
形状的にかなりいけそうな気がしたのですが、やはりあたりがソフトすぎます。
なかなかあの形状が無いのです。角材。
結局、これで背中をかきかきしました。何とか痒みはとれました。
意外と代わりがいないもんです。
くだらなくてすみません。
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時世
大変な時世になりました。GW明け頃までに明るい見通しが立っているとよいのですが、更に悪化している可能性だって十分ある訳で何とも言い難い状態です。
弊工房で週末にやっている木工教室は今週から中止しています。工房全体としては注文品の製作を筆頭に、この期にやれる事が多くあって普段より忙しくなっていたりしますが、先行きの見えない漠然とした不安が更に増すのか、トンネルを抜けるのか・・・例年なら花見客でにぎわう公園。連日天気もよく桜も満開ですが誰もいません。
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食器棚
食器棚を製作、お納めしました。
ホワイトオークの引き出し型食器棚です。出来立てホヤホヤを工房にて撮影。
オーダーメイドの家具は、市販品にないオーダーメイドならではの何かがあるのですが、今回は・・・
ダストボックスが二つピッタリと入る仕様なのです。
みんな大好き無印良品。お客様宅へお納めに参りました。
ピシャリと納まりました。壁には棚板2枚も設置。
大容量の引き出し型食器棚は、その収納量とは裏腹に引き出し閉時になにも見えないところが利点です。
末永くお使い頂けますように。
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小箱作り
木工教室の中で、家具木工を学んでもらう最初の作品として作って貰っているのが、この小箱。
棒状の木材に墨付け後、ノコで真っ直ぐに切るという事をやって貰っているのですが、このただ真っ直ぐ切るという事がとても難しくて、皆さん真剣に楽しみながらやっています。
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研ぎ
週末は木工教室でした。
木工教室の中で、刃物の研ぎも行ってもらっています。
正確な加工を行うためには、よく研ぎ、よく切れる刃物を使う事が前提なのですが、これがなかなか難しい。楽しみの為の木工教室なのであまり研ぎばかりもやってられないし、しかし切れていない刃物ではうまく作品はできないので、やはり研ぎに回帰しなければなりません。
ある程度加工ができる生徒さん方には、少しづつ研ぎに挑戦してもらっているのですが、刃物の鎬面をぴったりと砥石に当てて前後させるという単純な動作を説明。早く研ぐ事はできませんが、初めてでもゆっくりなら研げる方も多い。数名の方は刃がえりと言って、研ぎの終点まで行く事もできます。
何よりも研ぎを楽しんでいる生徒さん方も多く、作品作りばかりが木工教室ではない事に気が付かされています -
落葉
毎年の事ですが、桜の咲き始めるころから6月くらいまで楠の木からの落葉が凄まじい。
まだまだこんなものではなくて、はわき続けないとトラの足が埋もれるほどに積もります。
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日々
製作が続きます。
あと少しだぁ、頑張ろう。
なんか手伝おうか~、みたいな顔をしていますが、
絶対に手伝いません。
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木工教室
週末は木工教室でした。
教室の内容は大まかに二つあって、ひとつは木工芸的な器作りとか、更に器作りとか、
と思ったら、スプーンを作ったりとか
お箸も作ったりしています。
バターナイフも。 これら木工芸的作品は、絶対にこう作らなければいけない、という明確な加工線があるものではなくて、考えながら観察しながら作る事を楽しみながらやって貰っています。
こちらも大判のトレイ、丸のみ一本で掘りました。
これら木工芸作品とは考え方が全く異なるもう一つの木工が、家具作りを前提とした家具木工なのですが、
こちらは直角定規にやシラガキという墨付け道具を用いて、これでもかと言うくらいシビアな加工線を記し、それに沿ってノコやノミを使って加工を進めていきます。
基本的な加工技術を積み重ねていくと、このように立体的な作品も作る事ができる。製作途中のキャビネット、生徒さんの作品。
弊工房の木工教室では、ノミ・ノコ・カンナと言った手道具を用いて木工芸作品や木工家具を作っています。みなさん上手に作っている様に見えますが、特に家具作りは簡単ではありませんので、実際失敗される事が多いのも現実です。失敗を重ねる事で経験値を増やし実力をつけていける様な指導をさせて貰っています。
失敗なんて気にしない、また失敗したくて仕方がない方の御参加をお待ちしています。
俺は何もしないから、失敗はしない・・・
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ツリーハウスの撤去
楠から小枝がポロポロと落ちてくるので、見上げてみたら、昨年に続きカラスが巣を作っていた。
撤去したいのですが、年寄りには危ないので、たまたま工房に遊びに来ていた息子にやってもらった。
ドスンと落としたのがこれ。発見が早かったのでまだ未完成。サイズは去年の半分ぐらいでした。
俺は地球がベッド。
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子供椅子
弊工房仕様の子供椅子。
最近は大型の家具を作る事が多く、なかなか子供椅子を作る機会もないのですが5年ほど前にお作りさせて頂いたお客様から、再度ご兄弟用にとのご依頼を受けました。 新規に製作する時間もないので、在庫の品で了解を得て、座面のペーパーコードをほどき、再研磨オイル塗装後、新たに座編みを施しお客様宅へお送りさせて頂きました。
写真を頂きました。
右が5年ほど前に作った椅子。左側が今回お送りしたものです。笠木にはそれぞれの名前を入れています。