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家具工房に捧ぐ
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木工教室 4/30~5/5
GW中は全て木工教室でした。
唯一一枚だけ残っていた桜材。
硬いので腕の太い男性に掘ってもらいました。
体験コースの丸椅子作り。
未経験の方でも作れるように、ほぞ加工を施した部材からスタートします。
それでも作業量はかなりあって、完成すると達成感があるようです。お疲れさまでした。
木のスプーン。
こちらも初心者の方の作品。 上手。
サイドテーブルもできました。
ほぞなどの仕口は全て手加工で作りました。
年齢や性別をいうのは失礼かもしれませんが、60代女性の作品。
時計も作ります。
文字はトレーシング後、電熱ペンで焼き入れます。
転びの小椅子の仮組み。
ほぞは全てノミやノコなどの手道具だけで加工しています。難易度高。
ダイニングテーブルを作っています。
鉋掛けは見た目以上に重労働です。しかし綺麗な木肌を削り出せると疲れを忘れ掛け続けてしまいます。
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〈木工と人生経験〉
木工教室に来れれる方の年齢は50代~60代の方が多いです。更に上は70代の方もおられます。若い方は30代、20代の方は今はいません。 比較的若い方は失敗を気にするがあまりなかなか前に進めず諦めるといった光景を目にしてきました。 半面、高齢の方の我慢強さというか忍耐力と言うか、また失敗してもあまり気にせず取り組む胆力を感じる時があります。木工、特に家具作りに関しては決して簡単ではないのである程度失敗を許容する事が、木工を深く知ることに通ずると思うのですが、体の衰えと反比例する形で人生経験を糧に家具を作る光景を目にすると感慨深いものがあります。