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家具工房に捧ぐ
木工教室
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木工教室と鉋講座
週末は木工教室でした。 今週も多く来て貰った。
多くの人が来て、それぞれが違う事をやっているので、何が何だかわかりません。
と言うのはウソで、一人一人にとても丁寧な指導を心掛けています。
と言うのも少しウソで、あまり細かい事は言わずまずはやってみて貰っています。
ただ、家具製作をベースにした木工は少し難しいので、細かい指導もたま~に入ります。
たま~にですが。
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土曜と日曜は通常教室とは別に「鉋講座」を開催。
参加資格は、やる気満々である事。
通常の教室とは打って変わって、細か~い指導が続きます。
理屈を十分に説明してから、実践に取り組んで貰っています。
研ぎ一生と言います。
簡単に習得できる事ではありませんが、細かな理屈を漏らさず理解し練習すれば誰でも上達できるはずです。 -
罠
もう、一年近く食事を与えているのに未だになつかない。
いつもこんな感じで、飯食わせろ~って待っているのですが、近づくと逃げる。
食ったら近くで寝ていて、それもまた頭にくる。
先日実家にいったら、いいものがあったので借りて仕掛けました。
ここにかくれて紐を引っ張る作戦。餌はここ
一旦入ったのですが、閉めようとした瞬間に逃げられてしまった~
お前には絶対飼いならされないぞ~っていう、強い意志を感じる。
更には、ここ私の家ですけど何か?みたいな顔をしているのも頭にくる。
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木に学べ
弊工房の木工教室では、生徒さんへ「鉋」を貸与したり、購入してもらって作品作りへ役立ててもらっている。しかし、実際にこの「鉋」と言う道具を使いこなす事は難しい。
今の時代、書籍や動画情報など見れば、切削の理屈やその原理原則の理解は独学でも十分にできると思います。しかし頭でっかちな理屈だけでは実践に応用できないのが鉋です。
例えるなら、野球少年に野球の教本だけで教えてもヒットは打てない様ものです。そんな私の思いもあって、木工教室では先週から「鉋講座」を開催。
鉋を所有し、使用経験のある方を中心に秋の特別講座として集中的にやっております。概論や基礎知識など座学も交え、しかしやはり実践。砥石の平面出しと刃と砥石の関係性の把握。鉋台の平面精度や台直しの理屈と実践など、総合的には全てが繋がるべきものである事を、私のわかりにくい説明で理解してもらおうとしています。
講座の中でも少し話させてもらったのですが「鉋は木工を象徴する道具」と言われています。
鉋本体の理解にとどまらず、加工の対象である「木」への理解が重要。鉋台そのものも「木」であるし、切削の対象も「木」です。お互いに気候や湿度の影響を受けて動く(反り・ひねり)ので、その動きを理解し、対応しなければならない。そのためには季節・気候・天候や日照にまで気を配っておかないといけない。鉋を使いこなす為には、鉋だけを見るのではなく全体を見る。
とは言え、その様な感覚は何年も何年も木工に取り組んで、鉋をずーっと使っているから得られる感覚としてあって、先に書いた様な事を説明してもなかなか肌感覚としてすぐに理解できないのが普通だと思います。そんな中、先日教室の生徒さんとの雑談でこの本の名前が出てきました。本棚の奥にあった!
「木に学べ」西岡常一さんの著書。法隆寺や薬師寺の復元に宮大工棟梁としてあたった著者が経験を通して知り得た考え方などが書かれています。この本に対するレビューはいろいろな側面からあると思うのですが、現代人がなかなか理解する事のできない、木の仕事における一般との時間軸の違い。また職人の作業環境全体を取り巻く感覚を理解しやすいのかと思います。私が上手く説明できないので・・・
この本を読んで奈良に行くのもよいです。
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オーダーメイド家具
家具工房treehouseでは、オーダーメイドの家具の製作を行っています。
打ち合わせ時から、作り手がお客さんの話を直接話を聞く事で、思いを忠実に形作る事を得意としています。お話を伺った後、図とお見積りをご提示します。
お見積りの依頼に費用は掛かりません。ご契約の有無に関わらずお気軽にご相談ください。mail treehousetobata@gmail.com
tel 050-3703-8351 -
酸注入
膝まわりの痛みと言うか違和感が凄くて病院へ。
事前の自己診断は膝軟骨の減り。基本的には治癒できないけど、今後のリハビリ方法など聞けるかもしれないので期待せずに行きました。
レントゲンを撮って問診室へ行き、先生と対面。
膝年齢は80代ですね~(精神年齢は10代だけど)とか言われるかと思ったら、レントゲンを見る限りまだまだ軟骨もしっかりあるしそれほど悪くないとの診断。
とりあえずヒアルロン酸打ちますか?って聞かれたので、はぁって答えたら、右足にぶちゅーと来てこれが滅茶苦茶痛い。左足にもう一発で泣きそうでした。これを週一の五回打ちましょうって。今日がその日ですが痛いので行きたくないでちゅ~
仕事はやっとくから行って来いよ~、って言っている様にも見えなくもなくもない。
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木工教室
水曜日に熱が出て、一応病院で検査したらコロナ・インフルとも陰性、ただの風邪でした。木曜は薬飲んで寝て、金曜は教室中止。土日は少しフラつきながらの通常営業だったのですが、私の体調とは無関係に皆さんよく作っていました。と言うか、そもそもいなくてもいいじゃないか説もあります。
まぁしかし、こーいう時一人家業は辛いです。二日間、多く来て貰いまいた。
写真で見てのとおり皆さんやりたい放題好き放題に作りまくるのが当教室です。
と言うのはウソで、古くから伝わる基本的な木工道具による墨付けと手加工。原理原則に乗っ取った考え方を積み重ねながらも、あまり頭でっかちにならず、少しくらいの失敗は経験と捉えながらそれを糧にして少しずつ成長していく事を教室のコンセプトとしています。しかし、こんなに長いコンセプトがあるとは誰も知ら知らないはずです、今考えたので。こんな明確なコンセプトのある素敵な教室で木工を学んでみたい方は ↓
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所用
所用で平戸へ行きました。
遊びではありません、所用です。所用なのに海が奇麗。
とてつもなく青い海。でも所用。
緑も奇麗です。所用ですが、
腹が減っては所用も達成出来ません。
地元の木工職人Hさんに連れられ行ったのは、お刺身が無料おかわりの店だった、流石平戸。
お魚は新鮮で涙が出る程美味しかった。
おかわりはしませんでした、所用なので。
と言うかお相撲さんではないので・・・
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スペース家具
先日から作っていた家具2点をお納めしました。
1点目がこのちょっとしたコーナースペースにキャビネットを配置。
〈ビフォア〉ピッタリと納まりました。と、言うか納めました。
〈アフター〉床上の小さなスペースに収納量大のキャビネットが置けるんです。
2点目は冷蔵庫とキッチン流し台横の本当に少ししかないスペースへ、
〈ビフォア〉
隙間収納をぴったりと納めました。
〈アフター〉内寸は幅高さ90m×横幅25cmくらいあって、意外と収納量が多い。
天板上にはトースターを配置の予定です。オーダー家具屋の意地も垣間見える2点となりました。
末永くお使い頂けますように。 -
木工教室のないよう
週末は木工教室、今週は金・土・日開催でした。
今週も多く来て貰いました。
弊工房で開催している木工教室のカリキュラムを紹介します。急に
まずは小さい箱、ペンケース。手鋸でのカット練習が中心になります。小さめ作品なので完成時の喜びもそのサイズと同じくらい。
次に三枚組手の箱と、留め仕口の箱。
ここでは鋸+鑿での加工が入る。留めの仕口は鉋加工もあります。
難易度中です。完成時の喜びも中くらい。次は花台。
ここでは主にほぞとほぞ穴の加工を学んでもらっています。
鑿と鋸、その他墨付け道具を上手に使いこなすと奇麗にできる。
初めて立体的な作品になるので完成時の喜びも大。次はペーパーコードスツール。
ここではあえてブラックチェリーなどの硬材を使い、鉋掛けの難しさなど体感してもらっています。
座編もなかなか大変で、その分完成時の喜びも大きい。教室カリキュラムの最後は整理箱。
板接ぎと言って、板と板を接ぎ合わせる作業から各部材製作。
本体パーツのジョイント後、引き出しの製作、その後本体と引き出しの差し入れ調整など、難易度超高で、完成時の喜びも超高。その他、カリキュラム外ですが木の器やお箸、カトラリーなども作る。
このようなカリキュラムを終えられた方はある程度自由に作ってもらっています。
自由に作っていいと言うと本当に自由な提案をされてくる方も多く、私は泣きながら設計図を作ることも少なくないのですが、そんな自由な発想で出来た作品がこちら。ほんとーに皆さんよく作ります。
自由な発想で、ガンガン作りたい人は↓
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穂高縦走
台風が通り過ぎた直後、それを追う形で長野へ。午後二時上高地着、初日は徳澤でキャンプ。二日目は涸沢を経て北穂高岳を登り山頂直下でキャンプ。三日目に北穂高岳~南岳までの大キレットを縦走しました。
北穂高岳山頂直下のキャンプ地。ワイルドな立地だった。
三日目の朝、予想どおり晴れた。
北穂高岳から見る大キレット。
この稜線を歩きました。4時間くらいかけて南岳までアドベンチャーなコースだった。
年々体力も衰え、ハードな登山もあと何年出来るかわからないなどと考えた結果、遂行。
北穂高岳への登りがきつかったけど全般に天気もよくて、あ~行ってよかったぁ~って感じの登山でした。お猿もいました。
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木工教室
今週は土曜と日曜開催でした。
土曜は午前・午後とも多かった。三枚組手練習中。
二段ほぞの加工練習中。
難易度高めです。
鑿の桂仕込み中。
カンザシ加工に至る前の墨付け加工練習中。
キャビネット本体組み立て中
組み立て前に、しっかりと鉋掛けました。
先週分と併せて、完成品も多かった。
一段整理箱。単に箱を作るのではなくて、スムーズな引き出しとして機能するように作る難しさがあります。
同じタイプの別の作品。上手くできました。
スマフォスタンドも完成。
このくらいのサイズのものが意外と作るのが難しいです。
根気強く作りました。
ウォールナットのペーパーコードスツール完成。
ご友人へのプレゼントとして作られました。
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教室横の休憩室というか談話室、というかショールーム。
木工教室、この9月でまる6年になりました。
生徒さんは開講当初から通われている方から、最近初めた方まで様々です。
木工技術の習得もさることながら、生徒さん同士の交友の場にもなっている教室。
ここで出会いプライベートなお付き合いをされている方などもいて、主催者としては嬉しい限りです。 -
幸せの白い箱
オーダー家具店をやっていると、家具以外の製作依頼を受ける事があります。
今回のプロジェクトは人が入る大きさの白い箱、しかも組み立て式。作りました。素材はホワイトのポリウレタン&メラミン。
まずは地板。
これに側板を取り付ける。
反対側も取り付ける。
更に裏板をはめ、
天板を取り付けると、
白いボックス完成。ちなみにジョイントシステムは工具の要らない特殊金具を用いました。簡単に分解して持ち運べます。
先日、お納めしました。
おおよその使用方法は伺っていたのですが、その写真をみて驚いた。おお~
依頼者さんはプロのカメラマン。
写真の腕もさることながら、モデルさんの生き生きとした表情が素敵です。
この箱に入ると幸せ感が増す様です。名付けて「幸せの白い箱」。しかし、箱とはいえ9個作るのは大変でした。
というのはウソで、作ったのは1個。お仕事のよきパートナーとして活躍してもらえればと思います。 お納め先 福岡県