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家具工房に捧ぐ

  • 投げやりな気持ちになった

    以前からどうしても見たいものがあって一人島根へ、遠い~。

    三徳山三佛寺投入堂(みとくさんさんぶつじなげいれどう)。
    岩に張り付くように建てられている。どうやって建てたんだろう。

    この日は早朝に家を出て、5時間ほど走り現地へ。
    投げ入れ堂へは三佛寺の受付で拝観料と入山料を支払い、登山を経て拝観するという流れ。
    受付で料金を払おうとすると、窓越しの若い男から一人での入山は禁止されている旨告げられた。
    それは何となく知っていたのだが、他の入山者と行動を供にするなどで何とかなるとの情報もあったので深く考えず来てしまいました。
    「他の入山者と一緒に入るからいいやろ~」と嘆願する私に対し、「あなたは一人だから絶対にダメ」と言い張る受付男。 決まりなので仕方がないと言えばそれまでなのですが、そんなやりとりをしている横をフリフリの服にスニーカーのカップルが普通に入山を許可されているのを見て、全く納得がいかなくなった。私は北アルプスの難所に挑む様な装備なのに、フリフリのカップルはよくてあんたはダメってどういう事やねんとブツブツ。受付男によると、近年特に事故が多くルールを厳格化しているとの事なのだが、何をもって厳格化なのかよくわからない役所的取り決めに行く手を阻まれしばし途方に暮れました。しかし、ここまで来て簡単にあきらめるわけにはいかず、一緒に登ってくれそうな人を待つことに。 するとトイレの前に70歳くらいの男性が一人でリュックを担いで立っていたので、こうこうこう言う事情で一緒に登ってくれないかと願い出たところ、トイレから同行の奥様も出て来たので、3人で登りませんか?って更にお願いしたところ「あなたの様な本格的な人とはペースが合いそうもないので・・・」と、低調に断られてしまいました。完全に見た目で判断されてしまい、この時ばかりはフリフリの服を着ておくべきだったと後悔。
    その後も少し待ったのですが、炎天下の平日にそもそも参拝者も少なく諦めることに。
    受付の男から投げ入れ堂の展望所を教えられていたので、そこから拝観。中腹に薄っすらと見えます。

    遠く投げ入れ堂を見て、投げやりな気持になるとは思わなかった。

    この日は米子に泊まって飲みました。翌日は大山登山、3回目。

    階段が続きます、ほぼ筋トレ。山頂はガスってた。

    ん~不完全燃焼。投入堂見たかったなぁ。
    頭の固いあの受付男、いつか街で見かけたら後ろからカンチョウしてやろう。
    冒頭の写真はネット上のものです。

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