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家具工房に捧ぐ
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木工教室
週末の木工教室。
変わらずやっております、このところ挙げていなかったので写真はランダムにまとめていきます。皆さんよく作ります!
昨年から取り掛かっていたキャビネットも最後の仕上げ。
完成しました。
開き扉のつまみも旋盤という機械で削り出し、作りました。
組手部分は手加工。ノミとノコとカンナで仕上げた。
開き扉と引き出しもスムーズに機能します、これからは実用として活躍。
家具は実用品です、作る楽しみを味わう事はもちろんですが自らが作った家具をその後、実用として使う事に意味があります。
私も自分が作った家具を自宅で使っていますが、自らが使い続ける事で後に感じる事が沢山あります。作っている時は凄く気になっていた事が使ってみるとそれ程でもなかったり、使ってみるとすごく気になる事も、作っている時は全く気にしていなかったりと。
自らが作った家具を使い続ける事で実用品としての家具に対する感性が高まる事を知ります。最後になりますが、このキャビネットを作ったのは60代の女性。時間は掛かりましたが、山を登る様に一歩一歩進めば必ず頂上に着く事を証明して頂きました。