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家具工房に捧ぐ
木工教室
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木工教室
週末は木工教室でした、先週と今週の様子。
鉋掛けます。
ノミ研ぎます。
時計製作中。
ノコ切中。
椅子完成間近。
難しそう。
そう、木工は難しい。
難しいから面白い。難しいけど楽しいじょ~
木工教室に興味のある方は ↓
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木工教室
週末は木工教室でした。時折小雨降る土曜と日曜開催。
今週は完成品が多かった。木の器と紫陽花。
花台に飾られる紫陽花。
バターナイフと紫陽花とお箸。
紫陽花は無いけど素敵な座網の小椅子。
紫陽花のような素敵な家具や木工品を作ってみたい方は ↓
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売れるほど
週末は木工教室でした、金曜日と土曜日開催。
定員オーバーの時間帯もあったけど、なんとか二日間終了。直角定規とシラガキ、基本中の基本です。
胡桃材で器を掘ります。基本も何もありませんが、木材の性質とか繊維の方向とか感じざろうえません。
覚えるより、感じる事が大切です。
蟻組の整理箱製作中。
ご本人の意向で通常の蟻組とは逆方向に組み、難易度上がりました。
みんな大好き、ペーパーコードチェア。
座編も奥が深い。
転びデザインのスツール完成。
通しほぞにくさびを入れて、こちらも意図的に難易度を上げました。
製作した生徒さんの御厚意で、数日間工房ショールームに置かれています。
うちは一応家具店なので、ふらりとお客さんが訪れます。
来店のお客様に「このスツールちょうだい」って言われたら「ハイ、税込み3万円でございます」と言って売ってしまうと言う事業戦略が脳裏をよぎっています。😈売れるほどの作品を作ってみたい方は ↓
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木工教室
週末は木工教室でした。
土曜の午前と午後、日曜の午前と午後開催しました。新たな入会者や体験で訪れる方も多く賑わいました。転びほぞの練習中、全て手加工。
難しい事をやっている方も多い。
テキストなどは特に用意していないのですが、私が説明し、実際にやって見せ、そしてやってもらい、そこで発生した疑問をやり取りし、更に実践してもらうというプロセスを繰り返すと、多少難しい事でもできる。一つ一つの理論は、理論と言う程難しい事ではなくて、簡単な理屈の積み重ねでしかない。テキスト化すると逆に分かりにくくなるのが技術です。例えば、鉋で横刷り
天板の様な大きめの板は、木材繊維とは直行方向に削る事でそのひずみを取る作業が必要になる。その後、木材繊維と並行方向に削る事で奇麗に仕上がる。と文字で説明するとわかりにくい、と言うかわからない。
しかし、実際にやって見せ、やってもらい、やり取りを繰り返せば、誰だって理解できるしやれます。
ただ体力は必要です。ほぼスポーツ。木工は難しくありません。
木工教室に興味のある方は↓
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木工教室
GWも週末は木工教室でした、GWにも関わらず、多く来て頂いた。
ノミ、研ぎます。
カンナ、台調整します。
木の器掘ります。
大きな家具作ります。
組手を用いた小さなケースも完成。
ノミ、ノコ、カンナと言った手道具で作りました。
生徒さんごとに教室へ来る目的意識は多分違っていて、木工の技術を学ぶ事を優先させる方もいれば、作品を完成させる事を目的とされる方もいます。あと、ただただ作業に没頭する事に充実感を感じる場合もあると思います。
私の役目としてはそれぞれの目的に沿ったガイドとして、技術の伝達だったり、家具や木工品の完成を上手くサポートできればと思っています。いつも書いていますが、私も含め失敗する事も多いのですが、そこから学ぶことの多さが分かってくると本当の意味で家具作りや木工技術の習得が面白くなってくると思います。
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木工教室
週末は木工教室です、先週の様子。
ノコ縦挽き。
ノコ、胴付き切り。
ノミ、冠仕込み中。
体験コースでは、
家族でお箸し作り、
椅子製作中。
家具工房treehouseの木工教室では、ノミ、ノコ、カンナなどの手道具を使った加工を中心に家具作りを楽しんでもらっています。
教室のコンセプトは失敗しながら、物作りを楽しむ事です。
本当に失敗が多いのですが、そこから学ぶことの多さも日々感じます。
上級者ほど過去沢山の失敗をしています。 私ほどではありませんが (´;ω;`)失敗しながら家具作りを楽しみたい人は ↓
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常三郎
木工教室で生徒さんが使う道具を細々とですが、販売していて
本当に細々と、休憩室の一角に在庫を置いている。仕入れは兵庫三木の問屋経由です。
問屋はそれぞれのメーカーから仕入れているのですが、先日の関西行の際、三木のメーカーを何社か訪ねてみました。鉋メーカーの「常三郎」。社長さん自ら大変丁寧にご対応頂いた。
一般にはわかりにくいと思いますが、数ある鉋メーカーの中でも高品質で名高い名工です。
これは海底に沈んでいた鎖。鉋の大部分を占める地金に用いられるそうです。
鉋の元となる鋼材にはよく鉄橋が使われていると聞いていたが、いろいろ使うみたいです。
うる覚えの知識でそうした再利用の鋼材で刃先である鋼(ハガネ)も作っているものだと思っていたのですが、鋼(ハガネ)は鉄工所でそれ様に作るとの事。これが鉋の刃先になる鋼(ハガネ)。主に日立金属で作っているそうです。
この鋼と地金を叩き、鍛え錬鉄する事で鉋の刃が出来ていくわけです。
夏は暑いだろう。
最後は職人さんが調整しています。
せっかくここまで来たし、ご案内のお礼も兼ねて社長さんのお勧めの鉋を自分様に購入させて頂いた。
ありがとうございました。 -
木工教室
週末は木工教室でした、今週も多く来て頂いた。
鉋を掛けたり
器を掘ったりしています。
丸い器も完成。とても奇麗に仕上げました。
昨年から取り組んでいる書斎机もあと少し。
引き出しのついた机は、教室で作っている作品の中でも高難度です。
箱物家具と脚物家具の要素を足して二で割った構造になっているので、サイズ的制限が多い。
また少スペースに配置された引き出しをうまく機能させる事を前提に作らなければならないところにその難しさがあります。ホゾなどの接合部はノミとノコ、天板は鉋で仕上げました。手加工でここまで作れます。
高い山も少しづつ登れば登頂できる。大変お疲れ様でした。いつかこんな机を作ってみたい方は↓
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木工教室
週末は木工教室でした。
留め木口削り中。
椅子の組み立て中。
鉋の台直し中。
机はあと少し。
先週は天気も良かったせいか、全体に参加者少な目でした。
このところも注文品も多く、並行作業させてもらっていました。
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木工教室
週末は木工教室でした。
シラガキや毛引きでの墨付け作業。全ての基本となります。
色々と出来ている。
鉋掛けます。
器掘ります。
あられ組の箱も製作中。
年が明けて、新たに入会される方も増えました。
木工教室は毎週、金・土・日、午前と午後やっています。興味のある方はどうぞご連絡ください。↓
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木工教室1/27~29
週末は木工教室でした。
寒い中。今週も多く来て頂いた。木材に加工線をひく、墨付け。 全ての作業の基本となります。
その墨付け線に忠実に加工を施し、
家具が出来ます。
最近は難易度の高い作品作りに挑戦している方も多い。
書斎机製作中。
板剥ぎ。
天板鉋掛け
鑿研ぐ。
木工教室へ興味のある方は↓
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アマチュアとプロ
木工教室の中でそれとは別に行っていた家具製作技能士講座(全16回)の最終回が日曜だった。今回の講座は参加者8名、40代~50代、全員男子という濃いメンバーだった。当初はどうなる事かと思っていたが、皆さんとても真剣かつ真摯に取り組んで頂き、結果的にはとてもやりがいのある講座となった。
最終回は若干時間調整的なとこもあったけど、学科試験の解説を1時間行った後「家具と木工、趣味として仕事として」というテーマで更に1時間程話させてもらった。本講座参加者の半分以上は家具製作や木工を本格的な趣味若しくは「業」して考えていたのがこの話をする動機だった。
40代、50代で家具作り木工を「業」として考えている方は多くて、決してそれを肯定も否定もしないのですが、先日話した内容をもう一度書きます。舌足らずなところもあったので。私がこの仕事を始めるきっかけとなった信州のアマチュア木工家・田渕義雄さんなど他2例を挙げて、時間や報酬に捉われず真摯に木工に取り組み、クリエーターとしてはプロを凌駕する作品作りに没頭するアマチュア木工家の姿勢を紹介。
次に私の事業としての家具製作に取り組む考え方などを説明すると同時に、時間や報酬に対する考え方などを説明。小規模な個人事業であってもそれは会社の縮図のような状態であって、またそうでなければならないという話をした。
一般的にプロとアマチュアの違いは作品のクウォリティーだと思われがちであるが、そうではない。最大の違いは時間と報酬に対する考え方である。先にも書いたようにアマチュアの中にはプロの作品を大きく凌駕する作家もいて、何故それが出来るかと言えば時間や報酬に捉われない妥協なき作品作りに打ち込めるからである。一方事業としての物作りは、時間と報酬に対する作業に妥協が許されない。
アマチュア作家の様なこだわりを持ちすぎる事が危険になる。危険になるかどうかは本人次第でこだわりたければこだわればよいかもしれないが、結果的には事業としては継続できなくなり、とても上質だけど価格転嫁できない売れない作品を作ってしまう。と言う事はもはや前述の報酬や時間に捉われないアマチュア木工家になっていく訳である。
とまぁ、自分でも書いていてよく解らなくなる様な内容の事をパワーポイントとプロジェクターなどを使って真剣に話してしまいました。 こちらの熱意も伝わったのか、話の後ではかなり突っ込んだ質問も浴びせられて楽しかったです。しかし綺麗ごとを言うと、プロとかアマチュアとか事業とか趣味とかそんなよく解らない将来の事をクドクド考えるより、今やりたい事に真剣に励む事が一番楽しいのではないかとも思います。