ブログ
家具工房に捧ぐ
木工教室
-
木工教室
週末は木工教室でした。
留め木口削り中。
椅子の組み立て中。
鉋の台直し中。
机はあと少し。
先週は天気も良かったせいか、全体に参加者少な目でした。
このところも注文品も多く、並行作業させてもらっていました。
-
木工教室
週末は木工教室でした。
シラガキや毛引きでの墨付け作業。全ての基本となります。
色々と出来ている。
鉋掛けます。
器掘ります。
あられ組の箱も製作中。
年が明けて、新たに入会される方も増えました。
木工教室は毎週、金・土・日、午前と午後やっています。興味のある方はどうぞご連絡ください。↓
-
木工教室1/27~29
週末は木工教室でした。
寒い中。今週も多く来て頂いた。木材に加工線をひく、墨付け。 全ての作業の基本となります。
その墨付け線に忠実に加工を施し、
家具が出来ます。
最近は難易度の高い作品作りに挑戦している方も多い。
書斎机製作中。
板剥ぎ。
天板鉋掛け
鑿研ぐ。
木工教室へ興味のある方は↓
-
アマチュアとプロ
木工教室の中でそれとは別に行っていた家具製作技能士講座(全16回)の最終回が日曜だった。今回の講座は参加者8名、40代~50代、全員男子という濃いメンバーだった。当初はどうなる事かと思っていたが、皆さんとても真剣かつ真摯に取り組んで頂き、結果的にはとてもやりがいのある講座となった。
最終回は若干時間調整的なとこもあったけど、学科試験の解説を1時間行った後「家具と木工、趣味として仕事として」というテーマで更に1時間程話させてもらった。本講座参加者の半分以上は家具製作や木工を本格的な趣味若しくは「業」して考えていたのがこの話をする動機だった。
40代、50代で家具作り木工を「業」として考えている方は多くて、決してそれを肯定も否定もしないのですが、先日話した内容をもう一度書きます。舌足らずなところもあったので。私がこの仕事を始めるきっかけとなった信州のアマチュア木工家・田渕義雄さんなど他2例を挙げて、時間や報酬に捉われず真摯に木工に取り組み、クリエーターとしてはプロを凌駕する作品作りに没頭するアマチュア木工家の姿勢を紹介。
次に私の事業としての家具製作に取り組む考え方などを説明すると同時に、時間や報酬に対する考え方などを説明。小規模な個人事業であってもそれは会社の縮図のような状態であって、またそうでなければならないという話をした。
一般的にプロとアマチュアの違いは作品のクウォリティーだと思われがちであるが、そうではない。最大の違いは時間と報酬に対する考え方である。先にも書いたようにアマチュアの中にはプロの作品を大きく凌駕する作家もいて、何故それが出来るかと言えば時間や報酬に捉われない妥協なき作品作りに打ち込めるからである。一方事業としての物作りは、時間と報酬に対する作業に妥協が許されない。
アマチュア作家の様なこだわりを持ちすぎる事が危険になる。危険になるかどうかは本人次第でこだわりたければこだわればよいかもしれないが、結果的には事業としては継続できなくなり、とても上質だけど価格転嫁できない売れない作品を作ってしまう。と言う事はもはや前述の報酬や時間に捉われないアマチュア木工家になっていく訳である。
とまぁ、自分でも書いていてよく解らなくなる様な内容の事をパワーポイントとプロジェクターなどを使って真剣に話してしまいました。 こちらの熱意も伝わったのか、話の後ではかなり突っ込んだ質問も浴びせられて楽しかったです。しかし綺麗ごとを言うと、プロとかアマチュアとか事業とか趣味とかそんなよく解らない将来の事をクドクド考えるより、今やりたい事に真剣に励む事が一番楽しいのではないかとも思います。
-
木工教室
今年最初の木工教室。
土曜日の午前と午後、更に日曜午前は家具製作技能士講座でした。この講座は昨年10月から行っていて、通常の教室とは一線を画す形で約3か月間笑い無しの真剣勝負でした。たまーに笑います。資格取得を目標としながら家具木工の基礎技術を習得してもらっています。
参加者は教室の既存会員他ほぼ初心者の方を含め8名。決して簡単な内容ではありませんが、皆さん本当によく頑張っています。そして来週は本試験。日曜午後は通常の木工教室でした。年始から多く来て貰いました。
資格講座に劣らず難しい事をやっている方も多く、ついていくのに大変です。
家具作りは加工技術の上手い下手は基より、頭の中でどれだけまとめきれているかが重要です。
決して簡単ではありませんが、普段使わない脳みその奥の奥の方の、多分一生使わなかったかもしれない部分を使ったりします。
脳みその奥の奥の方を使いたくて仕方ない方の御参加をお待ちしています。↓ -
木工教室12/16~18
週末は木工教室でした。
今週も三日間多く方に来て頂いた。作業風景や完成品など。
キッチンスツールも完成。
ノミ、ノコ、カンナ、全て手道具で作りました。座面の凹凸加工は外丸カンナで仕上げた。
脚のホゾ部には通しホゾを模した埋め木加工も行いました。
決して加工を間違ってノミが貫通した穴を塞いだ訳ではありません。あります。
失敗をデザインにしてしまうのも木工教室ならでは。脚部が少し傾いていますが、木工ではこのような形状を「転び」といって加工難易度が上がります。年々このような高難度の作品を作る生徒さんが増える事が喜びでもあります。教室も少しづつ成長しています。
___________________________________________
〈トラへ花束〉
教室の生徒さんからあの世へ旅立ったトラへ、この様な花束まで頂きました。花は美しいのに涙が止まりません、ありがとうございます。
トラへメッセージも本当にありがとうございます。
只、トラの名前は多分カタカナで「トラ」若しくはひらがなで「とら」だと思います。
この事を天国のトラに伝えたら・・・オレは渥美清じゃないぞ~って言ってました。
更に
あの世へ行ってもブログのネタに使うんだな~とも言ってました。
-
木工教室
週末は木工教室でした。
小引き出し完成、塗装前。引き出しは本体の製作は基より、引き出しを作りそれを引き出しとして機能させる事が難しかったりします。
木の器作り。
体力のいる作業ですが、没頭できる面白さがある。
角度のついた椅子製作中。
小テーブル製作中。
天板は全て鉋を掛けます。
蟻組の小引き出し、製作中。
皆さん本当によく作ります。
失敗も多いですが、失敗することでいろんな事が学べます。失敗を多く経験している方の方が経験値が高くて、家具作りにおける引き出しも多くなっているように感じます。
さぁ、失敗しよう! いや、失敗を恐れず果敢に作ろう。失敗を恐れず、果敢に木工・家具作りにチャレンジしたい方は↓
-
木工教室11/5と6
週末は木工教室でした。
今週は金曜日お休み、土曜と日曜に2コマづつ開催。
鉋掛けます。
蟻加工中。
椅子組み立て中。
椅子座編中。
鉋、仕込み調整中。
そうみんな夢中。今週の完成品。
蟻組のかわいい整理箱完成。作者はみかん農園をされていて、みかんを作る手で整理箱も作りました。
________________________________________
うってかわって日曜午前は家具製作技能士講座の6回目。
私を含め、男子ばかり9名。人間的にも講座内容的にもとても濃くて、真剣にやってます。
全く笑いはありませんが、それもよし。
____________________________________失敗も楽しみながら、楽しく木工をしたい方はどうぞご参加ください。↓
笑い無しの濃い~木工に取り組みたい方もどうぞご参加下さい。↓ (*今年の募集は終わりました)
-
木工教室10/21~23
週末は木工教室でした。今週も沢山来て貰った。
シューメーカーチェアの座堀中。
ほぞ穴の加工練習中。
鉋掛け中。
五枚組手加工中
箱、塗装前。
完成品も多かった。
スプーン、それはそうスプーン。
蟻組の小引き出し、塗装前。
花台も完成。
ペーパーコードの小椅子も完成。
生徒さん自身がインスタに載せる写真を撮影中を撮影。
木の器完成。
完成時達成感No1が器作りだと思います。お疲れさまでした。
達成感を得たくて仕方のない方はどうぞご参加下さい↓
-
木工教室10/14~16
週末は木工教室でした。
毛引きで墨付け。
鉋仕上げ。
蟻組の小引き出しに取り掛かりました。最近は難しい事をやっている方も多く、ついていくのが大変。と言うかついていけません。
シューメーカーチェアの座面加工。 こちらもついていけません。
小型のキャビネットも完成しました。
建具は敷居鴨居型になっていてる。
そして、接合部は難易度高の蟻組。
この蟻組も、ノコ・ノミだけで加工しました。仕上げは鉋。
全然ついていけてないのですが、私がついていかなくても作品はどんどん出来ていくので全く問題ないことに最近気が付きました。 木工教室凄い。 -
木工教室
週末は木工教室でした。
それぞれ作っています。
今週の完成品。
ウォールナットの角トレイとスプーン。かわいい。
そして、デスクワゴン完成。
自宅のデスクサイズに合わせ、母が息子の為に作りました。母凄い。
引き出しは組手加工。そして前面にはタイガーが焼き書かれている。
タイガー凄い、そして母凄い。
私が作った訳ではありませんが、末永くお使い頂けますように・・・
このように、木工教室に不可能はありません。たまにあります。
興味のある方は↓ -
家具製作技能士の講座
週末は木工教室でした。
通常の木工教室に加え、土曜の午後は家具製作技能士の講座を行いました。去年に引き続き今年で2回目。今年も定員一杯の8名でスタート。今年は去年の反省も踏まえ、試験課題の練習に入る前に基礎の基礎からしっかりと説明・練習してもらおうと思っています。木工刃物や木工の基礎技術の説明は難しくて、一般的な講座のようにテキスト化したものを机上で理解してもらう事が難しい。
説明しながら実演し、それを失敗しながらも実践してもらうといプロセスを何度も繰り返すしかないと思っています。
参加者の皆さんはこの講座に様々な思いを寄せて参加してくれているのだと思うのですが、試験の合格はもとより、併せて木工の奥深さみたいなものをしっかりと伝えていければと思っています。ちなみに8名の参加者の顔ぶれは衝撃の全員男子。
いつも教室の写真は沢山撮るのですが、今週はこれ一枚。
正確には数枚撮ったのですが、工業高校の男子クラスみたいになっていたのでUPしてません😿。