ブログ
家具工房に捧ぐ
日記
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韓流
今年の夏にネットテレビを契約しました。たまに映画など見るのは面白いのですが、今のところそれ以上にハマる事はありません、私は。
韓流ドラマの「愛の不時着」が死ぬほど面白いという噂を耳にして見てみたのですが、私は2話目くらいで脱落。ともに見ていた妻も当初はそれほどでもないと言いながら何となく見続けていた様です。
しかし、先日の夕食時に「愛の不時着」のストーリーとその面白さを懸命に説明する妻。噂には聞いていたのですが、生まれて初めて韓流ドラマにハマる女を間近で見ました。
「そんなに面白いのならオレも見てみようか」と言うと「隣にいると集中できないので一緒に見ないでほしい」とキッパリ。翌日は何時まで見ていたのか睡眠不足で目を腫らし、そして先日全16話を見終わり完全にロス状態に陥っている様です。
現在妻は私の顔がヒョンビンに見えるという猛烈な幻想に憑りつかれています。というのは流石にウソです。ヒョンビン -
一葉知秋
11月になりました。注文品製作の為、今週は木工教室を休みにさせて貰いました。休日返上で製作作業が続きます。
このところちょっとした怪我が続いた。ひとつは昇降盤での作業中、タッカー(大きなホッチキス)の刃が埋め込まれた状態の木材を切断したところ、切れたタッカーの軟鉄がキックバックして飛んできて右腕に刺さりました。飛んできた軟鉄は数ミリ程度のものだと思うのですが、昇降盤のキックバックの威力は凄まじくて、飛んできた極小の軟鉄は私の右上腕に深くめり込んでしまった様です。こういう場合何科の病院に行けばよいのか非常に迷ったのですが、ほくろの除去などと同様になるので皮膚科に行きました。先生曰く取っても取らなくてもどっちでもいいんじゃないの~と適当な回答。取るのも痛そうなので、ひとまず取らない方向で極小軟鉄が右腕に埋まったままの状態です。しかし、この事故については笑いごとではなくて、腕ではない箇所にあたっていた場合の事など考えると本当に恐ろしいです。
三日前ですがパネルソーで作業中、4×8サイズの合板をパネルソーの台上に立てかけていたところ予想以上に合板が反っていてパネルソー台上から落下。およそ30cm下にあった私の足の甲の上に落下。 4×8サイズの合板を 足の甲に落とした経験のある人ならわかると思うのですが、これが死ぬほど痛くて本当に涙が止まりません。余談ですが私は過去に何度も足の甲に重量物を落下させて事があって合板はこれが2回目。ポニークランプを落とした時は悶絶しました。更に余談ですが消防士時代、神社が炎上する火災の消火中に建物が倒壊してその時も足の甲に大きな木材が直撃。安全靴を履いていたにも関わらず亀裂骨折。以後松葉杖生活になった経験もあるくらい私の足の甲は呪われているのです。
過去の怪我話はさておき、今回の怪我は大事には至ってはいないのが幸い。こういったちょっとした事故は偶然起きる事ではなくて、何らかの必然性があるものだと思っています。些細な怪我を一葉知秋と心掛け安全作業にとり取り組みたいと思います。 -
訪問者
写真はお客さん。
ではなくてスズメバチさん。勝手に入ってくるなよ~。
一般的な虫さんたちとは違って頭上でブンブンやられると、どうも気になって仕方がありません。こんな勝手な侵入者が発生しない様に弊工房では受付と受付要員を配置しているのですが、
何故かその受付を素通りされる方が多いです。
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カメラ
2年程前にテーブルから落下させレンズの根本から折れたカメラ。
普通のレンズは使えたので泣きながら何とか使っていたのですが、最近こちらも不調をきたし始めたので新しいものを買ってしまいました。
またOlympus。古い感じのデザインもいい。
適当な被写体が見当たらないのですが、一枚。
題名「花と屍」
こちらはスマフォで撮影。あまり変わりません。
誰が屍やねん・・
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製作が続きます。
連休もずーっと働いていた。建具類が揃ったので組み立ててみました。完璧だぁ。
またバラシてこれから塗装です。 -
日々
製作が続きます。
本体もそれぞれ完成に近づいている。
ガラス丁番を使いました。
スタッフ・トラも元気です、働きませんが。
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日々
過ごしやすい季節が始まりました。
涼しくなってきて、よく飯を食うスタッフ・トラ。
食った分、働かないところが一般的はスタッフとは異なります。
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日々
製作が続きます。
本体が出来た。今のところ完璧。頑張ろう。
やっと少し涼しくなってきました。家具作りの季節が始まります。
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日々
台風が通り過ぎて、例年さほど影響もないのですが
今年は入り口花壇の花「ルリマツリ」が支柱ごと倒れていた。
車が通れないので適当に戻して括りつけたら、5分後にまた倒れた。支柱を増やしてしっかりと括りつけたいのですが、忙しくて。工房では製作が続きます。
今回もボリュームがあって、それでいて細部にオーダーならではの仕様が含まれています。慎重に作っています。
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日々
製作が続きます。
先日このブログにも書いたウォールナットの突板。突板は突板屋さんに張ってもらうのですが、今回はランダムマッチといって木目を互い違いに張ってもらった。自然な風合いになりました。
それにしてもまだまだ暑いです。台風が過ぎたら少し涼しくなるのでしょか。
私はクーラーの無い工房でいそいそと働いているのですが、スタッフ・トラはクーラーのきいた自宅から出てこようとしません。
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突板
よく「無垢材」とか「無垢の家具」とか言いますが、木材だけを素材として加工・組み立てられた家具の事を他の物が混じっていないので「無垢」と表現するのだと思います。
例えば、 このウォールナットのテーブルは木材だけを加工後、組み立てているので「無垢の家具」と言うことに。クルミの椅子もそうです。
これに対し、いわゆる合板構造のものは無垢とは言っていけないのが業界の掟のようになっていて、究極的なところではホームセンターで売っているカラーボックスの様なものは表面はプリント合板で中身は木質系のものが入っているので確かに木でもないし、無垢でもありません。他にも合板構造にはいろいろとあって、表面材の違いですがポリウレタン合板や、住宅や少し高価な家具ではメラミン合板といって、シンク周りの扉などに使われている丈夫な素材のものなどもあります。
前置きが長くなりましたが、 合板の中には木材そのものを薄くスライスした突板合板と言うものがあります。次作製作の為、資材屋から取り寄せた突板のサンプル、ウォールナットです。
このペラペラの突板をラワン合板に張りつけた物が突板合板。それを面材とし家具を作ります。突板合板は決して安価なものではなくて、コスト的には無垢材に勝るとも劣らない素材です。では何故家具の製作に無垢材ではなく突板合板を使用するかですが、無垢材は「木」そのもの故、湿度による伸び縮みが季節ごとに発生します。乾燥した冬に家具は小さくなり、湿気を多く吸い込む梅雨時などは少し大きくなります。
なので、本体とその中で機能する建具を据えている家具などは、戸・扉など永年に渡るスムーズな開閉を考慮し伸縮の無い合板構造で作りたい訳です。突板合板を用いた家具、本体は突板を用いた合板構造です。建具は無垢材、または合板構造を状況によって作り分けます。
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お盆返上
先々月から取り掛かっている靴箱が大体出来た。
まだ、棚板の製作や細部調整などいろいろとあるのですが、本体は問題なくできたので一安心。
学校側の既存品の撤去も終わり、知人のYさんに左官工事をお願いしました。
今年はコロナの影響で、夏休みはお盆期間の一週間のみだそうです。
気合が入るなぁ・・・