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家具工房に捧ぐ

木工教室

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。
    先週と先々週の様子。

    部材に加工線を記すのはシラガキという刃物。

    できるだけ機械を使わず、手加工で作る事にこだわっています。

    人間の手に出来ない事はありません、ツシマヤマネコには無理です。

    本当に器用。

    手道具と手で何でもできる。

    製作中の椅子のほぞ。全て手加工、信じられない気力と根気。

    何だって出来るんです。

    簡単ではありませんが、

    必ずできる。

    コツコツと少しづつ進めば

    出来ない事はありません。

    たまに失敗はありますが、

    気にしない、そして気にさせない。

    すると出来るんです。 

    素敵な家具が誰にでも。

    コツコツと素敵な家具を作ってみたい人は ↓

  • 対馬へ

    家族でサイパン旅行へ行った。

    と言うのはウソで一人対馬へ行きました。フェリーで片道4時間。

    目的は主に釣り、行動範囲は対馬北部の上対馬一帯。写真沢山撮りました。

    初日の夕方ポイントへ到着。風波とも強くこの日は様子見。

    二日目からは、去年釣行をともにしたSさんと合流。

    比較的安全な場所でルアーを投げますが釣果なし。

    二日目以降もコンディション悪く釣果ありませんでした。
    しかし、竿を振っているだけでも気持ちがいい対馬。

    釣りは魚の活性がよい朝と夕にやるので日中は暇。
    Sさんはイカ釣りなどやっていましたが、私はまだまだ知らない対馬散策へ。

    御山を登りました。登山道は荒れていて倒木が多かった。登っていると鹿の遠吠えとか、ツシマヤマネコなのか姿の見えない動物の動く音がガサガサと聞こえ、ある意味北アルプスの登山より怖い。。

    朝夕の釣行移動の際、地元の動物たちとも出会えたました。

    ツシマテン。猫くらいの大きさで5匹くらいで走っている姿が可愛かった。

    鹿さんは10匹くらい見たのですが、すぐ逃げる。

    立派なオスさんを撮る事ができました。海山ともに本当に自然豊かです。

    異国の見える展望台という観光名所。

    から、海の方を眺めると

    本当に異国の釜山がはっきりと見えました。対馬という場所へ居る事を実感できた。

    釣りの方ですが滞在最終日の朝から釣り師匠のIさんも合流する中、風も弱まりコンディションも上々。待望の一匹が釣れました。

    やった~、ヒラマサ君。70センチ弱でしたがよく引いてくれました。

    帰宅後、三枚におろし

    アラ炊きとお刺身で頂きました。

    ほんま、美味でっせ~

    しかしこういうディープな旅をすると帰宅後に仕事をする気が起きなくなる症候群に取り憑かれるのが悩みです(´;ω;`)  

    対馬旅でした~

  • 子供たち

    製作が続きます。

    秋らしくなってきました。作業もはかどります。

    木工教室へ来られている方からメダカを頂きました。10匹。

    人生初メダカなので、どうしてよいかわからず、とりあえず天水鉢を購入。
    これから蓮の葉など入れてみよ~

    カメラを構えたら、撮りやすい様に並んでくれました。

    名前は上から、一郎、二郎、三郎、四ツ葉、五郎、六ツゴロウ、七菜恵、八州子、九十九、十和子です。 

    親としては外敵からも守らなければなりません。

  • 日々

    製作が続きます。

    このところ、作る以外の仕事が忙しく遅々としている。けどあまり気にするのはよそ~

    流石に扇風機はしまいました。

    しかし、作業で暑くて先日再度出して、昨日本当にしまった。もう出さない。

    ホームレス猫は相変わらずなつかず、可愛くないので餌を最低ランクから最々低ランクに引き下げたところ、

    なんと食べない。
    出没回数が大幅に減りました。しかし毛並みよく、他の家でももらっているのかも。

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。
    教室の様子、先週と今週分。

    鑿でほぞの孔加工、基本ですが難しい。

    体験コースの器作りと、

    お箸作りと、

    カッティングボード作り。

    木工体験おもしろいじょ~

    長期的に通われている方たちは

    椅子の座面、荒堀り。

    最終的にはこんな小椅子が出来ます。

    整理箱製作中。

    こちらも整理箱、完成間近。

    四角い箱を四角く作り、その中に四角い引き出しを作り入れて、引き出しとして機能させなければならない難しさがあります。

    こんな大きなキャビネットを作っている人もいる。

    木工教室でこんなの作ってもいいいですか?

    CD収納箱も完成。

    四つの引き出しは全て、ノミとノコによる手加工の五枚組手で製作。市販品にない唯一無二の作品になりました。

    初心者の方から、長く通われている方までそれぞれ皆さん作品作りを楽しまれています。
    写真は奇麗なとこばかりを写していますが、実際は沢山の失敗があってここまできている方が多い。
    失敗を多く経験している方の方が、製作上の引き出しが多くなります。
    沢山失敗してこんな作品を作ってみたい人は ↓


  • 木工教室と鉋講座

    週末は木工教室でした。 今週も多く来て貰った。

    多くの人が来て、それぞれが違う事をやっているので、何が何だかわかりません。

    と言うのはウソで、一人一人にとても丁寧な指導を心掛けています。

    と言うのも少しウソで、あまり細かい事は言わずまずはやってみて貰っています。

    ただ、家具製作をベースにした木工は少し難しいので、細かい指導もたま~に入ります。

    たま~にですが。

    ________________________

    土曜と日曜は通常教室とは別に「鉋講座」を開催。

    参加資格は、やる気満々である事。

    通常の教室とは打って変わって、細か~い指導が続きます。

    理屈を十分に説明してから、実践に取り組んで貰っています。

    研ぎ一生と言います。
    簡単に習得できる事ではありませんが、細かな理屈を漏らさず理解し練習すれば誰でも上達できるはずです。

  • もう、一年近く食事を与えているのに未だになつかない。

    いつもこんな感じで、飯食わせろ~って待っているのですが、近づくと逃げる。

    食ったら近くで寝ていて、それもまた頭にくる。

    先日実家にいったら、いいものがあったので借りて仕掛けました。  
    ここにかくれて紐を引っ張る作戦。

      餌はここ

    一旦入ったのですが、閉めようとした瞬間に逃げられてしまった~

    お前には絶対飼いならされないぞ~っていう、強い意志を感じる。

    更には、ここ私の家ですけど何か?みたいな顔をしているのも頭にくる。

  • 木に学べ

    弊工房の木工教室では、生徒さんへ「鉋」を貸与したり、購入してもらって作品作りへ役立ててもらっている。しかし、実際にこの「鉋」と言う道具を使いこなす事は難しい。
    今の時代、書籍や動画情報など見れば、切削の理屈やその原理原則の理解は独学でも十分にできると思います。しかし頭でっかちな理屈だけでは実践に応用できないのが鉋です。
    例えるなら、野球少年に野球の教本だけで教えてもヒットは打てない様ものです。

    そんな私の思いもあって、木工教室では先週から「鉋講座」を開催。
    鉋を所有し、使用経験のある方を中心に秋の特別講座として集中的にやっております。

    概論や基礎知識など座学も交え、しかしやはり実践。砥石の平面出しと刃と砥石の関係性の把握。鉋台の平面精度や台直しの理屈と実践など、総合的には全てが繋がるべきものである事を、私のわかりにくい説明で理解してもらおうとしています。

    講座の中でも少し話させてもらったのですが「鉋は木工を象徴する道具」と言われています。
    鉋本体の理解にとどまらず、加工の対象である「木」への理解が重要。鉋台そのものも「木」であるし、切削の対象も「木」です。お互いに気候や湿度の影響を受けて動く(反り・ひねり)ので、その動きを理解し、対応しなければならない。そのためには季節・気候・天候や日照にまで気を配っておかないといけない。鉋を使いこなす為には、鉋だけを見るのではなく全体を見る。
     とは言え、その様な感覚は何年も何年も木工に取り組んで、鉋をずーっと使っているから得られる感覚としてあって、先に書いた様な事を説明してもなかなか肌感覚としてすぐに理解できないのが普通だと思います。

     そんな中、先日教室の生徒さんとの雑談でこの本の名前が出てきました。本棚の奥にあった!

    「木に学べ」西岡常一さんの著書。法隆寺や薬師寺の復元に宮大工棟梁としてあたった著者が経験を通して知り得た考え方などが書かれています。この本に対するレビューはいろいろな側面からあると思うのですが、現代人がなかなか理解する事のできない、木の仕事における一般との時間軸の違い。また職人の作業環境全体を取り巻く感覚を理解しやすいのかと思います。私が上手く説明できないので・・・

    この本を読んで奈良に行くのもよいです。

  • 酸注入

    膝まわりの痛みと言うか違和感が凄くて病院へ。
    事前の自己診断は膝軟骨の減り。基本的には治癒できないけど、今後のリハビリ方法など聞けるかもしれないので期待せずに行きました。
    レントゲンを撮って問診室へ行き、先生と対面。
     膝年齢は80代ですね~(精神年齢は10代だけど)とか言われるかと思ったら、レントゲンを見る限りまだまだ軟骨もしっかりあるしそれほど悪くないとの診断。
     とりあえずヒアルロン酸打ちますか?って聞かれたので、はぁって答えたら、右足にぶちゅーと来てこれが滅茶苦茶痛い。左足にもう一発で泣きそうでした。

    これを週一の五回打ちましょうって。今日がその日ですが痛いので行きたくないでちゅ~

    仕事はやっとくから行って来いよ~、って言っている様にも見えなくもなくもない。

  • 木工教室

    水曜日に熱が出て、一応病院で検査したらコロナ・インフルとも陰性、ただの風邪でした。木曜は薬飲んで寝て、金曜は教室中止。土日は少しフラつきながらの通常営業だったのですが、私の体調とは無関係に皆さんよく作っていました。と言うか、そもそもいなくてもいいじゃないか説もあります。
    まぁしかし、こーいう時一人家業は辛いです。

    二日間、多く来て貰いまいた。

    写真で見てのとおり皆さんやりたい放題好き放題に作りまくるのが当教室です。
    と言うのはウソで、古くから伝わる基本的な木工道具による墨付けと手加工。原理原則に乗っ取った考え方を積み重ねながらも、あまり頭でっかちにならず、少しくらいの失敗は経験と捉えながらそれを糧にして少しずつ成長していく事を教室のコンセプトとしています。しかし、こんなに長いコンセプトがあるとは誰も知ら知らないはずです、今考えたので。

    こんな明確なコンセプトのある素敵な教室で木工を学んでみたい方は ↓

  • 所用

    所用で平戸へ行きました。
    遊びではありません、所用です。 

    所用なのに海が奇麗。

    とてつもなく青い海。でも所用。

    緑も奇麗です。所用ですが、

    腹が減っては所用も達成出来ません。

    地元の木工職人Hさんに連れられ行ったのは、お刺身が無料おかわりの店だった、流石平戸。

    お魚は新鮮で涙が出る程美味しかった。
    おかわりはしませんでした、所用なので。
    と言うかお相撲さんではないので・・・
     

  • スペース家具

    先日から作っていた家具2点をお納めしました。

    1点目がこのちょっとしたコーナースペースにキャビネットを配置。
    〈ビフォア〉

    ピッタリと納まりました。と、言うか納めました。
    〈アフター〉

    床上の小さなスペースに収納量大のキャビネットが置けるんです。

    2点目は冷蔵庫とキッチン流し台横の本当に少ししかないスペースへ、

    〈ビフォア〉

    隙間収納をぴったりと納めました。
    〈アフター〉

    内寸は幅高さ90m×横幅25cmくらいあって、意外と収納量が多い。
    天板上にはトースターを配置の予定です。

    オーダー家具屋の意地も垣間見える2点となりました。
    末永くお使い頂けますように。

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