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家具工房に捧ぐ
衝撃シリーズ
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最近の衝撃
起床直後の排尿時、その臭いに驚いた。草の様な渋みのある臭いだった。
普段は感じる事の無い尿臭に、何らかの病気を疑った事は言うまでもありません。53歳、何の病気になってもおかしくない年齢。まだ誰も起きていない自宅のリビングでスマフォを片手に「尿 臭い 病気」などと検索してみました。まず最初に疑ったのは糖尿病。しかし糖尿病の尿臭は文字のごとく砂糖の様に甘く臭うらしく消去。その他に疑われるのが前立腺など泌尿器系のがん、これは可能性あり。その他にも尿に臭いを発生させる病気は沢山あってどれも可能性としては当てはまるものばかりで混乱。しかし全ての病気において共通する事として、尿に臭いがつく場合、病気の発症当初から徐々に臭気を感じ始め次第にその臭いが強くなっていくのが一般的だという事。しかし私の場合、前日まで何の兆候もなかったのに、突然強く臭い始めた事から、もしかしてこれは数万人に一人のとんでもない病気にかかった可能性も危惧。
とにかく病院へ行こうと覚悟を決め、その日の予定をキャンセルする算段などを考えました。
「俺の人生もとうとう終焉に向けてのスタートが始まったのかもしれない」などと感傷にふけりながら、更にスマフォ検索を進めていると「尿臭い・アスパラ」という文字を発見。と言うか、かなり出てくる。
アスパラガスを食べると、強い尿臭が発生するらしいのです。
そう私は前日にコストコで買ってきた大袋入りのアスパラガスをバターのせホイル焼きにして酒の肴として大量に食べていたのです。
その日の二回目のおしっこではあの匂いは微かなものに変わり、3回目のおしっこでは無臭になりました。そうか~アスパラガスの食べすぎだったのか~ 安堵。
なんの話やねん。
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木工教室12/11と12
週末は木工教室でした。
コツコツとした作業が続きます。
そう、木工はとてもコツコツしています。
山を登るようにコツコツと進み、本当にこの道で合っているのかと思う時もあるのですが、
いつしか、山頂が見え
ああ、いつの間にかここまで登ってきたんだなぁと思う。
そしてまた、新たな山へ登りたいと感じるのです。
ひと山登った後は、
寝るしかありません。
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引き戸の建具
製作が続きます。
引き戸の建具を作っています。
取っ手を埋め込む、
鉋を掛けました。
チェリーにはウォールナットの取っ手、
ウォールナットのはオークの取っ手、を埋め込むようにしています。
〈過去に納めた同じタイプの引き戸家具〉
茶箪笥や水屋型の食器棚にこの引き戸がよく合います、個人的にも好きなデザインです。 -
オークのテーブル
ホワイトオークのテーブルを製作、お納めしました。
ナチュラル系木材の代表とも言えるオーク。杉床のお部屋によく合います。
ご主人様も一緒に撮影。こちらは先々週納めた、リペア後のテーブル。集成材ですが、同じホワイトオーク。
ご主人様は是が非でもカメラフレームに入ります。
二つを並べると、長いテーブルになりました。
通常は二人使いで、ご家族の帰省時にはこのように大きく使うご予定。
末永くお使い頂けますように。 お納め先 福岡県
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日々
製作が続きます。
本体が組みあがりました。
火曜には大川から木材搬入。
これを下すのがなかなか大変で、
スタッフ・トラも手伝いました。
あー疲れた~
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木工教室と講座
週末は木工教室でした。
今週も沢山来て来ていただき、定員オーバーの時間帯もあった。体験コース、バターナイフと菜箸作り。
実用です、すぐ使ってください。
体験コース、木の器作りです。
こちらも実用です。みかんやおせんべいを入れて下さい。
カレーもいけなくはありませんが、あえてしなくてもよいです。こちらも実用です。
完成したら、思いっきり座ってください。
教室の風景。
鉋掛け
こちらも鉋掛け
こちらはノミでホゾ穴堀り。
福岡市から来ているT君はプロの家具職人ですが、主に鉋の練習をやっています。
鉋は理論と実践が絡むので、独学ではなかなか難しいです。しかし理論の部分だけでもある程度把握している人は教えても呑み込みが早い。
下端定規で鉋台を確認中。 師匠は寝ている。
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変わって、土曜日の午後は「家具製作技能士講座」の第12回目。
最後の模擬試験を行いました。
参加されて方全員が課題をクリアできました。
お疲れさまでした。
もうすぐ本試験です。頑張ってください。
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食器棚
食器棚を製作、お納めしました。
幅90cm×高さ120cm×奥行41cm
大きな食器棚ではありませんが、シンプルな形状で収納力が多い。
更に天板には耐熱素材を用いています。末永くお使い頂けますように。 お納め先 福岡県
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まだまだ秋
製作が続きます。
先週に続きオークの小テーブル。鉋が切れていると気持ちがいい。
秋は気温と湿度、木工に最も適した季節です。
週に数回近所の丘のある公園をトレランするのが小さな趣味なのですが、
ぽつぽつと赤の混じる紅葉がとても綺麗で、撮影してしまいました。
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順目のテーブル
古いテーブルをお預かりしました。
かなり年季が入っていたのですが、またbeforeの写真を撮り忘れてしまった。
写真は天板をカット後、機械カンナにかけて綺麗になった後の写真。この後、新規に脚部を製作。
天板に鉋をかけた。
技術的な話になりますが、天板はホワイトオークの集成材。この集成材の一本一本が全て順目方向に揃えられてあった。この作業は機械にはできません。何十年も前、誰かが集成される前の木材一本一本の順目方向を目視で確認して並べてくれている訳です。 数十年後にリペアされる事は想定していなかったと思うのですが、鉋を掛けるうえでとてもとても助かりました。
と、綺麗に鉋掛けを終え、この後組み立て~オイル塗装を経て完成。
後日納品致しました。 更に末永くお使い頂ける事と思います。 お納め先 福岡県
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日々
製作が続きます。
教室のない月曜から木曜はオーダーの家具を作りに作っている。箱物家具は3台同時製作。
これを金曜までにそこそこ片付けて、週末は同じ場所で木工教室を開催する。
と言う事をずーっとやっているのですが、気が付くと集塵袋がパンパンになっていたり、
集塵袋の上でスタッフが熟睡していたりして
忙しいのか、のんびりしているのかわかりません。 -
英彦山へ
紅葉の英彦山へ
よく色づいていました。
北岳からの眺め、写真に色は出ていませんが、麓に向けてとても綺麗でした。
高住神社周辺は最盛期。を少し過ぎたくらい。
どこまでも紅葉。
イチョウも散ります。もう11月も半ば過ぎかぁ。
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木工教室11/12~14
週末は木工教室でした。
今週も多くの方に来ていただきました。体験コース「小椅子作り」で作りました。 一人一脚×3人。
木の器も完成。
個性的な木材にあたりました。木の肌目とノミの堀跡が斬新。
素晴らしい。座編みの腰掛は編むのが楽しい。
土曜日の午後は「家具製作技能士講座」の第10回目でした。
講座の開始前には鑿や鉋の刃物を研ぎます。
刃物を研いでいると時間を忘れ、思わず没頭します。
しかし研ぎは、素早く綺麗に加工を施す為の手段であって、あまり時間が掛かってもよくありません。
研ぎと加工の関係性というか、葛藤みたいなものはプロになってもずーとあって、研ぎばかりもやってられないし、
かといって切れない刃物で加工する訳にもいかずやはり研ぐのですが、あ~木工って忙しいなぁと感じてきたら、気持ちの上では少し上達しているのかもしれません。よく解らない説明になってしまいましたが、言葉では表現できないところに真髄や本当の技術的なものがあって
簡単な説明や動画などで理解できるものは、それだけの事なのだと思います。鉋の台直し中。 こちらもまた関門トンネルの様に奥が深いです。