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家具工房に捧ぐ

木工教室

  • 木工教室10/22~24

    週末は木工教室でした。

    今週も沢山来ていただきました。

    体験コースで作る、丸いスツール完成。

    ある程度までこちらで加工しています。それでも作業量はかなりあって、やりがいがあります。

    こちらは座編みのスツール。

    部材の鉋掛け、組み立て、塗装、座編みとこちらも作業量はとても多い。

    整理箱。長期コースの最後の課題です。
    本体の板剥ぎ(複数の板を一枚の板に接合すること)、本体の製作、引き出しの組み立て、仕上げ塗装と全て生徒さんに行ってもらっています。引き出しがきちんと機能するように作るためには、本体と引き出し共に「矩」がとれている事が大切です。

    〈木工は難しくない〉
     この整理箱ですが作られたのは60代女性。初心者からはじめて二年半くらい。失敗も多かったですが、それをあまり気にせず作り続ける事で、物作りの感を習得している様です。私が教える事の大体半分くらい理解してあとは失敗しながら前進するスタイルでここまで来ました。対して比較的若い方は失敗を恐れるがあまり、なかなか前進しないような傾向があって考えさせられます。何でもすぐに答えのわかる時代に本格木工はそう簡単ではありませんが、御年輩の方の継続力と楽観性に脱帽させられます。

     

  • 木工教室10/15~17

    週末は木工教室でした。

    今週は時計を作る人が多かった。

    時計作りは、文字を焼き書いて

    針も自分で作ります。そして組み立てて

    完成。 世界に一つだけ時計が出来ました。

    その他には、椅子作り。

    塗装を終え、次回から座編みます。

    木の器も出来ました。

    チェリーの木目が綺麗。

    土曜の午後は「家具製作技能士講座」6回目。

    まだまだ覚えてもらわないといけない事が沢山あって、こちらは教える方も教わる方も真剣です。
    皆さん頑張りましょう。

  • 木工教室と講座

    週末は木工教室でした。

    木工教室は毎週金・土・日、それぞれ午前の部と午後の部の計6部行っています。大体一週平均で20人程度の方が来られます。

    生徒さん独自デザインの器。

    太めのディティール、こらはこれで力強さがあってよいかも。

    日曜の午前は家具製作技能士講座だった。

    資料。

    講座開始直後まずは刃物を研ぎます。

    その後加工説明を行った後、実技の練習。

    こちらは通常の木工教室とは異なり、かなり緊張感をもってやってもらっています。

    週末にやっている木工教室ですが、いろいろな目的をもって来れれている方たちとの出会いは常に刺激的です。規模としては決して大きなものではありませんが、まだまだ成長できそです。

  • 家具製作技能士の講座

    9月の初旬から家具製作技能士の講座を始めています。

    募集定員の8名でスタートしました。今回で3回目。
    主な指導は工房で働いているFさんにやってもらっています。

    テキストも用意している。

    試験は数か月後に行われます。実技は下の写真の枠を作ります。

    四か所に違う仕口を作ります。
    ほぞや仕口をなんとなく形作る事と、原理原則に沿った狂いの無い加工を施す事は全く意味が違います。なので、通常の教室とは異なり少し厳しめの指導を心がけています。

    というのはウソで、優しく解りやすい指導を心がけています。

  • 木工教室9/17~19

    週末は木工教室でした。

    持っているのは毛引きといいます。練習中。

    初めての方はこれが意外と難しいです。

    そして鋸。

    こちらも慣れていない方は練習が必要です。かなり。

    このような基礎的な練習をお経て、下の様な箱を作ります。

    手道具だけで素敵な箱を作りました。

    木工の体験コースもやっていて、

    ある程度、加工が進んだ部材を組手ててもらっています。

    丸い椅子完成。

    バターナイフとお箸。

    誰でもできます。

    木の器。手ノミ1本で掘り上げます。達成感No1。

  • 木工教室9/4と5

    水曜日にワクチン二回目接種を受けて木曜の昼くらいからお熱でした。 発熱で休んでいると、自分は今コロナに感染して寝ているのではないかと錯覚してしまうのは私だけでしょうか?

    副作用から回復して、土日は教室でした。

    今週は長く通われている方が多く参加されました。

    転びほぞの椅子。 よく作ります。

    三段整理箱。

    デスク袖に置くワゴン。

    記念品を置く飾りベンチ。

    木工教室で習得した基礎的な技術を用いて、各自いろいろと作られています。

  • 家具製作技能士講座受講生募集(令和3年9月開講)

    家具製作技能士(三級)講座を令和3年9月~開催します。

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    家具製作技能士とは=職業能力開発協会が実施する国家資格です。

    〈本資格の概要〉
    「家具製作技能士」資格取得の最大の特徴は、日本に古くから伝わる「ほぞ加工」や各種の「仕口」加工を学べる事にあります。実務の中での採用が少なくなっているこれらの伝統的な技術を学べる少ないチャンスになります。またこの資格は多くのプロ職人も取得し、技術的モチベーションの向上にも役立っています。

    〈実技試験〉
     ほぞ加工・各種仕口など出題された課題を、 木工手道具(ノミ、ノコ、カンナ)を用い、 制限時間内に製作する試験です。3級、2級、1級の試験があってその難易度は順に上がります。  

    〈学科試験の概要〉
    家具製作や木工具、また木材の基本的な性質などを問われる学科試験になりま す。    

    〈費用について〉
     *講座受講費用=97,000円(練習用材料費を含む)
     *受験費用=実技試験費用17,900円+学科試験費用3,100円(各都道府県に支払います)
     *受験に必要な道具について=道具はご自身で購入されても構いませんし、教室で斡旋しているものを購入されても構いません。既にお持ちのもので使えるものは使用して構いません。使用の可否についてはご相談ください。
    道具を持っていない方が全てそろえた場合の費用は=30,000円程度となります。  

    〈受講申し込み〉
    本ホームページの〈問い合わせフォーム〉またはEメールtreehouse@ac.auone-net.jp へ、氏名・メールアドレス・電話番号と内容覧に「家具製作技能士3級講座受講希望」と記載し送信してください。
    *メールの送信をもって仮申し込みとし、本申し込みの要領を返信致します。 * 講座の内容、または申し込み要領などに不明な点がある場合は、上記メールまたは☎050-3703-8351までご連絡下さい。

    〈日程について〉
    全12回受講します。予備日を2日設けていますので、受講できない日時がある場合は予備日に振り替え下さい。

    • ① 9/11(土)14時~17時
    • ② 9/18(土)14時~17時
    • ③ 9/26(日)9時30分~12時30分
    • ④ 10/3(日)9時30分~12時30分
    • ⑤ 10/9(土)14時~17時
    • ⑥10/17(土)14時~17時
    • ⑦10/24(日)9時30分~12時30分
    • ⑧10/30(土)14時~17時
    • ⑨ 11/7 (日)9時30分~12時30分
    • ⑩11/13(土)14時~17時
    • ⑪11/21(日)9時30分~12時30分
    • ⑫11/27(土)14時~17時
    • 予備日① 12/5 (日)9時30分~12時30分
    • 予備日② 12/18(土)14時~17時
    • 予備日③ 12/19(日)14時~17時

    〈受験に必要な道具〉
    カンナ×1  ノミ×2  胴付きノコ×1  両刃ノコ×1  
    シラガキ×1  毛引き×1  玄翁×1  直角定規×1  
    指金×1   ノギス×1

    *これらの道具はの試験専用の物ではありません。
    以後の家具製作に使用できます。また家具製作技能士二級、一級の試験にも使用できます。

    翌年(令和4年)以降の講座について
    家具製作技能士の国家試験は毎年前期(6月~8月の間実施)と後期(12月~翌年2月の間実施)の2回行われます。令和4年度は前期に行う家具製作技能士3級の講座とは別に家具製作技能士2級の講座も開催の予定です。令和3年に3級を合格された方はそのまま2級の講座を受講、受験する事ができます。

    3級を合格後、翌年には2級を受験することができます。
    *3級を取得せず、2級を受験するためには2年の実務経験が必要になりますが、3級合格者はこの括りがなくなります。

    中央職業能力開発協会(JAVADA

  • 木工教室とトラ

    8月の木工教室も終わりました。暑かったり雨が降ったりでコンディションは良くなかったのですが今月も多くの方に来ていただいた。
    3年前の9月に始めた木工教室ですが、まる3年が経過しました。

    最近は椅子を作っている方が多い。

    この秋からは旋盤を使った椅子作りコースも新設の予定。

    _______________________________

    最近めっきり出番の減ったスタッフ・トラ。

    人間にすると70歳くらいなのかなぁ。散歩も昔ほど歩かなくなりました。
    週末の教室ではトラに会う事を楽しみ来られる生徒さんもいて、工房に連れています。

    いつものポジションで受付け勤務。

    生徒さんに弄ばれる事もしばしばあります。

    犬も嫌な時はいや顔をするものです。
    しかし、長年工房の営業担当として培ってきた意地を見せ

    最後はポーズをとりました。    70歳なのに…

  • 椅子作り

    修行期に「椅子はやらない方がいい」と言われる事がよくあった。
    木工を始めたばかりのものにとって、椅子はそのサイズ感から簡単に作れるのではないかと錯覚する。また自らの椅子を自分で作りたいとの思いは、この仕事をしていれば誰にもあると思います。
    私自身も起業してすぐに椅子を作りましたし、それなりに販売もしました。
    事業としてやってみて初めて分かるのですが、椅子作りは時間的にも技術的にもそして経費的にも非常に難しい品である事を痛いほど感じます。
    その理由を簡単に説明すると、細いフレームで高加重を支えなければならないので製作精度を求められる事と、使用する部材も高強度に耐えるものでなければならないので、節などの入っていない木材の大トロ部分ばかりを使わなければなりません。そして何よりそのデザインと座り心地を誰の真似でもなくオリジナルで考える事はとても大変。

    数年間の私作。

    とまぁ、椅子作りに関する泣き言はさておき、作る楽しみを学ぶ木工教室の方では上に書いたような採算性を考えなくてもよいので、この秋から椅子作りのコースを新設の予定です。

    サンプルを作っている。

    丸のみと四方反り鉋で座繰り。涙が出る程大変で楽しい、ほぼ登山。

    転びのある貫をジグを使って穴掘り。

    まずはシューメーカースツール。 やりがいは高です。

  • 家具製作技能士の講座

    「家具製作技能士」という資格をご存じでしょうか?
    日本に古くから伝わる「ほぞ加工」や各種の「仕口」加工を試験化した実技試験と学科試験からなる国家資格です。資格の取得はもとより、実務の中での採用が少なくなっているこれらの伝統的な技法を学べる少ないチャンスになります。

    家具工房treehouseでは「家具製作技能士3級講座」を9月より開催します。
    この講座では家具製作技能士3級の資格取得と同時に、現役の家具職人から木工の基礎を学び、木工の基本と考え方を習得します。詳しくは↓

  • 木工教室8/7~9

    週末は木工教室でした。

    体験コース、バターナイフとお箸。

    誰でも確実に作れて、大変喜ばれる。

    体験コース「座編みの椅子作り」。

    ほぞを加工したところから作ってもらうのですが、カンナ掛け、面取り、組み立て、そして座編みと仕事量は多いです。

    長期コースのカリキュラムを終えた方は、ある程度自由に作ってもらっています。

    整理棚、縦にも横にも使えます。

    ダイニングテーブルは最後の組み立てを終え

    完成しました。

    ブラックチェリーで作りました。これから少しづつ色濃いブラウンに変化していきます。子供の成長の様に徐々に変化していくので、当初の写真を見ると驚く程です。

    組子のコースも教室でやっています。

    というのはウソで、生徒さんがご自宅で独学で作った作品。作り方を聞いてみるとかなり幾何学的な要素が多くて驚きました。いつか教室でも作れる様にしたい。

    Nさんから「折り畳みの蓋のある裁縫箱を作りたい」申し出があった。のが昨秋。家具作りで一番難しいのが、こういった機能的な作品で細部の位置調整などを完全に網羅した設計図を書かなければ作る事は出来ないと思います。

    しかし、そんな設計図も書けないのでモックアップ(試作模型)を作り、位置関係を探りながら製作に至りました。

    出来るもんです。 木工教室に不可能はありません。

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    〈失敗から学ぶ〉
     木工は基礎の習得に非常に時間が掛かる為、教える側と教わる側それぞれに辛抱強く謙虚に取り組まないとなかなか上達できないところがあります。うまく書けないのですが、一般的に技術と言われる分野の中でも理論と実践が複雑に絡みあうのが木工だと思います。 このように書くとまるで謙虚に辛抱強く理論と実践をわかりやすく教えているかの様に聞こえますが、実際のところ身振り手振りで説明してあとは失敗してもいいからどんどんやって下さい、といったのが弊教室の実情です。しかし、この失敗前提方式が意外とよくて、私自身もそうなのですが失敗するとその原因について考えるようになり、いずれは感覚的に作業ができるようになります。理論とかそれを踏まえた実践とかそういう難しい事ではなくて、感覚的に理解し職人的に作業できるようになる近道はやはりどんどん作って失敗するしかないようです。 さぁ失敗しよう。

  • 木工教室7月

    週末の木工教室。

    人気の器作り。ダイナミックな彫跡がいい。

    ペーパーコードチェアのフレーム塗装中。

    春から始めた角度のついた小椅子ができました。

    教室の新しいプログラムに加えたのですが、少し角度が付いているだけで難易度がかなり上がます。第一号お疲れさまでした。手加工で精度を上げるコツを生徒さんの方が発見、こちらが習ったりしています。

    花台。

    ノミとノコとカンナでコツコツと作りました。

    こちらはウォールナットで2脚目、更にクウォリティーが上がりました。

    木工教室に興味のある方、まずは体験コースへ↓

    家具製作技能士の資格取得講座9月~