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家具工房に捧ぐ
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学校の棚 2
某私立学校に棚を納めしました。
上の写真は10月に納めた高校側の棚。
今回製作したのは中学側で・・・
その写真がこちら。職員室前に設置され、生徒さんと先生方の連絡用に使用されます。
製作上難しいところがあって、見ての通り傾斜した床上へ設置しなければならなかったのですが、通常置き型の家具を多く作る事が多く、このように建物の勾配と合わせた構造となるといつもとは勝手が違います。朝から作業台と工具一式を持ちこみ現場工事しました。
午前中に傾斜部の土台部分を作り、
その上に作っておいた棚を載せ、
午後から目隠しになる傾斜板の加工となりました。
以前から現場でピンタッカーを使いたい状況が多かったので、今回ホームセンターで超非力の小型コンプレッサーを購入したのですが、予想どうりの大活躍だった。片付けの時も重宝しました。
そんな話はよいのですが、担当先生のご協力などもあって当日中に無事工事を終える事ができました。
冬休みに入った学校での作業でした。新学期から存分に働く事になるのでしょう。末永くお使い頂けると思います。
私はしませんでしたが、勉強の方も頑張ってください。 -
木工教室 12/20~22
週末は木工教室でした。
今年最後の教室で参加者が多かったです。併せて完成品も多かった。体験で訪れた女性二人が作ったお箸とバターナイフ。〈体験コース〉
メープルとウォールナットの時計も完成。一人で二つ作りました。
花台。
ほぞの加工、ほぞ穴掘り、脚のテーパー加工など手道具だけで作りました。
初心者でしたが、ここまでできるようになりました。 女性の作品。墨付けをしています。
正確な加工の基本はここにあります。墨付けの誤差を後の加工技術で取り戻す事はできません。慎重にやっています。
ダイニングテーブル天板の鉋掛け。 木工教室の範囲を完全に逸脱しています。
しかし、誰にも迷惑をかけていないので全く問題ありません。
ただやはり、簡単ではありませんので事前に失敗した時のリスクなども踏まえて取り組んでもらいました。横摺りと言う平面加工から仕上げ削りまで丸一日かかりましたが、鉋をよく理解し調整されているので問題なく仕上げる事ができました。小椅子の加工。
二脚目の取り組みです。更に良いものを目指しています。
こちらも体験のお箸作り。
お箸作りで「人生初、カンナを使った」という方が少なくありません。
皆さん思いのほか使えます。整理箱も完成近し。
Kさんはこの教室で既に10点近くの作品を作っている。その製作の速さはプロ並みです。
日曜午後
今年最後の教室風景。
今週は本当に完成品が多かった。
左側は70代男性、右がその奥さんで60代。丸のみ一本で加工しました。
少し失敗もありましたが、個人的には味のあるとても良い作品に仕上がったと思います。 作品とは関係ありませんが、果物のおすそお分けが多かった、ありがとうございました。木の器とよく合います。こちらも時計、午前・午後通して一日で完成しました。
四角い木の板からの加工でしたが、サポートしながら何とかできました。お疲れさまでした。
ペーパーコードスツール。
ほぞ、ほぞ穴の加工から鉋仕上げ、塗装、ペーペーコードの座編みまで全て生徒さん一人で作りました。機械は使わずに、ノミ・ノコ・カンナと言った手道具だけで作りました。素晴らしい出来栄えです。
弊工房の木工教室、ほとんど方が初心者ですが多くの作品を作って貰っています。写真では綺麗に作られていますが、製作中は紆余曲折多くの失敗を重ねている方も少なくありません。失敗から学ぶ事の多さを大切にしています。上手く出来なかったところは次の作品作りに必ず生かされているようです。私もいまだにそうですが・・・
俺も失敗ばっかりだぞ~
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家具二点
ブラックチェリーのセンターテーブルを製作、お納めしました。
幅90cm×奥行45cm×高さ40cm
オーダー家具の注文としては珍しい品かもしれません。探しても探しても希望に沿ったサイズ・仕様の家具が売っていない!と言う時にオーダーを考えられる方が多いのですが、お話を伺ったところありそうでなかなか無かった、との事でした。樹種まで考えると確かに無いかもしれません。
________________________________ブラックウォールナットのキャビネットを製作、お納めしました。
こちらも一見どこにでもありそうなキャビネットですが、左側のキャビネットと全く同じ高さで、とのご要望を踏まえて作りました。
2台のキャビネットにまたがり水槽を配置されるとの事で、同じ高さに作らなければいけなかった訳です。また水槽の重さに耐えられるよう、通常のキャビネットに無い耐久構造で製作しました。
末永くお使い頂ける事と思います。
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心の準備
先日、社長と近くのインドカレー専門店に行った。
メニュー表には数種類あるカレーの特徴が書かれていたですが、字が小さくて読めない、と言うかよく見ればわかるのですが昼時で混んでいて、少しでも早く頼みたかったので、写真から判断しておいしそうなカレーを即座に頼んだ。
それは激辛だった。私は比較的辛さには強い方で、辛めのカレーを頼む方なのですが、今回は辛いカレーをを頼んだつもりはなく、不意を突かれた衝撃的辛さに驚きました。特に一口目は思いっきり口にいれたので大変だった。
過去最高に辛かったと言っても過言ではなく、顔面から汗をだらだらと流しながら、何かの我慢大会の様な状況で完食こそしたのですが、併せて水も大量に飲み午後からは体調が悪くなった。食後改めてメニュー表を見ると辛さ度数を示すマークが唐辛子のイラストで描かれていて、そのカレーには最強辛さの5が表示されると同時に激辛であることも明記されていた。最近は老眼がひどく、細かい文字を眼鏡無しで読む努力はしない様になっているのですが、こんな弊害があります。 しかし事前にメニューを理解していても多分このカレーを頼んだと思うのですが、やはり辛いと解って食べるのと、そうでないのとでは味わい方がかなり違うと思います。 -
日々
製作が続きます。
塗装中。大型の家具は吹付塗装するのですが養生の為、頻繁に移動を強いられます。このくらいそんなに重くないだろうと思うかもしれませんが、このくらいの大きさの物をぶつけない様に気を使いながら運ぶのは、気を使わないで運ぶ時の倍くらいの力が必要です。普段から筋トレしていないと出来ません。
していませんが・・花台にクリスマスツリーがよく似合う。