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家具工房に捧ぐ

  • 日々

    製作が続きます。

    8月下旬の驚異的涼しさから一転。ここ数日は高温の上、湿度が高くてしんどいのですが連日の作業。と書くと仕事がつらいかの様ですが、そんなことはなくて終業後のビールが美味しくて仕方がありません。

    スタッフ・トラも元気です。

    友達になりたいのはわかるけど、生き方が違いすぎます。

  • 衝撃の連続

    お盆の15日の夕食に食べた仕出しのオードブルに入っていたホタテのカルパッチョだと思います。就寝前に少しムカムカしていて、午前1時ごろ腹痛で目が覚めトイレへ。あまりの激痛と吐き気に貝にあたってしまったことを確信しながら、トイレでもがいていたら痛みのあまり失神、倒れていました。多分数分で気を取り戻したと思うのですが時間経過もわからず、その後も少しむかつきはあったのですが、排出と同時に快方に向かいそのまま床へ。床の中で明日の予定は無理かななどと考えていたのですが、朝起きると普通に元気で朝食をとる事ができました。この日は知人のSさんからのお誘いで人生初の沢登りだった。沢登りは以前からやってみたかったのですが、登山行為の中でも危険度が高く一人では無理なので今回のお誘いは本当にうれしかった。それにしても貝にあたって気絶した翌日に人生初の沢登りをするのは、もしかしたら人類史上初なのではないだろうかと昨日からこれからに続く自らの衝撃的経験値の豊富さに満足しながら早朝Sさんのお迎えを待ちました。工房から車で移動後、午前9時過ぎに大分県犬ヶ岳の恐淵谷の登山口と言うか沢の入り口に到着。
    沢靴やハーネスなど装備一式はSさんにお借りしました。準備運動もそこそこに沢に入ったのですが、まず衝撃は沢靴。青い苔の上や登山靴では即座に転倒しそうなつるつるの岩の上でも強力なグリップ力があってガシガシと進むことができました。しかしそれ以上に衝撃だったのが前日の雨台風による増水。正直私はよくわかっていなかったのですが、Sさん曰く「少し危ないかもしれない・・・」と言う程増えているらしかったです。
    途中から足がつかないところもあって水泳。安全は担保しての事ですが滝つぼに落ちて流されたり、ザイルで確保してもらって登ったり下りたりしてとても面白かったです。結果的にはSさんの判断で予定の1/3程のところで登山道へエスケープ。そののち昼食。その後まだ時間もあったので靴を履き替えて普通に犬ヶ岳を登山。午後4時ごろ下山して温泉に入って帰りました。 いや~しかしやっぱり人生初の沢登り前日に生の貝類は控えた方がいいですね。あの仕出し屋、今度訴えてやろう。
    濡れるので写真は撮れませんでした。  

    追記 後日Sさんから写真が送られてきました。

  • 大山~剣ヶ峰

    大山は昨日登った弥山が一般には山頂扱いとされているのですが、本当の山頂は弥山より先にある剣ヶ峰です。しかし、そこに至る縦走路がもろい地質の鎌尾根になっていて極めて危険な為、通行禁止。登山マップを見ても剣ヶ峰へのルートは記されていません。私自身も剣ヶ峰へは行けないもの、行ってはいけないところと言う認識があったのですが、もしかしたらと調べてみたらネットに裏ルート情報が結構載っていて、それによると比較的安全に登れなくもないようなので行ってみる事にしました。とは言え明確な地図情報がなく、ネットに個人が載せた写真情報をかき集め、それを地図の等高線と照らし合わせ、はは~ん、だいたいこんな感じだなぁ、みたいな経路をイメージしての登山となりました。

    三の沢の登山口。正確には登山口ではなく工事用車両の出入り口ですが。 
    道中かなり写真を撮ったのですが、スマフォの不調で大部分がアップできません。

    不自然に白い部分は雪渓でした。

    ガシガシと登って縦走路へ出ました。

    実は途中で道に迷ってしまい大変でした。何日前についたかわからない先行者の踏み後を追いかけて歩いていたら迷ってしまいました。考えてみると先行者も迷っていたようです。

    細い尾根道を慎重に歩きました。
    剣ヶ峰山頂に到着。

    産後の妊婦みたいな顔になっているのでクリックしないでください。 

    行程は道に迷って往復5時間くらい、大山は高低差はありますが裾野が狭いので意外と早く進む感じです。
    赤テープや道しるべは少ないのですが、登山道を見失わなければ着々と登る事ができると思います。


    登山道を歩いていると沢と交差する箇所に出会うのですが、山頂方向へ続く沢を眺めているとこのまま登山道から離れ沢を登って行った方がより自然を楽しめて面白いのではないかと思うことがあります。もちろん危険だし、いずれ道もわからなくなるので行く事はないのですが、登山道は所詮人間が作った人工道路なので、そこから抜け出してみたいと思うことが多分みんなあると思います、ないかな。 もう少し言いますと彷徨願望と言いますか、迷いたくないのだが迷いたい。迷いに迷った後、そこから抜け出し一皮剥けたい。かの様な深層心理が誰にでもあるのだと思います。更に言いますと人生も同じで、迷いたいのだけど迷いたくない。そっちの道が険しい事は解っているのだけど行ってみたい。ってあると思います。

  • 大山へ

    鳥取の大山へ山登りに行きました。

     昼過ぎに出たので到着が遅かった。この日は登山口付近で車中泊。もう寝るしかないのですが腹が減ったのでラーメンを食べてしまいました。ビールも。

    翌朝、5時に起きて大山寺に続く参道から登山口へ。
    緑と建物が融合しています。 

    登山口付近にモンベル。 

    夏山登山道から登りました。

    山頂までこの木の階段が続くのが逆に辛い。

    道中に大山寺阿弥陀堂。

    500年くらい前に建てられたとの事。
    階段が続きます、冒険的要素は全くありません、顔面から汗を垂らしながらただ登るだけ。

    午前8時、山頂(弥山)に着きました。

    素晴らしい景色。

    一服して下りました。

    更に木道。

    眼下に雲。

    ジブリの世界的景色。

    ガシガシ下ります。 西日本最大のブナ原生林地帯らしくブナの大木が密生しています。 切って、さばいて、椅子にしてやろうか~って感じです。 

    更に下って登山口に近い大山寺大神山神社奥宮。 権現造りでは日本最大らしいです、大きい。

    午前11時頃下山。登山口の温泉に入った後、境港まで足を延ばし海鮮丼を食べました。

    昼食後また登山口に戻り、車中泊キャンプの準備。
    もう一泊して明日は剣ヶ峰を登ります。

  • 傾山へ

    連休最終日の月曜昼から大分方面へ向かいました。

    傾山、九折登山口。  誰もいません、寂しすぎます。

    することもないので肉を焼きます。
    よくSNSなどで一人焼肉最高とか言っていますが普通です。それを超越する寂しさ。

    ひとりラーメン鍋もやりましたが、 寂しは募るばかりです。

    更に日が暮れると地元の方も来られました。
    ビジュアルからして恐い奴かと思ったら意外とおとなしかったです。しかしこの日は何もあげなかった。

    翌朝5時に起き、上畑コースから傾山へ向かいます。
    登山口付近、

    祖母山系では以前から熊の目撃情報があって、いまだこんな看板もあるのですが
    実際九州には熊はいない様で、イエティ化しています。

    山小屋のある広場へ着きました。登山口からここまで標高差800Mくらいあって結構しんどいです。

    いつかここでテント泊うしよう。

    更に山頂を目指して進みます。
    山頂が見えてきた。

    この日はとても晴れていました。
    アケボノツツジ。 終盤に差しかかっている様でしたが、岩盤にパラパラと咲いていて綺麗だった。

    山頂に着きました。

    切り立った岩峰と緑と花。そして快晴というコンディションもあって景色に飽きません。

    向こうに見えるのが祖母山。
    いつか縦走しよう。

    山頂から三ツ坊主コースへ
    「危険です」だからどうしろと。 安全コースもあるのですがやはり三ツ坊主へ

    途中鎖場やはしごもあるのですが、特に問題なく進めました。
    二ツ坊主~三ツ坊主へ私は下ったのですが、登りだと確かにきついと思います。 危険の度合いは人によって違うと思います。

    続く絶景。

    切り立つ岩峰群。

    その後展望は望めなかったのですが、快晴で木漏れ日の溢れる登山道を下り午後三時ごろ登山口へ着きました。

    季節的、天候的コンディションなどもあるのですが、同じ祖母山系でも祖母や大崩よりも印象に残る登山になりました。理由は美しい景色とは裏腹に全体を通してとても斜度がきつくまた険しい道が多いことからだと思います。平日だったこともあって登山者が少なかったこともあります。また行きたいと思いました。 しかしひとり登山は実に寂しいものです。

    登山口につくと早速お出迎え。どうも登山客から食い物をもらいながら生きているようです。

    昨日の夕食の残りを上げたら、バクバク食べていました。 傾のトラと名付けました