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家具工房に捧ぐ
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チェリーのダイニングテーブル
ダイニングテーブルを製作、お納めしました。
素材はブラックチェリー。加工直後は色浅く、淡いピンク色をしていますが経年とともに濃いブラウン色へ変化も楽しめます。
納品当日撮影を忘れてしまい、後日お客様より写真を送って頂いた写真。
昼と夜と、自然光か照明かで写真の印象は大きく変わりますが、どちらもよい。木目の生きたシンプルなチェリーのダイニングテーブル。使えば使うほど味がでる無垢材の質感を楽しんで頂ければと思います。末永くお使い下さい。 お納め先 福岡県
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木工教室
週末は木工教室でした。
留め木口削り中。
椅子の組み立て中。
鉋の台直し中。
机はあと少し。
先週は天気も良かったせいか、全体に参加者少な目でした。
このところも注文品も多く、並行作業させてもらっていました。
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日々
製作が続きます。
製材を終え、仕上げ鉋を掛けた。
一仕事。
______________________________________週明けは一日休みにして国東へ
快晴の両子山を登りました。
膝の調子がイマイチで、リハビリを兼ねた低山歩き。
国東らしい景色。
国東らしい景色その2。
もう何年そこにいるんだい?
奥の院。岩山にお寺が半分埋まっている。この構造で建築しようと当時考えた人の美意識というか想像力と実行力が凄いと感動。
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木工教室
週末は木工教室でした、先週と今週の作業風景。
のこぎり。ある意味一番難しい。
かんな。のこぎりとは違う意味で難しい。
そう、難しい。
難しさの向こう側に何かが見える。
少しづつ見えてくる。
数ある習い事の中でも「木工は飽きない」と聞きます。
何故かと考えると、多分難しいからだと思います。
私自身も仕事で一年中やっているのに飽きない。
多分一生飽きないと思う。逆に言うと一生かけても技術的には満足できないのかもしれない。
研ぎ一生という言葉がありますが、これだけ情報が多い時代に一生をかけて覚える事などあるのかと思っていた時もあったけど、やればやる程まだまだだと思えてくる。
鑿も難しい。
難しさの向こう側にある何かが見たくて仕方がない方の御参加をお待ちしています↓
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三枚剥ぎのセンターテーブル
センターテーブルを製作、お納めしました。
リビングの中央、ソファー前などに配置するセンターテーブルです。
ブラックチェリーの無垢材と突板で誂えました。天板はブラックチェリーの無垢。
一枚板ではありません、三枚の板を接合しています、三枚剥ぎといいます。
一般に一枚板がよいものといった誤解があると思うのですが、例えばこのテーブルの天板(幅55cm)を一枚板で作ろうと思ったら、直径60cm以上の大木から切り出す事になるのですが、そんな大木なかなかありませんし、あったとしてもその大木を目の当たりにした時、ぶった切ってテーブルにしたいと思うだろうか?と思う。
直径60cm以上の大木には大量の枝葉が生い茂りその大きな木陰の下には苔が生え、そこに寄生する植物や虫など、ちょっとした生態系を育んでいるのだと思うのですが、そこまで想像力を働かした時にそれでも一枚板のテーブルが欲しいと思うだろうか。と思う。一般的に家具用の木材は、北米を産地とした広葉樹が中心となります。
こんな感じで概ね幅15cm~25cmくらいの木材が多い。幅25cmだって結構な大木です。
話が大きくそれましたが、アメリカの林業の方が時間をかけて育て伐採して運ばれてきた貴重な材料を有効に使って作りました。今回はお客様デザイン。シンプルな形状がブラックチェリーの質感を高める素敵な一品となりました。
末永くお使い頂けますように。