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家具工房に捧ぐ
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ツリーハウスの撤去
楠から小枝がポロポロと落ちてくるので、見上げてみたら、昨年に続きカラスが巣を作っていた。
撤去したいのですが、年寄りには危ないので、たまたま工房に遊びに来ていた息子にやってもらった。
ドスンと落としたのがこれ。発見が早かったのでまだ未完成。サイズは去年の半分ぐらいでした。
俺は地球がベッド。
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子供椅子
弊工房仕様の子供椅子。
最近は大型の家具を作る事が多く、なかなか子供椅子を作る機会もないのですが5年ほど前にお作りさせて頂いたお客様から、再度ご兄弟用にとのご依頼を受けました。 新規に製作する時間もないので、在庫の品で了解を得て、座面のペーパーコードをほどき、再研磨オイル塗装後、新たに座編みを施しお客様宅へお送りさせて頂きました。
写真を頂きました。
右が5年ほど前に作った椅子。左側が今回お送りしたものです。笠木にはそれぞれの名前を入れています。
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日々
製作が続きます。
ホワイトオークの食器棚を作っています。
ここ数日は冷え込んで、日中はストーブをつけたまま作業。
スタッフ・トラもストーブから離れません。
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工房訪問
先日行った、木工教室の作品展示会の作品の一部。
実はこのテーブル上の作品群はうちの木工教室で作ったものではなくて、うちの木工教室に通われているアマチュア木工家のKさんから提供頂いたものです。
教室内で製作されたもの以外の作品を、他の生徒さん方にも見て頂き、今後のモチベーションアップに繋がればと思い、作品提供をお願いしました。そのKさん宅へ作品をお返しに上がった際、工房の写真を撮らさせてもらいました。
Kさんは木工歴20年超。特に誰かに習ったという事はなくて、今では廃刊になった「手作り木工辞典」などの書籍から情報を得て、少しづつ技術習得をされたとの事です。
道具もご自身で自作されています。上の写真はルーターテーブル。
こちらはスライドレールを用いた横切り盤。
今は、ちゃぶ台を作られています。
これだけの設備と技術を持っていながら、何故Kさんはうちの木工教室に通われているかと言いますと、機械設備を多用するスタイルから、ノミ、ノコ、カンナといった手道具を主体とした作業へシフトチェンジしてみたいとのお考えからでした。実際のところあまりお教えする事ができていなくて、またサンディング技術などは私の方が教わったりしていて、いろんな意味でお世話になっています。一応、うちの工房の写真も、
スタッフが働いています。プロの職場特有の張り詰めた緊張感が感じられます。
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最近の悩み
次作の製作に取り掛かっているのですが、設計を終えた段階で唯一気掛かりだったのが引き出しに使用するスライドレール。今回製作の家具は引き出しが大きめなので、いつも使っているスライドレールでは耐荷重が足りないかもしれない気がした。
スガツネ社のカタログ。スライドレールだけで軽く100種類はあります。いつも使用している物の耐荷重を調べるとやはり今回製作の引き出しには、正に荷が重い様です。代用できるものを探すのですが、読み込んでいくといろいろと面白くなって時が過ぎる。現実に戻り、品番から価格を調べると恐ろしく高価だったり、逆に価格から調べると機能性に劣ったりとなかなか決まりません。
耐荷重も一目でわかるようにグラフで書かれている。けど量が多い。
結局、カタログの内容を解読したり資材屋に電話を掛けたりで半日を要したにも関わらず、機能面と価格面で納得のいく物を見つける事ができず、悩みに悩んだ結果、知人で同業のKさんに電話で聞いてみることにした。Kさんもスライドレールについては過去に同じような悩みを持っていたらしく、いろいろと使ってみた結果、ひとつお勧めの品を教えてくれた。機能、耐荷重、価格も納得のいくものでそれに決定。Kさんありがとうございました。ただ、過去に使用していた物とは形状が異なるので、若干設計の変更を余儀なくされるので、更に事務量が増えまだ製作に着手できていません。
と言いながらこのようなブログをテレテレと書いているので、更に進まない。