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家具工房に捧ぐ

オーダー家具

  • 日々

    製作が続きます。

    塗装を終えました。既に組み立てを終え、細部調整などに取り掛かっている。
    素敵な食器棚が出来そうです。


  • 木工教室

    週末は木工教室でした。土曜午前と日曜午前・午後開催。
    今週も多く来て頂いた。

    小さな踏み台、製作中。

    殆どご指導する事もなく、自力で作る方が多くなってきた。

    ブラックチェリー材で扉の框組に取り組んでいる。材が堅い分、難易度が上がります。

    旋盤加工の丸脚を椅子の四方転びに入れる為の、モックアップ練習加工中。

    既に作品に見えなくもない。

    ステンドグラスをはめ込んだ小箱製作中。

    本体は五枚組、蓋は留め。全て手加工。

    学習机の天板板接ぎ中。

    大き目の何かも完成間近。

    完成間近に見えて、なかなか完成しないのが家具作り。

    山登りと同じで、頂上に近くなってきたなぁと感じてきてからもう一山あったりします。
    しかし、その分達成感もあります。

    達成感を得たくてブルブル震えている方は ↓

  • 日々

    製作が続きます。

    食器棚完成間近。 細部仕上げと塗装を残すのみとなりました。

    今日から11月。

    やる事は山の様にあるので、山を登る様に一歩ずつ進んでいこう。

  • 休暇は休暇

    気が付くと、もう3週間以上休んでいなかった。
    これは起業期からよくある事で、今の取り組みを終えたら少しゆっくりしようとの目標を立てるのだが予定通りには進まず、なので予定していた休暇を先延ばしにする。と、気が付けば何週間も連続で働いていたりする。このように書くと、殆ど休めずに可哀そうな奴と思われがちであるが、決してそうではありません。主体的に集中力高く働き続ける事は喜びであるし、何のストレスもありません。どちらかと言うと、慣れた仕事生活以外の何かに取り組む方がエネルギーが必要で、軽いストレスが掛かっている事もある。
    前置きが長くなりましたが、月曜の夕方軽いストレスを感じながら九重の登山口へ向かいました。この日は車中泊だった。

    火曜、朝から歩きました。坊がつる、テントの人も多かった。

    午前9時ごろ大船山山頂。久しぶり。

    山頂横の御池。

    池周囲の紅葉はこんな感じ、少し遅かったかな。

    下山後は山荘のデッキでカップヌードル(カレー味)と、つぶれたおにぎりを食べた。

    カップヌードルはカレー味に限ります。

    仕事が面白くて働いてばかりいると、自らの事を客観視する事を忘れてしまう様な気がする。長期的な構想なども考える時間がなかったりして、なので、そういった時間を設ける為にも、少し無理をして休んだ方が良いと思っていた。のですが、休んだところで明確な何かが分かる訳ではなくてやはり休暇は休暇です。  


     

  • 木工教室と講座

    週末は木工教室でした。
    金、土、日開催しました。

    花台製作中。ノミ、ノコ、カンナなどの手道具を使った基礎加工の要素が全て盛り込まれた作品となります。 立体的な作品の第一号になるので完成時の喜びは一入。

    ペーパーコードスツールも完成。

    堅いウォールナット材に鉋を掛ける練習に重きを置いてます。あと、真っすぐに組み立てる事の重要性なども感じてもらっている。 ペーパーコード網の座編は楽しいばかりです。

    上級者の方は、こんな椅子も製作。

    貫通の通しほぞは手ノミで加工。座面の波型加工はこちらも手道具の外丸カンナで削りました。
    何でもできます。
    ___________________________________

    土曜の午後は家具製作技能士(3級)講座の3回目だった。今年も定員ぴったしの8名でスタート。
    日曜の午前は同講座の(2級)の初回でした。こちらは教室からの過去の3級合格者のうちから6名参加頂いた。
    この講座は、国や県が主催する試験の受験を前提にしたものです。3級は年明けの試験を、2級は来年夏の試験を目標に進めています。受験へのモチベーションをエネルギーに手加工の基礎を改めて習得しています。


    通常の教室とは異なり、加工クウォリティーと制限時間内での完成が求められるので大変ですが、その分達成感もあると思います。この講座と試験についてはいろいろと思うところがあるので、時間のある時にじっくりと書きたいと思ってます。

    私の方は今日から家具作りに戻ります。


  • 日々

    製作が続きます。

    見た目は8合目くらいですが、建具類の多さを考えるとまだ3合目くらい。
    しかし連日涼しくて作業もはかどります。

    リアルタイムな情報では、九重の山々はもう色づき始めているらしい。
    この食器棚が出来上がる頃には散っているかな。

  • 日々

    製作が続きます。

    朝から晩までひたすら作っている。
    何故こんなに続けて働けるのだろう、と我に返ってしまう程続けての作業ができる。
    そう、涼しくなったからだ。
    秋から冬にかけては家具作り季節です。さぁ、今日も作ろう。

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。金・土・日の午前開催。 
    土曜の午後は技能士の講座だった。三日間、よく頑張った。

    今週は躍動している人が多かった。

    躍動している。

    やはり躍動している。

    躍動するしかない。

    四方反り鉋での座面仕上げは躍動せず、慎重に進める。

    先週と今週、完成品も多かった。

    アルダー材で作った座卓、脚部のほぞ加工、天板の鉋掛けなど全て手加工です。

    小さなスプーンも完成。

    ドリルでラフに掘った後、仕上げは丸ノミで進めた。かわいい。

    シューメーカーチェアも完成。教室作品の第一号。

    定められたカリキュラムを終えた方は、その技術を用いてある程度自由に作品作りを楽しんで貰っています。 失敗を重ねながらも、多く経験する事を教室のコンセプトとしています。
    興味のある方はどうぞご参加ください。↓

  • コレクションケース型テレビボード

    先月から作っていたテレビボードを製作、お納めしました。素材はブラックチェリー。

    幅2M×奥行40cm×高さ50cmのテレビボードを横に2台並べジョイントいるので、横幅は4M。

    更にこの長さ4Mのテレビボードがもう一組。計8メートルのテレビボード。

    天板上にある棒状のものは、コレクション展示用のストッパーとして利用されます。

    ガラス引き戸内部にもこれと同様のストッパーが付いていて、コレクションが並べられる予定。

    ご自宅が工事途上で設置時の写真は撮れませんでしたが、お客様宅ではこれをL字に配置される予定。
    末永くお使い頂けますように。


  • 木工を仕事にしていて心からよかったと思う瞬間

    製作時に加工で残った適当な端材を探した。

    これを昇降盤で2本にカットし、

    軽く鉋を掛け、

    お箸完成。

    目の前に弁当だけがあって、お箸が無い時、

    木工を仕事にしていて心からよかったと思う。

  • 京都へ

    昨年母が他界し、その喉仏を総本山へ納めに行けと実家の兄弟から半分嬉しくて残り半分も嬉しい命令が出たので京都へ向かった。
    京都は20年ぶりで、メジャーな観光地はインバウンドの方が多そうなのでパス。
    どうしてももう一回見たかった三十三間堂の千手観音と、妻方の浄土宗・知恩院にお参りしてきました。タイミングよくお経なども聞けて良かった。

    目的の納骨ですが、うちは浄土真宗なので西本願寺の大谷本廊へ。
    近代的な建物内に立派な受付があって、そこに制服を着た女性が横並びに骨を受け付けるシステムになっていた。全国から多くの方がお納めに来ていた。
    受付ではお布施の要求があったのですが、これは事前に決めていて一円も払いませんでした。事前に地元のお寺との調整で、その際にしっかりとお納めさせてもらっていたのでそうさせてもらった。
    話は長くなりますが、宗教とお金にまつわる慣習については以前から違和感があって、例えば戒名を付ける時、金額によってあの世での位が変わるとか、お布施の額によってお経が長かったり短かったりとか、死んでも人に上下を付けている事実がどうも府に落ちていませんでした。

    夜の東本願寺と京都タワー。

    しかし京都のお寺などをぼんやりと眺めていると、この巨大かつ荘厳な寺社仏閣が出来ている背景は、その訳のわからない巨大入金システムの上に成り立っている事を感じざるを得ない。訳の分からない資産システムだからこそ一般には考えらな荘厳な文化財が出来るのであって、だから一般では構築不可能な感動的な事物を継続的に与え続けられている事に気付かされる。

    よし、もっと働いてどんどん上納しよう。(ウソ)
     

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。
    土曜と日曜開催。土曜日は参加者多く、日曜日は少な目でした。

    鉋かけます、本体加工も終盤。山頂が微かに見えてきた。

    椅子座編中。

    こちらは山頂がはっきりと見えるのですが、ここからが長い。

    キャビネットの初期加工終了。

    三合目と言ったところでしょうか?これからどんな景色が見えるのか楽しみ。

    数ヶ月前から取り組んでいた、椅子完成。

    長い道のりでしたが、一歩一歩進めば必ず頂上にたどり着く。

    笠木の曲線加工を除いては、全てノミとノコを中心とした手加工。
    椅子はその見た目とは裏腹に、家具作りの中でも高難度の作品です。
    登頂お疲れさまでした。 下山はありません。

    それぞれの山に登ってみたい人は ↓