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家具工房に捧ぐ
家具製作技能士
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「家具製作技能士」技能検定3級講座
家具工房treehouseの木工教室ではR5年10月から家具製作技能士講座を開催します。
「家具製作技能士」とは中央職業能力開発協会が主催する技能検定試験(家具手加工3級)に合格することで与えられる称号・国家資格です。
試験の内容は与えられた課題作品を時間内に加工・製作する実技試験と、家具製作技術・木工全般の知識を問われる学科試験に分かれます。本講座では実技・学科試験それぞれの合格を目指します。R3年度・4年度の試験で本教室から計12名の方が実技・学科試験に合格しています。
本講座の具体的内容・費用等については下記ページをご覧ください。↓ -
日々~木工教室
製作が続きます。
建具その他が完成し塗装を終えました。
ほぼ完成ですが、一部資材の到着が遅れていてこのまま待機。これら大型の家具を作っていても週末は木工教室なので一旦整理。
作業は一時お休みで、
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週末は木工教室でした。今週は土曜と日曜開催。土曜日はとても多かった。今週は鉋を使っている方が多かった。上手なひともそうでない方も、まずはやってみよー。
ノミやノコを使いこなし、鉋で仕上げると手加工だけでここまで出来る。
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教室が終わったので、今日からまた製作作業に戻る。
合間に打ち合わせなども多くて、忙しくさせてもらっています。
しかし、どんなに忙しくても主体性をもって働く事ができれば心の状態としてはかなり自由です。でも、少し休みたいなぁ~
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日々
製作が続きます。
ガラス引き戸の建具8枚製作中。一枚のガラス戸には四つの部材があるので全部で32本。
32本それぞれの部材には4面あるので128面に鉋を掛けて、32個のほぞ穴とほぞを加工して、建具特有の違い胴付き加工を施すので更に気を使う。 大変かというと大変なのですが少しハードルが高くなると、出来た時にそれなりに達成感があって面白かったりもします。にしても暑いなぁ。 9月も半ばだと言うのに、そろそろ涼しくなって欲しい。
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木工教室
週末は木工教室でした、金曜と土曜開催。
ノミ研ぎます。
研いだノミで、ほぞ穴をあける。
丸ノミで木のお皿も作る。
鉋掛けます。
面取り鉋掛けます。
ノコで切ります。
五枚組手の練習。
裁縫箱も終盤。
座網の椅子もほぼ完成。
生徒さんから手作りのゴーヤとパプリカを頂いた。
野菜も手作り、完成したばかりの木の器も手作り。 手作りには味があります。
〈募集〉家具製作技能士講座10月開催 ↓
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日々
製作が続きます。
大型のテレビボード製作中。
建具の部材は反らない様に少しづつ削り~乾燥を繰り返す。
にしてもまだまだ暑いなぁ~。
日中汗だくで働いて、その晩にビールを美味しく飲みたいが為に午後3時くらいから水分を意図的に絶っていたら軽い熱中症になりかけたけど、帰宅してビール飲んだら治りました。
半熱中症で飲むと二重に酔えて美味い。〈募集〉熱中症にはなりたくないけど、家具作りに熱中したい方は ↓
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木工教室
週末は木工教室でした。
週二日体制でやっているので定員オーバーでの時間帯もありました。10月からは週三日に戻す予定、多分。器掘ります。
ほぞ加工します。
小さな器掘ります。
鉋掛けます。
毛引きで墨付けします。
シラガキと直角定規で墨付けします。
鉋調整します。
家具作りをベースとした木工は決して簡単ではありません。失敗しながら経験を積みながら、少しづつ技術習得していく事を教室のコンセプトとしています。
頭でっかちにならず、どんどん体を動かし木を削れば解る事が多くあります。家具製作技能士3級講座、令和5年10月開講 ↓
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材木がきた
材木が来た。
一バンドル、約2.7立米。ちょっと多すぎたかな・・・
材木屋さんにも手伝ってもらって、半分を材木棚に
残りの半分をパネルソーの裏側に
納めました。 納まるもんです。 さぁ、働こう。
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沢登り
お盆前から殆ど休んでおらず昨日は久しぶりの休暇、沢登りに行きました、2年ぶり三回目。
沢登は一人ではいけないので、登山師匠のSさんに連れて行ってもらう形で豊前犬ヶ岳の恐ヶ淵谷へ向かった。ここは4年前台風直後に初めて行ったところで当日は超増水の中、Sさんの判断で危険だから辞めようという事になり、ルートの四分の一くらいのところで一般登山道にエスケープして終わっていた。当時初めての沢登りだった私は超増水の中、殆ど水泳ばかりしていて、沢登ってこんな感じなんだなぁと思っていたのですが、それはとても危険な状態だったようです。
今回は水量もちょうどよくて、入渓点から頂上付近の沢が枯れるところまでしっかりと登ってきました。沢登りの魅力は何といってもその景色と自然から感じられる神秘性。大小の滝やゴルジュを間近で見て感じて、その中に入っていく行為は軽い緊張感と同時に、大自然に包まれていく様な感覚が、なんと言ってよいのか普段眠っている動物的な感覚を掘り起こされていく様な、もしかしたらこのままここで野生の猿として生きていけるのではないかとの感覚にはならないのですが、そんな感じです。
こんな近くにこんな素敵な景色が見られる事が今でも信じられないのですが、半分水泳の沢登りにスマホは持って行けず写真はありません。 -
木工教室
週末は木工教室でした。
組手加工中。
木の器を丸ノミで掘っている。
小さな木の器、三連。
器彫り、終盤。
没頭しています。
没頭したくて仕方ない方は ↓
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工房のみじかーい歴史
お盆なので、じっくりとブログ。 ながいじょ~
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今年、梅雨入り前の工房。
手作りの工房も一番古いところで築14年。庭も自分で作ったのですが勾配や水はけが悪く、地中に埋めた枕木の劣化などもあって、大規模工事を決意。
全て業者に任せました。
ビフォー
工事開始。 好きにやってくださいって頼んだら、好きにやってました。
大木はいつ抜いた? あっという間にここまで。
アフター。 さすがプロ。
木々は根こそぎ抜き取られ、奇麗なコンクリートの轍が出来ました。
土部分には新たに少しず緑を植えよう・・・ちなみにこの庭にも短い歴史があって、一番良い時の写真。7年位前 ↓
春にはピエールドロンサールが咲き誇り、通りがかりの人にバラが素敵ですねと声を掛けられる程だった。ターシャテューダもびっくり!
10数年に渡る庭の変化を書こうと思っていたのですが写真を掘り起こしていたら、いろいろと出てきたので工房の変遷と併せて私の黒歴史もご紹介。
平成21年くらい。基礎は業者に頼んで、建物はツーバイフォーで自ら建築。屋根の勾配を取り過ぎて屋根張りが大変だったのを覚えている。と言うか当時はありえないエネルギーだった。
この建物に自ら作った家具を展示販売しながら、オーダー品の受注を受けるというのが当時の事業戦略。
作り続ける日々。
これはこれでよかった。
展示品もそこそこに売れてオーダーもそこそこ受注がありましたが、鳴かず飛ばずで7年くらい。
50歳を区切りに教室業を始めようと以前から考えていて・・・決意の平成30年春
事務スペースと小さなショールーム兼、休憩室を増築。
これも一人で建てた。
旧ショールームの展示品をほぼ処分し作業台を作り、
同年秋から木工教室開催。最初は生徒さんもまばらだったが、
次第に集まりました。
増築の休憩室は生徒さん方の出会いの場にもなっている。作ってよかった。
以前はショールームだったが、今は木工教室。
オーダー家具の方は今年で14年目。まだまだ成長できると思うし、そうでありたい。受注からお納めまでかなりお待ちいただく事も多くなりましたが。お客さんとの出会いも喜びであります。
教室の方はこの秋で6年目。開始当初は指導方針も定まらず、今考えるとかなり適当な教え方をしていたと思います、反省。にも関わらず開講当初からの生徒さんも今だに来てくれていて嬉しい。教室業もいろんな方と出会える喜びがあります、ありがとうございます。当時はこんな犬もいました。
久しぶりに出て生きたのに、そんな言い方ないだろ~ 絵も雑。
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日々
製作が続きます。
今週の木工教室は全てお休み。受注品の製作と経理事務、更には木工機械のメンテナンスと庭の整備など積み残しておいた仕事をひとつづつ片付けている。
日中はこの暑さで、常に軽い熱中症になっている様な状態。帰宅後ビールをガバガバ飲んでクーラーをガンガンつけて寝ていたら風邪をひいてしまいました。土曜日は知人の i さんと釣りに行く予定だったけどそれも中止。しかし何年ぶりの風邪だろう、しかも8月なのに・・ -
木工教室
週末は木工教室でした。今週も暑い中、多く来て頂いた。
器掘り。
木の器作りは入会直後にやってもらうことが多いのですが、器彫りを見ているとその方の物作りに対する姿勢の様なものが垣間見えます。一定のルールの中である程度自由に進める事が出来るのですが、とてもパワフルにガンガン掘る人もいれば、少しづつとても丁寧に掘り続ける方もいる。
座卓も脚部が出来ました。
接合部は「ほぞ」。ノミとノコ、そして墨付け道具を駆使して手加工だけで作ります。
その手加工だけで作った「花台」。
ここまで上手くいかない時もありましが、どんなに失敗してもケラケラと笑いながら達成。失敗を全て経験と感じている様でした。 見習うべき楽観。
テレビボード完成。
製作者ご本人で設計。
留め部は機械加工で切断。接着強度と意匠を高める為ウォールナットのカンザシを挿入しました。
カンザシ部の切り込みは、ノコとノミをを用いた手加工です。最近「凄い」の作る方が増えました。
写真で見ると「凄い」で終わってしまうのですが、写真には写っていない多くの失敗の上にこの作品があります。 いえ、失敗ではなく経験でした。経験を積み重ねたくて仕方ない方は ↓