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家具工房に捧ぐ
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自・公
先週は内外での打ち合わせなどが多かった。おそらく一週間で打ち合わせた回数の自己記録と言える程いろいろな人と話す機会が多かった。まぁ会社組織などに居ればこんなものではないだろうけど、ただ一人自営業の場合それぞれの打ち合わせに基づいて、後の仕事を全て一人で行うわけだから一件ごとの打ち合わせに対する真剣度は高くなります。他者へ依存している割合が少ないので、無意識に責任感と真剣度が増していく。以後の仕事の方向性や関係者への対応も自らの言葉である程度責任をもって発する事ができる。
逆に組織のように皆の協力関係に基づく仕事の場合は、個々の責任が軽くなる反面、個人が組織全体に責任を負っているので安易な発言は慎むようになり、借りてきた言葉で無難な方向性を示唆するような発言が多くなると思う。公務員などは特にそう。なぜ公務員を例に出すかと言えば、私が以前公務員だったからです。自営業と公務員、この対局の仕事を経験する中でそれぞれに一長一短あります。書くと長くなりそうですが、書きます・・・
自営業の良いところはやはり自由であると言うところ。全ての判断を自ら決定できるというところ。反面その判断に基づく責任を全て負わなかればならないところが大変なところです。極めてシンプルな構造です。ある程度社会で働いた経験があって、それなりの年齢になると独立起業する人が多いのは、やはり自らの判断で物事を決定し遂行していく仕事の面白みを実践してみたいからだと思います。あと単に組織を脱したいから。
一方公務員ですが、こちらの利点は何と言ってもその待遇。勤務時間は相対的に短く、仕事内容の割に高給。リストラがなく年金も多い。圧倒的な安定感を誇っています。しかし20年勤めた経験から内部の難しさの様な事を言うと、自分の本意ではないのだけど、法律で決まっているからと言う理由で筋の通らない仕事を進めないといけないストレス。組織の考え方に逆らっても逆らわなくても報酬は変わらないので黙って従っておこう、という考え方が強くなります。この考え方はいずれ仕事に対する無気力さに繋がります。いくら待遇が良くても無気力に働くということはやはり当時の私にとってはストレスでしかなかったのです。
一方今の仕事は日々精力的に働けているので、私自身はこれでよかったと感じているのですが、自営業にしろ会社員にしろ公務員にしろ、やはり良い面悪い面ありますので、決断は慎重にされてください。
なんか、うまくまとまらなかったのですが今日はこれで。写真と本文は関係ありません。