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家具工房に捧ぐ

  • 山へ

    土曜の夜に新幹線で京都まで。京都から夜行バスで岐阜、新穂高の登山口に日曜の朝5時ごろついて、そのまま登りました。 一日目は双六小屋横でキャンプ。

    二日目の午前、眼下は三俣山荘で向こうに見えるのが鷲羽岳。
    鷲羽岳を登る予定だったけど、山頂付近に厚い雲がかかっていたのでルート変更。

    黒部源流へ向かいました。

    ピークを目指すのも面白いけど、沢も楽しい。

    この後雲ノ平を歩いて

    薬師沢の小屋へ、ここで一泊。

    2泊三日、よく歩きました。
    全体に薄曇りで、大きな景色を堪能する事はできなかったのですが、代わりに沢や北アルプスの高山植物を沢山眺める事が出来ました。

    歩きながら、いろいろと考える事が出来た。また来よう。

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    いくつかの衝撃
    〈衝撃その1〉
    夜行バスで寝れず初日は体調不良。予定していた三俣まで歩けず行程を変更。ひとつ手前の双六小屋のキャンプ地に泊まることに。小屋で幕営の申込書を書いて受付の若い女に渡したら「予約はしていないんですか?」と問われ「ハイ」と答えたら「今年はコロナで、テントも含め完全予約制ですよ。本来ならば受付けられないけど特別ということで許可します」とかなり厳しく咎められました。若い女に激しく責められてかなり気持ちよくなって・・・ではなくて、気持ち悪くなってしまいました。三俣のキャンプ地は予約は要らないって事になっていたのになぁ・・

    〈衝撃その2〉
    二泊目の薬師沢の小屋に早めについて、受付近くのデッキでくつろいでいたら、沢登りのグループが来て宿泊の申し込みをはじめた。前述の通り予約をしていなかったことに小屋番が怒りグループを叱りつけていた。時間も早かったし2時間歩けば大きな山小屋もある。小屋番のあまりの激しさに本当に断るかなと見ていたら結局受け入れるのです。双六もそうだったけど山小屋と言えやはり商売。しかし、行き場の無い山の中での力関係は圧倒的に山小屋側が強いです。
    というか、こんな山奥にまでコロナの影響が及んでいる訳です。

    〈衝撃その3〉
    登山の終点は富山側の折立というところだったのですが、早めについてバスを待っていると男性が棒を持って何かを追い払っている。雑木林の方に去っていくその姿は小熊でした。近くにキャンプ場があってそこから出るゴミを目当てに山から下りてくるらしい。しかし、こんなところに普通にいる事に驚き。そういえば北アルプスでは登山者のそのほとんどが熊鈴をつけている。熊のいない九州では鈴をつける習慣はないのですが、山で対面したらビビるだろうなぁ。

    雷鳥。

    花々。

    出発前

    オレも連れて行けよ~。