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家具工房に捧ぐ
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木工教室5/21と5/22
週末は木工教室でした。

墨付け。

加工。



黙々と作っています。

二室に分かれて作業を行っているのですが、私一人では指導が行き届かないところがあって、一方はスタッフ・トラに任せています。

無口すぎて無視されています。

気候もよく、皆さんはかどっていました。
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日々
製作が続きます。

新規入社の大型新人君は

実力は確かなのですが、容姿を気にしないタイプだったので

綺麗にお化粧してあげました。既にバリバリと働いています。
半面、ベテラン社員のスタッフ・トラ。全く働きません。

公園の紫陽花も咲き始めました。
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プロジェクトX(その2)
火曜の夕方、ユニック車をフェリーに乗せて大阪へ。

いつもなら船内でベロベロになるまで飲むのですが、コロナ過で食堂は8時まで酒類販売は7時までになっていた。
寝床はトラックドライバー扱いになっていて、個室ルームだったので結局そこでベロベロに。海上はスマフォも通じず読書もはかどりました。翌朝、大阪某所に到着。仲介者と挨拶もそこそこに新人さんとご対面。

新人さんは熟練の職人でした。
体が大きく載せるのに苦労しました。

この日は午後から雨だったのでカッパを着せて帰路につきました。

高速を600km走って帰ってきた。

クレーンで吊ってドーン。

大木と建物の間を吊りながら移動させて、

無事工房内へ搬入。

最低限の整備を施し、一昨日から既に働いています。

新人さんですが予想どおり常磐精度が素晴らしかった。日本の木工機械は鋳物でできているものが多く経年による精度の狂いがありませ。古いものでも十分に使えます。
こういった大型の木工機械を個人で搬入するには、実際かなりいろいろなリスクがあって、ドキドキしながらやっています。購入の決断を下すには時間的な事や経費的な事を総合的に考慮することになるのですが、いくら考えてもわからない部分もあって最終的には、えーいやってしまえ~的に行動することになります。
そう、このえーいやってしまえ的活動が事業を進めていくためにはすごく重要な気がします。 -
プロジェクトX
火曜の朝に建機屋でハンドパレットを借りて、

プレス機を移動。

同じ建機屋で借りたユニックに

そのプレス機を積んで

廃鉄屋に持っていきました。
鉄の価格は今、33円/kgとの事で結構な値段で引き取ってくれます。
さようならプレス君。今までよく働いてくれました。

そして同日フェリーへ乗船。
つづく
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木工教室 4/30~5/5
GW中は全て木工教室でした。
唯一一枚だけ残っていた桜材。

硬いので腕の太い男性に掘ってもらいました。
体験コースの丸椅子作り。

未経験の方でも作れるように、ほぞ加工を施した部材からスタートします。
それでも作業量はかなりあって、完成すると達成感があるようです。
お疲れさまでした。
木のスプーン。

こちらも初心者の方の作品。 上手。
サイドテーブルもできました。

ほぞなどの仕口は全て手加工で作りました。

年齢や性別をいうのは失礼かもしれませんが、60代女性の作品。
時計も作ります。

文字はトレーシング後、電熱ペンで焼き入れます。
転びの小椅子の仮組み。

ほぞは全てノミやノコなどの手道具だけで加工しています。難易度高。
ダイニングテーブルを作っています。

鉋掛けは見た目以上に重労働です。しかし綺麗な木肌を削り出せると疲れを忘れ掛け続けてしまいます。
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〈木工と人生経験〉
木工教室に来れれる方の年齢は50代~60代の方が多いです。更に上は70代の方もおられます。若い方は30代、20代の方は今はいません。 比較的若い方は失敗を気にするがあまりなかなか前に進めず諦めるといった光景を目にしてきました。 半面、高齢の方の我慢強さというか忍耐力と言うか、また失敗してもあまり気にせず取り組む胆力を感じる時があります。木工、特に家具作りに関しては決して簡単ではないのである程度失敗を許容する事が、木工を深く知ることに通ずると思うのですが、体の衰えと反比例する形で人生経験を糧に家具を作る光景を目にすると感慨深いものがあります。



