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家具工房に捧ぐ
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罠
もう、一年近く食事を与えているのに未だになつかない。
いつもこんな感じで、飯食わせろ~って待っているのですが、近づくと逃げる。
食ったら近くで寝ていて、それもまた頭にくる。
先日実家にいったら、いいものがあったので借りて仕掛けました。
ここにかくれて紐を引っ張る作戦。餌はここ
一旦入ったのですが、閉めようとした瞬間に逃げられてしまった~
お前には絶対飼いならされないぞ~っていう、強い意志を感じる。
更には、ここ私の家ですけど何か?みたいな顔をしているのも頭にくる。
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木に学べ
弊工房の木工教室では、生徒さんへ「鉋」を貸与したり、購入してもらって作品作りへ役立ててもらっている。しかし、実際にこの「鉋」と言う道具を使いこなす事は難しい。
今の時代、書籍や動画情報など見れば、切削の理屈やその原理原則の理解は独学でも十分にできると思います。しかし頭でっかちな理屈だけでは実践に応用できないのが鉋です。
例えるなら、野球少年に野球の教本だけで教えてもヒットは打てない様ものです。そんな私の思いもあって、木工教室では先週から「鉋講座」を開催。
鉋を所有し、使用経験のある方を中心に秋の特別講座として集中的にやっております。概論や基礎知識など座学も交え、しかしやはり実践。砥石の平面出しと刃と砥石の関係性の把握。鉋台の平面精度や台直しの理屈と実践など、総合的には全てが繋がるべきものである事を、私のわかりにくい説明で理解してもらおうとしています。
講座の中でも少し話させてもらったのですが「鉋は木工を象徴する道具」と言われています。
鉋本体の理解にとどまらず、加工の対象である「木」への理解が重要。鉋台そのものも「木」であるし、切削の対象も「木」です。お互いに気候や湿度の影響を受けて動く(反り・ひねり)ので、その動きを理解し、対応しなければならない。そのためには季節・気候・天候や日照にまで気を配っておかないといけない。鉋を使いこなす為には、鉋だけを見るのではなく全体を見る。
とは言え、その様な感覚は何年も何年も木工に取り組んで、鉋をずーっと使っているから得られる感覚としてあって、先に書いた様な事を説明してもなかなか肌感覚としてすぐに理解できないのが普通だと思います。そんな中、先日教室の生徒さんとの雑談でこの本の名前が出てきました。本棚の奥にあった!
「木に学べ」西岡常一さんの著書。法隆寺や薬師寺の復元に宮大工棟梁としてあたった著者が経験を通して知り得た考え方などが書かれています。この本に対するレビューはいろいろな側面からあると思うのですが、現代人がなかなか理解する事のできない、木の仕事における一般との時間軸の違い。また職人の作業環境全体を取り巻く感覚を理解しやすいのかと思います。私が上手く説明できないので・・・
この本を読んで奈良に行くのもよいです。
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オーダーメイド家具
家具工房treehouseでは、オーダーメイドの家具の製作を行っています。
打ち合わせ時から、作り手がお客さんの話を直接話を聞く事で、思いを忠実に形作る事を得意としています。お話を伺った後、図とお見積りをご提示します。
お見積りの依頼に費用は掛かりません。ご契約の有無に関わらずお気軽にご相談ください。mail treehousetobata@gmail.com
tel 050-3703-8351 -
酸注入
膝まわりの痛みと言うか違和感が凄くて病院へ。
事前の自己診断は膝軟骨の減り。基本的には治癒できないけど、今後のリハビリ方法など聞けるかもしれないので期待せずに行きました。
レントゲンを撮って問診室へ行き、先生と対面。
膝年齢は80代ですね~(精神年齢は10代だけど)とか言われるかと思ったら、レントゲンを見る限りまだまだ軟骨もしっかりあるしそれほど悪くないとの診断。
とりあえずヒアルロン酸打ちますか?って聞かれたので、はぁって答えたら、右足にぶちゅーと来てこれが滅茶苦茶痛い。左足にもう一発で泣きそうでした。これを週一の五回打ちましょうって。今日がその日ですが痛いので行きたくないでちゅ~
仕事はやっとくから行って来いよ~、って言っている様にも見えなくもなくもない。
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木工教室
水曜日に熱が出て、一応病院で検査したらコロナ・インフルとも陰性、ただの風邪でした。木曜は薬飲んで寝て、金曜は教室中止。土日は少しフラつきながらの通常営業だったのですが、私の体調とは無関係に皆さんよく作っていました。と言うか、そもそもいなくてもいいじゃないか説もあります。
まぁしかし、こーいう時一人家業は辛いです。二日間、多く来て貰いまいた。
写真で見てのとおり皆さんやりたい放題好き放題に作りまくるのが当教室です。
と言うのはウソで、古くから伝わる基本的な木工道具による墨付けと手加工。原理原則に乗っ取った考え方を積み重ねながらも、あまり頭でっかちにならず、少しくらいの失敗は経験と捉えながらそれを糧にして少しずつ成長していく事を教室のコンセプトとしています。しかし、こんなに長いコンセプトがあるとは誰も知ら知らないはずです、今考えたので。こんな明確なコンセプトのある素敵な教室で木工を学んでみたい方は ↓