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家具工房に捧ぐ
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いろいろ
製作活動が始まりました。
通常やらない構造の扉製作中。設計とモックアップによる確認を重ねてから加工に取り掛かりました。
上手くいってます。 箱もの家具は引き出しや開き扉、また引き戸などあらゆる建具を作るのですが、それらに属さないタイプの扉。全てのサイズや位置など、仕様を定めるのに丸一日を費やしました。 一点オーダー家具の難しいところです。しかし経験値としての引き出しは更に増えました。作っているのは引き出しではないけど。
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昨日は十日恵比寿神社へお参り。
凄い人でした。 これだけの人が皆ご商売をされているのかな?
ここにいる全ての人がご繁盛しますようにとお祈りしました。
__________________________ネットオークションで12本爪アイゼンを落札してしまった、ほろ酔いで。
正気の今、これを履いてどこへ行くのだろうと自問自答しています。
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新年
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。自ら建てた工房も今年で15年になります。いろいろと痛んできたけど、それも味になってきた。
人間的にもこれからは味を出していきたいけど、まだ出てないかな。臭いは出てる気がするけど・・・
家具工房treehouseは今年で開業14年目。オーダー家具の製作と木工教室の二本立てでやっている珍しい木工家具屋です。
オーダー家具の方は、お客さんにより喜んでももらえる様に。
木工教室の方は、生徒さん方により楽しんで貰えるように尽力して参りたいと考えております。 -
年の瀬
年の瀬、三日だけですが長野の上松技専からインターンでM君来訪。
不慣れな工房で、不慣れな作業に従事してもらいました。
集中力高く作業を続けていた。
こまめにメモを取る姿が私の若い頃にそっくりだった。というのはウソでこんなに若い頃は木工の「も」の字も知りませんでした。前途有望です。弊工房に興味をもってもらい春からもしかしたら新スタッフになるかも。
今年最後の木工教室も通常開催。
年の瀬の割には、多く来て貰いました。
生徒さん同士の交友も広がり、主催者としては嬉しい限りです。
製作途中のサイドテーブル
三段整理箱完成。
オーディオラックも年の瀬ギリギリで完成。着色塗装を施しました。
今年も一年、小さな工房から多くの作品と出会いを生む事が出来ました。
来年もそうありたい。それでは皆様、よいお年をお迎えください。
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師走の活動
このところブログを書く暇がない程忙しい訳でもないのですが、プライベート活動の他、仕事もそれなりに忙しくてバタバタとしてました。いつもですが。
12月を振り返ってみよ~まず、衝撃だったのが・・・
12/2の朝に軽トラの窓をみたら、何故かシールが11月? いっ、いかんがなぁ~
実は検切れは体験は2度目。すぐに区役所へ行って仮ナンを取得後、
ユーザー車検へ行きました。 無事合格、まったく問題ありません。
その車検を通したばかりの軽トラに釣り具一式を積んで
先月に続き、また対馬へ釣りに行こうとしていたのが12月初旬。
しかし現地は天気大荒れとの報告を受け中止。
12月前半は極めて非生産的な活動に奔走していました。__________________________________
中旬は真面目に仕事。ブラックチェリーのフルオーダー作業台をお納めしました。
下の箱もチェリー材。Iさんいつもありがとうございます。
木工教室の方も絶賛開催。
Aさんの椅子完成。 ホゾ加工などほぼ全て手加工で作りました。
Sさんの椅子もフレーム完成。
こちらはブラックチェリーで、オリジナルデザインを交え完成が楽しみです。
工房居候は
とうとう捕まえました。
やめろー、さわるなーと言っている。
こうやって振り返ってみると本格的に暇で適当な家具工房に見えなくもないのですが、その実は極めて忙しく真剣です。ブログに写真でアップしているのはほんの少しの話で、日中はお客さんと打ち合わせたり、設計をしたり製作作業にいそしんでいたりしています。とあえて書いているところが怪しいのですが、本当に真剣なんです、そして忙しい。信じてください。
だから、車検きらすんにゃ~といっている。
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名前のわからない電動工具
家具天板などの板接ぎに用いる電動工具。
その名は「ビスケットジョイントカッター」。
しかし、「ビスケットジョインター」と言う人もいます。また「ビスケットジョイナー」と呼ぶ事もある。ジョイナーと言えば、陸上のフローレンスジョイナーを思い出す。
念の為、マキタのHPで調べたら「ジョイントカッタ」でした。普通「カッター」だろう。何故カッタ?
そんな正式な名称のよくわからない道具ですが、弊工房と教室で大変よく働いてもらっています。
工房ではマキタとこのデウォルトの2機があるのですが、位置決め装置などの使いやすさは圧倒的にデウォルトの方が良い。集塵袋は教室生徒さんの手作りです、ありがとうございます。
ちなみにこの機械はドイツのラメロ社製の物が名機として有名で、その摺動機構を模倣した物がデウォルト社製と言われています。購入から既に10年を超えていますが、いまだによく働く。教室でも多用するので壊れる前に2機目を買いたいと思っていたのですが既に廃番。中古をネットオークションで探していたところ、良品が出ていたので落札。
2号君到着。
アマチュアの方が使っていたのか、かなり奇麗。しかも替え刃も付いていた。
その替え刃を1号君に取り換え。三機体制になりました。 デウォルトの2機は教室様に、マキタは工房様にしよう。
「ビスケットジョイントカッター?」たち。
ちなみに木工教室の生徒さん達からは「アレ」とか「黄色いの」などと呼ばれています。