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家具工房に捧ぐ
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沢登り
お盆前から殆ど休んでおらず昨日は久しぶりの休暇、沢登りに行きました、2年ぶり三回目。
沢登は一人ではいけないので、登山師匠のSさんに連れて行ってもらう形で豊前犬ヶ岳の恐ヶ淵谷へ向かった。ここは4年前台風直後に初めて行ったところで当日は超増水の中、Sさんの判断で危険だから辞めようという事になり、ルートの四分の一くらいのところで一般登山道にエスケープして終わっていた。当時初めての沢登りだった私は超増水の中、殆ど水泳ばかりしていて、沢登ってこんな感じなんだなぁと思っていたのですが、それはとても危険な状態だったようです。
今回は水量もちょうどよくて、入渓点から頂上付近の沢が枯れるところまでしっかりと登ってきました。沢登りの魅力は何といってもその景色と自然から感じられる神秘性。大小の滝やゴルジュを間近で見て感じて、その中に入っていく行為は軽い緊張感と同時に、大自然に包まれていく様な感覚が、なんと言ってよいのか普段眠っている動物的な感覚を掘り起こされていく様な、もしかしたらこのままここで野生の猿として生きていけるのではないかとの感覚にはならないのですが、そんな感じです。
こんな近くにこんな素敵な景色が見られる事が今でも信じられないのですが、半分水泳の沢登りにスマホは持って行けず写真はありません。