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家具工房に捧ぐ

  • 渓流釣り

    釣り師匠のiさんのお誘いを受けて渓流釣りに行きました。

    場所は島根県南西部の匹見峡。

    この日は快晴、気候的に涼しくて釣り日和だった。

    どこまでも飽きない景色が続きます。もう、魚になりたい。

    というのはウソで、魚になるとこうやって釣られてしまうので、やはり人間でいます。

    この日はキャンプでした。

    〈恐怖写真〉腹が減りすぎて生のイワナを狙っている私。

    一応人間なので、焼いて食べました。

    それは美味かった。

    星も奇麗でした。

    翌日も早朝から釣り。

    釣れた~

    今年、初めて笑いました。

    イワナ君。この地方ではゴキと言うらしい。
    生で頭から食べてあげたいところをグッとこらえて、帰宅後バターのせホイル焼きにして頂きました。ありがとうゴキ君。

    二日間の釣果は5~6バイトくらいあって2匹ゲット。バラシも多く釣りとしてはとても繊細です。
    師匠のiさんは私に釣らせる為に殆ど棹を振らず、たまに棹を振りながら6~7匹くらい。ヤマメも釣っていた、流石でした。 大自然に囲まれ、沢の中を歩くだけでも気持ちが良かった。

    奇麗な写真はほぼiさん撮影。ありがとうございました。

  • キャットウォークシェルフ

    キャットウォークシェルフを製作、お納めしました。

    4階建てになっていて1階部分の横長さが2.2m、4階までの高さが1.5m。素材はブラックチェリー。

    1・2階部分は収納件、隠れ家。

    3階と4階は遊び場件、くつろぎのスペースかな?

    隠れ家へは秘密の通路から。 

    こんな隠れ家に隠れてみたい人もいるだろうけど、人間は入室できません。

    デザインは全てお客様からのご提案。

    家具としても個人的には好きな基調になりました。

    お客様宅へお納めに参りました。

    スッキリと納まった。

    お客様にも大変喜んで頂いた。か、どうかはまだわからず、この日入居したのかな?
    2人いるそうですが対面できず・・・

    お客様ご入居後の写真をお送り頂く事をお客様の保護者様にお願いして帰りました。
    保護者様には大変喜んで頂きました。 末永くお使い頂けますように。 

    お納め先 福岡県

  • 教室と講座

    週末は木工教室でした。

    土曜は通常の教室、いつも平均してこのくらいの人数が三日間渡って来られます。
    生徒さんの人数は現在40名程度、多くなりました。

    素敵な木の器も完成しました。

    _______________________

    日曜は家具製作技能士(二級)の講座。
    昨年末からコツコツと練習してきました。

    7月には試験があって、絶賛練習中。

    高難度の加工。この仕口を習得して一体何になるんだろう?などと考えてはいけません。

    そこに山があるから登るだけです。

    上手く加工しようと思ったら刃物がよく研げている事が大前提になるのですが、それが何よりも難しくて、仕口加工の上手い下手の背景にそれぞれの努力が垣間見えます。

    仕口の難易度に比例してその呼び名も難易度が上がる。これは「両面留め型包み五枚蟻組み接ぎ」と言います。

    さぁ「両面留め型包み五枚蟻組み接ぎ」「両面留め型包み五枚蟻組み接ぎ」「両面留め・・・・」と5回連続で言ってみよう! 活舌がよくなります。 

  • 家具製作技能士の講座

    週末は木工教室でした。通常の教室に加え土曜の午後は家具製作技能士(二級)講座でした。
    三年前から始めたこの講座では三級の試験に三年計19名合格。
    今年の夏にはうちの教室からは初めて二級を受験される方5名で目下練習中です。

    この試験の内容は与えられた課題作品を制限時間内に製作~完成させるものです。
    試験課題の内容は事前に解っているので、同じ仕口の加工練習を何度も繰り返し行います。繰り返し練習を行う中で木材の性質や刃物が切れる感覚などを大いに養う事が出来て本当によい試験だと思っております。と、言うのは半分くらいウソで、わざわざ試験を受けなくても仕口や加工練習はできますし、私は教える立場上この資格を取得したのですが、決して職人スキルとして必要なものではないと思っています。
     ただこの試験に携わってみて凄く思う事は、制限時間内に一定のクウォリティーを保ちなが作品を作る感覚が我々プロ職人が置かれている日々の状況と同じな事。 少し焦りつつ、でもあまり焦っては作品性が乏しくなるので、でも焦らないと納期に間に合わないみたいな事を繰り返していくうちに、その中間的な感覚を育みつつ、ある程度のスピードでそれなりの作品を作る技術を身に着けるわけですが、そのプロマインドを少しでも感じてもらえている事が個人的には嬉しいです。

    時間を掛けて作れば、だれでもそれなりの作品はできます。
    時間制限のある中で作る事がプロであるし、アマチュアであってもその感覚をもつ事は大切だと思っています。同じ作品性でも、どうやったら早く作れるのか考え実践する事が大切で、そうする事で更に時間的余裕が出来、技術習得が進むという良い循環に入ると少し楽しくなってきます。


     

  • 日々

    製作が続きます。

    大作が進んでいる。

    しかし、連日こう天気がよいと遊びに行きたくなる、ところを我慢して働いている。

    最近はいつもここでゴロゴロしていて、

    体は大きくないけで、超大食いで一日三食やってもやっても食べ続けます。
    実は来週税務署に行かないといけないので、なつかない野良猫の餌代を経費計上していいかどうか担当者に詳しく聞いてみよう。

    夜は散歩、また若戸大橋。

    最近この辺まで歩くのが習慣になっていて、夜8時近くですがまだ薄明るい。しかし奇麗、でも誰もいません。