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家具工房に捧ぐ
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木工の体験について
木工を始めてみたい、木工教室に入ってみたいと考えている方向けに体験コースを全4コース設けています。ホームページに詳しく載せているのですが、このところお問い合わせが多いので、ブログからもご紹介させていただきます。
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靴箱
靴箱を製作、お納めしました。
そこは学校、そうスクール。
多く学ばれています。そして靴の数も多い
ので、靴箱も大きい。
存在感のある脇役です。 末永くお使い頂けますように。
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このブログでも製作の過程を載せていたのですが、ボリュームとしては過去最も大きな作品となりました。 全て一人で作っているので、どしても製作上の苦労話などをしたくなります。お付き合いください。
この大きさなので分解構造で製作し現地で組み立てるのですが、まずはその設計が難しくて、分解毎のパーツが小さすぎると組み立てが困難になるし、大きすぎると運べなくなる。また運搬時の車スペースのサイズなどもあって、どこにどう分解点を持ってくるか非常に悩ましいのです。
次にこのくらいの大きさの作品になると「矩」と言うのですが、直角を維持しながら作り続ける事にとても気を使います。機械で切っているので直角になって当たり前でないか~と思うかもしれませんが、機械も万全ではなくて部材の配置の仕方や機械の隙間のちょっとしたチリを見落としてほんの0.数ミリの誤差を出してしまえば全体として「矩」が狂いきちんとした箱にならないのです。
更にはボリュームの大きさ故、安易に作り続けていると作業スペースをどんどん浸食され、作業スペースが無くなってしまうという状況に陥ります。工程の管理が非常に難しい。仕上げはウレタン吹き付け塗装を行うのですが、ウレタン塗装はサンディングシーラーという下地剤を吹き付けた後、研磨を施しその上に仕上げ材を吹き付けるのですが、その研磨作業が膨大で、起業依頼初めて妻に本格的に手伝ってもらいました。 おかげで夫婦仲は非常に悪くなりました、と言うのはウソで良くなりました。というか立場が弱くなりました。と言うか、もともと弱いのですが。
と、誰が読むねん感のある苦労話が長くなりますが、個人的には大型製作のスキルを更に向上させる事ができてとてもとても満足しています。以前の靴箱。
撤去。。
製作中。
工房にて。
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山へ
土曜の夜に新幹線で京都まで。京都から夜行バスで岐阜、新穂高の登山口に日曜の朝5時ごろついて、そのまま登りました。 一日目は双六小屋横でキャンプ。
二日目の午前、眼下は三俣山荘で向こうに見えるのが鷲羽岳。
鷲羽岳を登る予定だったけど、山頂付近に厚い雲がかかっていたのでルート変更。黒部源流へ向かいました。
ピークを目指すのも面白いけど、沢も楽しい。
この後雲ノ平を歩いて
薬師沢の小屋へ、ここで一泊。
2泊三日、よく歩きました。
全体に薄曇りで、大きな景色を堪能する事はできなかったのですが、代わりに沢や北アルプスの高山植物を沢山眺める事が出来ました。歩きながら、いろいろと考える事が出来た。また来よう。
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いくつかの衝撃
〈衝撃その1〉
夜行バスで寝れず初日は体調不良。予定していた三俣まで歩けず行程を変更。ひとつ手前の双六小屋のキャンプ地に泊まることに。小屋で幕営の申込書を書いて受付の若い女に渡したら「予約はしていないんですか?」と問われ「ハイ」と答えたら「今年はコロナで、テントも含め完全予約制ですよ。本来ならば受付けられないけど特別ということで許可します」とかなり厳しく咎められました。若い女に激しく責められてかなり気持ちよくなって・・・ではなくて、気持ち悪くなってしまいました。三俣のキャンプ地は予約は要らないって事になっていたのになぁ・・〈衝撃その2〉
二泊目の薬師沢の小屋に早めについて、受付近くのデッキでくつろいでいたら、沢登りのグループが来て宿泊の申し込みをはじめた。前述の通り予約をしていなかったことに小屋番が怒りグループを叱りつけていた。時間も早かったし2時間歩けば大きな山小屋もある。小屋番のあまりの激しさに本当に断るかなと見ていたら結局受け入れるのです。双六もそうだったけど山小屋と言えやはり商売。しかし、行き場の無い山の中での力関係は圧倒的に山小屋側が強いです。
というか、こんな山奥にまでコロナの影響が及んでいる訳です。〈衝撃その3〉
登山の終点は富山側の折立というところだったのですが、早めについてバスを待っていると男性が棒を持って何かを追い払っている。雑木林の方に去っていくその姿は小熊でした。近くにキャンプ場があってそこから出るゴミを目当てに山から下りてくるらしい。しかし、こんなところに普通にいる事に驚き。そういえば北アルプスでは登山者のそのほとんどが熊鈴をつけている。熊のいない九州では鈴をつける習慣はないのですが、山で対面したらビビるだろうなぁ。雷鳥。
花々。
出発前
オレも連れて行けよ~。
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お盆返上
先々月から取り掛かっている靴箱が大体出来た。
まだ、棚板の製作や細部調整などいろいろとあるのですが、本体は問題なくできたので一安心。
学校側の既存品の撤去も終わり、知人のYさんに左官工事をお願いしました。
今年はコロナの影響で、夏休みはお盆期間の一週間のみだそうです。
気合が入るなぁ・・・ -
夏季の営業
本格的な夏に突入しました。と言うかお盆もすぐそこ。
家具工房treehouse夏季の営業は以下の通りです。〈工房・ショールーム〉
お盆も含め、いたりいなかったりです。*臨機に対応しますので家具のご相談などの場合、ご連絡(050-3703-8351)お越しください。
〈木工教室〉
8月第二週、第三週はお休みです。8/21(金)~始めます。よろしくお願いいたします。