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家具工房に捧ぐ

  • お盆

    お盆は工房で作業をしたり自宅で事務をしたりでした。雨が弱くなったところでお墓参りにも行きました。人は少なかったです。
    コロナで一昨年から季節行事的な事が少なくなった上にこの大雨です。しかし慣れた日常の方が楽だったりするのは年のせいだと思います。

    13日は建具を作っていた。

    14日は終日雨でほとんど事務をしていて、

    15日は雨が上がったので、塗装をしていた。

    子供たちも帰って来ていて、夜はよく食べて飲みました。
    夜半ベロベロでトラを連れてフラフラと散歩していたら、知人に遭遇し「怪しい」と的確な助言をもらいました。

  • 日々

    製作が続きます。

    毎週三日間、週末にやっている木工教室はお盆なのでお休みにしています。
    工房は普通に動いてます。

    数日前に撮ったのですが、夕焼けが綺麗でした。トラも写っています。

  • 家具製作技能士の講座

    「家具製作技能士」という資格をご存じでしょうか?
    日本に古くから伝わる「ほぞ加工」や各種の「仕口」加工を試験化した実技試験と学科試験からなる国家資格です。資格の取得はもとより、実務の中での採用が少なくなっているこれらの伝統的な技法を学べる少ないチャンスになります。

    家具工房treehouseでは「家具製作技能士3級講座」を9月より開催します。
    この講座では家具製作技能士3級の資格取得と同時に、現役の家具職人から木工の基礎を学び、木工の基本と考え方を習得します。詳しくは↓

  • 木工教室8/7~9

    週末は木工教室でした。

    体験コース、バターナイフとお箸。

    誰でも確実に作れて、大変喜ばれる。

    体験コース「座編みの椅子作り」。

    ほぞを加工したところから作ってもらうのですが、カンナ掛け、面取り、組み立て、そして座編みと仕事量は多いです。

    長期コースのカリキュラムを終えた方は、ある程度自由に作ってもらっています。

    整理棚、縦にも横にも使えます。

    ダイニングテーブルは最後の組み立てを終え

    完成しました。

    ブラックチェリーで作りました。これから少しづつ色濃いブラウンに変化していきます。子供の成長の様に徐々に変化していくので、当初の写真を見ると驚く程です。

    組子のコースも教室でやっています。

    というのはウソで、生徒さんがご自宅で独学で作った作品。作り方を聞いてみるとかなり幾何学的な要素が多くて驚きました。いつか教室でも作れる様にしたい。

    Nさんから「折り畳みの蓋のある裁縫箱を作りたい」申し出があった。のが昨秋。家具作りで一番難しいのが、こういった機能的な作品で細部の位置調整などを完全に網羅した設計図を書かなければ作る事は出来ないと思います。

    しかし、そんな設計図も書けないのでモックアップ(試作模型)を作り、位置関係を探りながら製作に至りました。

    出来るもんです。 木工教室に不可能はありません。

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    〈失敗から学ぶ〉
     木工は基礎の習得に非常に時間が掛かる為、教える側と教わる側それぞれに辛抱強く謙虚に取り組まないとなかなか上達できないところがあります。うまく書けないのですが、一般的に技術と言われる分野の中でも理論と実践が複雑に絡みあうのが木工だと思います。 このように書くとまるで謙虚に辛抱強く理論と実践をわかりやすく教えているかの様に聞こえますが、実際のところ身振り手振りで説明してあとは失敗してもいいからどんどんやって下さい、といったのが弊教室の実情です。しかし、この失敗前提方式が意外とよくて、私自身もそうなのですが失敗するとその原因について考えるようになり、いずれは感覚的に作業ができるようになります。理論とかそれを踏まえた実践とかそういう難しい事ではなくて、感覚的に理解し職人的に作業できるようになる近道はやはりどんどん作って失敗するしかないようです。 さぁ失敗しよう。

  • 日々

    製作が続きます。

    日中は暑いですね。

    スタッフ・トラも夏バテ中。

    散歩にも行きたがりません。 と言うか、最近あまり歩きません。
    人間でいうと80歳くらい?

    蝉くん達がよく鳴いています。

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