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家具工房に捧ぐ
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木工教室10/22~24
週末は木工教室でした。
今週も沢山来ていただきました。
体験コースで作る、丸いスツール完成。
ある程度までこちらで加工しています。それでも作業量はかなりあって、やりがいがあります。
こちらは座編みのスツール。
部材の鉋掛け、組み立て、塗装、座編みとこちらも作業量はとても多い。
整理箱。長期コースの最後の課題です。
本体の板剥ぎ(複数の板を一枚の板に接合すること)、本体の製作、引き出しの組み立て、仕上げ塗装と全て生徒さんに行ってもらっています。引き出しがきちんと機能するように作るためには、本体と引き出し共に「矩」がとれている事が大切です。〈木工は難しくない〉
この整理箱ですが作られたのは60代女性。初心者からはじめて二年半くらい。失敗も多かったですが、それをあまり気にせず作り続ける事で、物作りの感を習得している様です。私が教える事の大体半分くらい理解してあとは失敗しながら前進するスタイルでここまで来ました。対して比較的若い方は失敗を恐れるがあまり、なかなか前進しないような傾向があって考えさせられます。何でもすぐに答えのわかる時代に本格木工はそう簡単ではありませんが、御年輩の方の継続力と楽観性に脱帽させられます。