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家具工房に捧ぐ

  • 木工教室のないよう

    週末は木工教室、今週は金・土・日開催でした。
    今週も多く来て貰いました。

    弊工房で開催している木工教室のカリキュラムを紹介します。急に
    まずは小さい箱、ペンケース。

    手鋸でのカット練習が中心になります。小さめ作品なので完成時の喜びもそのサイズと同じくらい。

    次に三枚組手の箱と、留め仕口の箱。

    ここでは鋸+鑿での加工が入る。留めの仕口は鉋加工もあります。
    難易度中です。完成時の喜びも中くらい。

    次は花台。

    ここでは主にほぞとほぞ穴の加工を学んでもらっています。
    鑿と鋸、その他墨付け道具を上手に使いこなすと奇麗にできる。
    初めて立体的な作品になるので完成時の喜びも大。

    次はペーパーコードスツール。

    ここではあえてブラックチェリーなどの硬材を使い、鉋掛けの難しさなど体感してもらっています。
    座編もなかなか大変で、その分完成時の喜びも大きい。

    教室カリキュラムの最後は整理箱。

    板接ぎと言って、板と板を接ぎ合わせる作業から各部材製作。
    本体パーツのジョイント後、引き出しの製作、その後本体と引き出しの差し入れ調整など、難易度超高で、完成時の喜びも超高。

    その他、カリキュラム外ですが木の器やお箸、カトラリーなども作る。

    このようなカリキュラムを終えられた方はある程度自由に作ってもらっています。
    自由に作っていいと言うと本当に自由な提案をされてくる方も多く、私は泣きながら設計図を作ることも少なくないのですが、そんな自由な発想で出来た作品がこちら。

    ほんとーに皆さんよく作ります。 

    自由な発想で、ガンガン作りたい人は↓

  • 穂高縦走

     台風が通り過ぎた直後、それを追う形で長野へ。午後二時上高地着、初日は徳澤でキャンプ。二日目は涸沢を経て北穂高岳を登り山頂直下でキャンプ。三日目に北穂高岳~南岳までの大キレットを縦走しました。

    北穂高岳山頂直下のキャンプ地。ワイルドな立地だった。

    三日目の朝、予想どおり晴れた。

    北穂高岳から見る大キレット。
    この稜線を歩きました。

    4時間くらいかけて南岳までアドベンチャーなコースだった。

    年々体力も衰え、ハードな登山もあと何年出来るかわからないなどと考えた結果、遂行。
    北穂高岳への登りがきつかったけど全般に天気もよくて、あ~行ってよかったぁ~って感じの登山でした。

    お猿もいました。

  • 木工教室

    今週は土曜と日曜開催でした。
    土曜は午前・午後とも多かった。

    三枚組手練習中。

    二段ほぞの加工練習中。

    難易度高めです。

    鑿の桂仕込み中。

    カンザシ加工に至る前の墨付け加工練習中。 

    キャビネット本体組み立て中

    組み立て前に、しっかりと鉋掛けました。

    先週分と併せて、完成品も多かった。

    一段整理箱。単に箱を作るのではなくて、スムーズな引き出しとして機能するように作る難しさがあります。

    同じタイプの別の作品。上手くできました。

    スマフォスタンドも完成。

    このくらいのサイズのものが意外と作るのが難しいです。

    根気強く作りました。

    ウォールナットのペーパーコードスツール完成。

    ご友人へのプレゼントとして作られました。

    _________________________

    教室横の休憩室というか談話室、というかショールーム。

    木工教室、この9月でまる6年になりました。
    生徒さんは開講当初から通われている方から、最近初めた方まで様々です。
    木工技術の習得もさることながら、生徒さん同士の交友の場にもなっている教室。
    ここで出会いプライベートなお付き合いをされている方などもいて、主催者としては嬉しい限りです。

  • 幸せの白い箱

    オーダー家具店をやっていると、家具以外の製作依頼を受ける事があります。
    今回のプロジェクトは人が入る大きさの白い箱、しかも組み立て式。

    作りました。素材はホワイトのポリウレタン&メラミン。

    まずは地板。

    これに側板を取り付ける。

    反対側も取り付ける。

    更に裏板をはめ、

    天板を取り付けると、

    白いボックス完成。ちなみにジョイントシステムは工具の要らない特殊金具を用いました。簡単に分解して持ち運べます。


    先日、お納めしました。
    おおよその使用方法は伺っていたのですが、その写真をみて驚いた。

    おお~
    依頼者さんはプロのカメラマン。
    写真の腕もさることながら、モデルさんの生き生きとした表情が素敵です。
    この箱に入ると幸せ感が増す様です。名付けて「幸せの白い箱」。

    しかし、箱とはいえ9個作るのは大変でした。
    というのはウソで、作ったのは1個。

    お仕事のよきパートナーとして活躍してもらえればと思います。 お納め先 福岡県

     

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。金・土・日と開催。

    初めての方から、5年以上通われている方まで様々です。
    それぞれ様々な思いで木工に取り組んでいいんです。上手い下手よりも謙虚に取り組む姿勢のある人の作品が素敵です。