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家具工房に捧ぐ
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デスク、シンク下収納
昨年末、打ち合わせ時。
シンクの下側に位置するこの空間を利用した収納をとのご要望でした。作り付けの家具を作っていると、高さや幅、奥行きなどどこかにミリ単位の寸法的制限を受ける事があるのですが、逆にどこか一ヵ所くらいは空間的余裕があって寸法制限を受けない部分があったりします。これを〈逃がし〉などと言います。
しかし、今回は縦・横・高さ全てに寸法的制限があり逃がしがありません。なので採寸時から製作に至るまでかなり緊張して取り組まさせてもらいました。と苦労話と前置きが長くなりましたが、製作できましたのでお納めに参りました。
素材はブラックチェリーの柾目。
シンク収納の対角に奥行40cmのリビングデスクを設置。
収納とデスクで隠れた部分には計3か所のコンセント類があり
全てこのような開口。
対応しました。
隙間なく納める事で、まるで昔からそこにあったかの様な佇まいとなります。
お部屋のスペースを減らす事なく、収納とデスクを設置できました。
PPモブラー、ウェグナーデザインの椅子との相性もよい様です。
よき脇役になれそうです、末永くお使い頂けますように。
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木工教室 2/14~15
木工教室でした。
土曜日の午前中は女子が6名、男子が1名というレディースデイでしたがバレンタインのチョコレートはひとつも頂けませんでした。しかし休憩時に私がテーブルの上に置いていたチョコは殆ど無くなっていた(涙)。写真は体験コースへ参加の方の作品。 2時間で作ります。
木工教室といえば小物作りも充実しておかなければならないのですが、私がこの小物作りが苦手というか全くセンスがなくて・・・
年明けから参加のスタッフのよーちゃんが精力的に小物作りに励んでくれている。
生徒さんの作品、時計。
時計の文字はトレース後、電熱ペンで焦がし書いています。葉っぱ状の時計針は生徒さんのデザイン。感じがよいので今後パクらして欲しい旨要望したところ、著作権使用料を要求されております。
下の絵は現時点では普通の豚さんですが、将来的に芸術的価値が発生する可能性があります。器を掘ります。
一年ぶりに掘っているのですが、細かいところはあまり覚えていません。しかし大筋は体が覚えていて、ポイントを説明すると「あ~あ~」ってどんどん進みます。
センターテーブル。
自由製作としては、かなり難しい仕様に取り組んでいます。カンナの調整も慎重に着々と進んでいます。
隅つけ。
やはり全ての基本はここから。
整理箱。
引き出しのある箱ものは本体との兼ね合いを考慮して作らなければなりません。
家具作りは「箱にはじまり箱に終わる」と言われるほど、矩の出た箱を淡々と作るところに神髄があります。2月とは思えない暖かさが続きます。
このまま春になるのでしょうか。
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日々
先月から作っている作り付けの家具。
建物との兼ね合いが多く、慎重に作っています。
スタッフ・トラですが
最近は完全にダレてしまって、起きているのか寝ているのかすらわかりません。
就業後は私と一緒に自宅に帰るのですが、
連日の激務に耐えきれず、もうお嫁に行きたいと言っていました。全然働いていないのに。そして男なのに・・・
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オーダー家具
treehouseは市販品にない仕様・サイズの家具をオーダーメイドで製作する家具工房です。
新築や増改築その他、一般家具店や工務店では対応できない仕様の家具をお求めの場合はどうぞ御連絡ください。ご相談お見積りは無料です。
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木工教室 1/31~2/2
先週末の木工教室から。
器を掘り、無心になるひと。
カメラを向けると、ノミの握り方がわざとらしくなってしまいました。
器完成。丸のみ一本で作ります。ほんとよく作ります。
スプーンを一気に作りました。 そのボリューム感以上に製作に時間が掛かります。
小さなお子様の為に子供椅子を作っている。
椅子はすぐに小さくなってしまうのですが、その思い出は椅子とともに生涯心に残る。
一枚の板から時計3個を作ります。
木材の耳の部分は残すという斬新な試み。手作り感が伝わります。
ご家族用のプレゼントとして作られました。
木工教室では、基本的な家具木工のカリキュラムをこなしながら、カリキュラムの合間に上の作品の様な短期間で完成できる作品作りも行っています。