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家具工房に捧ぐ

オーダー家具

  • リビングボード

    L字型のリビングボードを製作、お納めしました。

    ご相談頂いたのはご新築のマンション。窓や壁との位置関係と使い勝手を考え、ご提案させて頂きました。 

    L字型に置いていますが、家具は二つありそれぞれは単体としてもご使用頂けます。

    素材はブラックチェリー。
    これから少しづつ色濃く変わってゆきます。博多人形との相性も良さそうです。
    末永くお使い頂けますように。      お納め先 福岡県

  • 木工教室

    週末の木工教室。
    変わらずやっております、このところ挙げていなかったので写真はランダムにまとめていきます。

    皆さんよく作ります!

    昨年から取り掛かっていたキャビネットも最後の仕上げ。

    完成しました。

    開き扉のつまみも旋盤という機械で削り出し、作りました。

    組手部分は手加工。ノミとノコとカンナで仕上げた。

    開き扉と引き出しもスムーズに機能します、これからは実用として活躍。

    家具は実用品です、作る楽しみを味わう事はもちろんですが自らが作った家具をその後、実用として使う事に意味があります。
    私も自分が作った家具を自宅で使っていますが、自らが使い続ける事で後に感じる事が沢山あります。作っている時は凄く気になっていた事が使ってみるとそれ程でもなかったり、使ってみるとすごく気になる事も、作っている時は全く気にしていなかったりと。
    自らが作った家具を使い続ける事で実用品としての家具に対する感性が高まる事を知ります。

    最後になりますが、このキャビネットを作ったのは60代の女性。時間は掛かりましたが、山を登る様に一歩一歩進めば必ず頂上に着く事を証明して頂きました。

  • 投げやりな気持ちになった

    以前からどうしても見たいものがあって一人島根へ、遠い~。

    三徳山三佛寺投入堂(みとくさんさんぶつじなげいれどう)。
    岩に張り付くように建てられている。どうやって建てたんだろう。

    この日は早朝に家を出て、5時間ほど走り現地へ。
    投げ入れ堂へは三佛寺の受付で拝観料と入山料を支払い、登山を経て拝観するという流れ。受付で料金を払おうとすると、窓越しの若い男から一人での入山は禁止されている旨告げられた。それは何となく知っていたのだが、他の入山者と行動を供にするなどで何とかなるとの情報もあったので深く考えず来てしまいました。
    「他の入山者と一緒に入るからいいやろ~」と嘆願する私に対し、「あなたは一人だから絶対にダメ」と言い張る受付男。 決まりなので仕方がないと言えばそれまでなのですが、そんなやりとりをしている横をフリフリの服にスニーカーのカップルが普通に入山を許可されているのを見て、全く納得がいかなくなった。私は北アルプスの難所に挑む様な装備なのに、フリフリのカップルはよくてあんたはダメってどういう事やねんとブツブツ。受付男によると、近年特に事故が多くルールを厳格化しているとの事なのだが、何をもって厳格化なのかよくわからない役所的取り決めに行く手を阻まれしばし途方に暮れました。しかし、ここまで来て簡単にあきらめるわけにはいかず、一緒に登ってくれそうな人を待つことに。 するとトイレの前に70歳くらいの男性が一人でリュックを担いで立っていたので、こうこうこう言う事情で一緒に登ってくれないかと願い出たところ、トイレから同行の奥様も出て来たので、3人で登りませんか?って更にお願いしました。すると奥様から「あなたの様な本格的な人とはペースが合いそうもないので・・・」と、低調に断られてしまった。完全に見た目で判断されてしまい、この時ばかりはフリフリの服を着ておくべきだったと後悔。
    その後も少し待ったのですが、炎天下の平日にそもそも参拝者も少なく諦めることに。
    受付の男から投げ入れ堂の展望所を教えられていたので、そこから拝観。中腹に薄っすらと見えます。

    遠く投げ入れ堂を見て、投げやりな気持になるとは思わなかった。

    この日は米子に泊まって飲みました。翌日は大山登山、3回目。

    階段が続きます、ほぼ筋トレ。山頂はガスってた。

    ん~不完全燃焼。投入堂見たかったなぁ。
    頭の固いあの受付男、いつか街で見かけたら後ろからカンチョウしてやろう。
    冒頭の写真はネット上のものです。

  • キッチン収納

    引き出し型のキッチン収納と吊戸棚を製作。

    素材はホワイトオーク。大小引き出しと開き扉、空間はダストスペース。

    壁に設置のガラス引き戸の吊戸棚。

    ウォールナットの手掛かりは弊工房のオリジナル。
    ストライプガラスも少しレトロ感があって個人的には好きです。

    コンセント。

    お納めに参りました。

    恙なく納まりました。

    下段食器棚天板の真ん中に切れ目がありますが、実はセパレートになっていて、ライフスタイルの変化に伴い食器棚を左右別々に使う事も出来ます。

    引き出しの木目もつながっていて綺麗。
    末永くお使い頂けますように。    お納め先 福岡県

  • 内装パラダイス

    製作が続きます。

    このところ個人のお客さんの他、業者さんとの打ち合わせなどもあって少し忙しい。

    夏前から片手間で作っている新事務所もだいぶ形になってきました。

    ひとまず風雨に耐えられる体制をとりましたが、内装などは全く手つかず。

    電気工事とか、まだまだ色々あるのですがとりあえず断熱材施工に取り組んだ。

    まだまだ暑さ続きます、汗だくでの作業。

    それにしても断熱材の商品名「内装パラダイス」ってなんやねん?
    暑すぎて全く笑えません。

  • 木工教室

    週末は木工教室。お盆はお休みで写真は8/8~10。

    ほぞ穴彫ります。

    木の器掘ります。

    椅子の座面掘ります。

    ティッシュケース完成。

    全て手加工で作りました。というのはウソで、留め部は機械加工、カンザシの墨付けと加工は全て手加工です。あと蓋の穴はトリマー加工。専門用語多いです。

    花台も完成。

    ほぞ、ほぞ穴など全て手加工と言って過言ではありませんが。機械も少し使います。

    座編の椅子も完成。

    ほぞなどはほぼ機械加工。座編は手編み。これを編める機械があれば教えて欲しい。
    人間の手は器用です。

    ご自分用の書斎机も完成しました。

    素材はブラックチェリー。天板の鉋仕上ももほぼ完璧。
    木工教室でこんなの作ってもいいんですか?  いいんです!

    こんな素敵な机を作ってみたい人は ↓


  • お盆で機械

    お盆も働いています。私だけ😿

    いつもフルに働いてもらっているスタッフにはしっかり休んで貰っている。

    昨日は、来年に起業を目指している知人のIさんと山口県の機械屋さんへ機械視察の同行。
    思い起こせば私が起業した15年ほど前に、私も同じように機械屋さんを回り機械を買い求めていたのですが、機械屋さんと話しながら当時の事を思い起こさずにはいられませんでした。この仕事をする大きなターニングポイントとなる木工機械の購入。決して安いものではないし、何よりも事業用のそれは大きく重くて、購入後は簡単に動かせるものではないし、設置後は機械達が「この世界へようこそ・・もう後へは引けないよ~」って言っている様に見えた。逆に言うと機械の購入と同時に腹が決まると言うか、これで生きていくんだという覚悟も定まったのを覚えている。

    太洋の手押しと桑原の自動、横切は大谷。パネルはシンクス。
    今買っても同じラインナップになるだろう。
    皆、よく働いてくれます。



  • キッチン下の棚

    キッチンシンクの下の隙間ペースに本や雑貨などを収納できる棚を作りたいとのご要望を受け、

    作りました。 
    素材はブラックチェリー。お部屋の床もブラックチェリーです。
    まだ家具の方が淡色ですが、時期に床と同じブラウン色へと変わる事を楽しんで頂きたい。

    製作技術的な事を言うと棚の十字になっている接合部にちょっとした技術が盛り込まれていて、簡単な構造に見えますが意外とこれが作るの難しいんです。

    キッチン下のスペースを有効に活用するお手伝いが出来ました。 
    末永くお使い頂けますように。                お納め先 ご近所

  • 日々

    暑い。

    木の下の建物も大枠は完成しました。

    灼熱の太陽の下で二人の家具職人が建てました。 本業ではありませんが。

    暑さの中、本業の家具製作も続きます。

    あまりに暑いので中古の業務用エアコン(6馬力)をネットオークションで購入。自分達で設置しました。 こちらも本業ではありませんが。

    ただ、ここまでは出来るのですが、ここから先の電気工事や配管工事をやってくれる業者さんがこの暑さで全然、全く、驚くほど捕まらず、灼熱の中での作業が続いています。
    何事も本業は大変ですなぁ( ´∀` )

  • 木工教室

    週末は木工教室でした。暑いのに多く来て貰いました。

    今週は真面目に木を削り、木と向き合っている人が多かった。

    そう、木と向かう。それが木工。

    ずーっと向き合っていると、椅子の座面も人の顔に見えてくる。

    旋盤も木と向き合います。

    向き合い過ぎていて、旋盤をやっている人に横から声を掛けると集中し過ぎていて、ハッとする事がよくある。

    ほぞ加工も集中の極み。

    ハイスツールも全体像が見えてきました。

    引き出しの取っ手、ニューバージョンに取り組んで貰った。

    キャビネットは塗装に入りました、あと少し。

    書斎机も引き出しを残すのみ。

    皆さんホンマよく作りますわ!
    木工・家具作りは山登りに似ていて、登山口でウキウキするものの、登り始めると途中きつかったり、道に迷ったりと色々とあります。頂上が見えてきたかと思ったら、まだまだ道のりは長く険しかったりします。  難しいから面白い、それが木工。

    難しくて面白い木工に興味のある人は ↓

  • ダイニングテーブル

    ダイニングテーブルを製作、お納めしました。

    天板はブラックウォールナット、脚はホワイトオーク。

    お客様は知人のEご夫妻。
    木工にも興味があるとのことで、工房に来て貰い天板の鉋掛けをお手伝い頂いた。

    写真の細腕は奥様。上手に鉋掛けてました。

    プロテインとトレーニングで異常に太い腕はE君、体力も無限で殆ど鉋掛けしてもらいました。

    完成後、お納めに参りました。

    無垢の床板が素敵なお家だった。

    製作もお手伝い頂き、記念のテーブルとなりました。
    これから家族の歴史と共に、末永くお使い頂けますよう。。

  • 山へ

    先週末ですが阿蘇へ山登り。

    仙酔峡から入りました。

    この登山の目的は暑さ対策。 あえて木陰のない山を歩き暑さ慣れしてみよ~

    途中で予定通り気分が悪くなってきました。

    しかし上の方はガッスガスで肌寒くなってきた。 

    ガスのおかげで気持ち良い山歩きになってしまいました。 予定通りにはいかないもんです、風も強かった。

    阿蘇は警戒レベルは2で入れないところもありました。

    最後に有名な写真家(確か篠山?)が撮った阿蘇の一枚。

    というのはウソで、私が帰りに車からスマフォで撮った一枚。 
    美しく撮れているのは軽い熱中症だったからだろう。

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