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家具工房に捧ぐ
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日々
製作が続きます。
小根付の組手ほぞで作っています。
このところ作業は午後からで、午前中は「か」ではじまる事務作業に没頭している。
八割方出来たので最終確認を経て来週中に「ぜ」ではじまるお役所へ提出。
ほんま自営業は大変でっせ~ -
木工教室
工房に住み着いているホームレス猫は、
おねげぇです、少しだけ食べ物を分けて下さい、みたいな顔をしているけど
実態は一日三食吐くほど食べていて、どうだーこのタプタプのお腹~、って見せてくれた。
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週末は木工教室でした、今週も多く来て頂いた。
鉋掛けます。
その鉋の刃、研ぎます。
毛引きで墨付け。
次作の段取り。
器掘ります。
カットします。
引き出し加工中。
ガラス引き戸の棚完成。
建具は主に、引き出し、開き扉、引き戸とありますが、高難度のガラス引き戸完成。 ウォールナットの取っ手も素敵です。チェリーの眼鏡ケースも完成。
小さな作品ですが、世界に一つ感があって素敵です。
同じくチェリーのリビングキャビネットも完成。
女性の作品。作ったのが男とか女とか言ってはいけないのでしょうか?時代的に。
しかし、これ作るの大変でっせ~小さい方は二年ほど前に作った同じくチェリーのキャビネット、メンテナンスを兼ねて再会。
だいぶ色濃くなり味を出してました。やはりチェリーは素材としての格が違います。
教室の方達も年々レベルアップしてきて、開講当初では考えられないような作品を作る方も増えてきました。主催者としては嬉しい限りです。 -
御仏壇
お仏壇を製作、お納めしました。
暖炉などを覆うマントルピースをモチーフにした御仏壇。素材はホワイトオーク、デザインはお客様からのご提案。
後に写真を拝見しましが、天板上に御遺影や香炉、お花などを置かれ下の棚にも仏具や記念のものなどを置かれていた。
心こもったお祈りのできるお仏壇を作るお手伝いができました。御仏壇とは関係が無いのですが、お客様のお家があまりに素敵なので写真を撮らさせて頂いた。
窓の上の小さな孔に誰かいる。
こちらは別の孔から「オッサン誰やねん」って見てる。
他にもご家族が多くて、
一番仲良くしてもらった。
私が帰ろうとすると、まだ遊ぼ~ってせがんでくれた。「粗茶です」ってお茶を出してくれたのはかわいい彼女。
普通に日本語喋るそうです。
ジブリの世界で記念撮影してもらいました。 自分で笑える
お家が素敵すぎて話がかなりそれましたが、この素敵なお家にあったお仏壇を作る事が出来ました。
オーダー家具屋冥利に尽きます。ありがとうございました。 お納め先 福岡県
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瀟洒
次作に着手しました。 晴れているけど寒い。
ダイニングテーブルの木取り。
木取りとは、荒材から部材になる木材を選別カットする作業。家具作りの中でも最も経験を要する作業だと思います。
木材の反りやひねりを考慮しながらは初級です。
「木目を読む」と言うとかっこいいのですが、それ以前に、節や欠点を外しテーブルとして完成した時にシンプルになり過ぎずそれでいて前に出すぎない感じ、の木目を選びたい。瀟洒でありたい。瀟洒(しょうしゃ)=すっきりと洒落て垢抜けている様子。 これがなかなか難しいんです。
漢字は書けません。木材は自然のものなので、いろいろあります
厳選のブラックチェリーたちが揃いました。
まずは軽く鉋をかけてしばらく放置。
瀟洒に作るぞ~ -
木工教室
週末は木工教室。
ペーパーコードスツール完成
脚角度の転んだ踏み台も完成。
最近は長くやっている方達が箱ものを作っている事が多い。
家具作りは「箱に始まり箱に終わる」とも言います。
四角い箱を四角く作る事がなかなか難しいんです。
こんな作品も完成。 一見これはどうなんだろう、的にみえなくなくもないのですが、決してどうなんだろう的なものではありません。立派な作品です。ただ私がどうなんだろうと少しだけ思っているだけで、決してどうなんだろう的な作品ではないんです。と、よくわからない解説になりましたが、こんなどうなんだろう的な作品も箱作りの基礎を習得できているから作れる訳で、決してどうなんだろう的な作品ではない事をここで強調しておきます。
いつかこんなどうなんだろう的な作品を作ってみたい方は↓