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家具工房に捧ぐ
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英彦山
紅葉の英彦山を歩きました。

道中の林道は紅葉最盛期でしたが、山の中は終盤だった。

玉屋神社。

鬼杉。
上宮に至る中岳への登山道が工事で通れず、久しぶりに南岳を登りました。
思ったより長かった。
間伐されない杉の木は細々と林立し、釣り竿の様にしなり倒れている木も多かった。

それにしても快晴で気持ち良い山歩きでしたぁ~
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家具製作技能士について
弊工房の木工教室では、一般向けの教室とは別に国家試験の家具製作技能士3級と2級の試験に向けた専門講座を4年ほど前から行っています。
〈3級〉

写真は3級試験の実技製作課題。この枠を定められた道具で制限時間内に製作します。
初心者から中級者向けの内容となりますが、全くの初心者の方にとっては時間制限もある中、大変難しい内容だと思いますが、練習の甲斐あってこれまでに17名の方が合格。__________________________________________
〈2級〉
3級試験合格後には2級の受験資格が与えられます。
2級試験は3級から更に大幅に難易度が上がります。その内容は主にプロ職人の受験が前提とされたもので、一般の方が限られた練習時間でこの試験をパスする事は、当初無理ではないかと思っておりました。




夏に行われる2級試験に向けて、昨年末から10ヶ月計画の講座を開催。
加工ノウハウの伝授が主に私の役割となるのですが、ノウハウを理解しても簡単にできるものではありません。昨年末から3月下旬までは主に基礎的な加工が時間内に終えられる練習が中心でした。
基礎的な墨付けや直線的穴加工、ノコ加工。これができれば、複雑な仕口もそれらの応用となります。
3月下旬時点では、これなら十分にいけるのではと思える方も増えてきた。4月までの講座参加者は当初10名以上でしたが、仕事の都合や試験の難易度を考慮し、最終的に願書を提出されたのは5名。


7月から8月に行われる本試験に向け、更に練習が続きました。それぞれに加工ノウハウは熟知され、複雑な仕口加工も出来る様になってきたのですが、加工スピードが今一つ上がりない状況が続きました。
3級もそうですがこの試験の難しさはここにあって、加工精度を落とさずに制限時間内に作らなければなりません。


私からのアドバイスとしては、作業台を効率よく使う事。加工に集中するあまり作業スペースが手狭になり、動き辛くなっている事などを伝え改善してもらいました。このレベルの加工においては「急がば回れ」であることの大切さを強調。その甲斐あってか、最終的には全員が時間内に加工を終えられるレベルとなった。



試験の結果ですが、5名の方全員が合格する事ができました!!
偉そうにいろいろと書きましたが、それぞれにプライベートタイムを割いての練習が大きかった様です。
このブログでの報告が遅れ今更ですが、おめでとうございま~す。家具製作技能講座 ↓
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木工教室
週末は木工教室でした。
先週と先々週の様子。
部材に加工線を記すのはシラガキという刃物。

できるだけ機械を使わず、手加工で作る事にこだわっています。

人間の手に出来ない事はありません、ツシマヤマネコには無理です。

本当に器用。

手道具と手で何でもできる。

製作中の椅子のほぞ。全て手加工、信じられない気力と根気。

何だって出来るんです。

簡単ではありませんが、

必ずできる。

コツコツと少しづつ進めば

出来ない事はありません。

たまに失敗はありますが、

気にしない、そして気にさせない。

すると出来るんです。

素敵な家具が誰にでも。
コツコツと素敵な家具を作ってみたい人は ↓
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対馬へ
家族でサイパン旅行へ行った。

と言うのはウソで一人対馬へ行きました。フェリーで片道4時間。
目的は主に釣り、行動範囲は対馬北部の上対馬一帯。写真沢山撮りました。

初日の夕方ポイントへ到着。風波とも強くこの日は様子見。
二日目からは、去年釣行をともにしたSさんと合流。

比較的安全な場所でルアーを投げますが釣果なし。

二日目以降もコンディション悪く釣果ありませんでした。
しかし、竿を振っているだけでも気持ちがいい対馬。釣りは魚の活性がよい朝と夕にやるので日中は暇。
Sさんはイカ釣りなどやっていましたが、私はまだまだ知らない対馬散策へ。


御山を登りました。登山道は荒れていて倒木が多かった。登っていると鹿の遠吠えとか、ツシマヤマネコなのか姿の見えない動物の動く音がガサガサと聞こえ、ある意味北アルプスの登山より怖い。。
朝夕の釣行移動の際、地元の動物たちとも出会えたました。

ツシマテン。猫くらいの大きさで5匹くらいで走っている姿が可愛かった。
鹿さんは10匹くらい見たのですが、すぐ逃げる。

立派なオスさんを撮る事ができました。海山ともに本当に自然豊かです。
異国の見える展望台という観光名所。

から、海の方を眺めると

本当に異国の釜山がはっきりと見えました。対馬という場所へ居る事を実感できた。
釣りの方ですが滞在最終日の朝から釣り師匠のIさんも合流する中、風も弱まりコンディションも上々。待望の一匹が釣れました。

やった~、ヒラマサ君。70センチ弱でしたがよく引いてくれました。
帰宅後、三枚におろし

アラ炊きとお刺身で頂きました。

ほんま、美味でっせ~

しかしこういうディープな旅をすると帰宅後に仕事をする気が起きなくなる症候群に取り憑かれるのが悩みです(´;ω;`)
対馬旅でした~ -
子供たち
製作が続きます。

秋らしくなってきました。作業もはかどります。

木工教室へ来られている方からメダカを頂きました。10匹。

人生初メダカなので、どうしてよいかわからず、とりあえず天水鉢を購入。
これから蓮の葉など入れてみよ~カメラを構えたら、撮りやすい様に並んでくれました。

名前は上から、一郎、二郎、三郎、四ツ葉、五郎、六ツゴロウ、七菜恵、八州子、九十九、十和子です。

親としては外敵からも守らなければなりません。



