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家具工房に捧ぐ
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靴箱
靴箱を製作、お納めしました。
高さ2.1M、幅は90cm近くあります。素材はブラックチェリー。
この家具を「靴箱」と呼んでよいのかとても迷ったのですが、シューズボックスとかシューズラックでもないし、下駄箱でもないし、やはり日本語で靴箱になると思います。お納め先はリフォーム直後の古民家。古いお家を大切に綺麗に使っている佇まいが個人的に好きです。
お客様と入念な打ち合わせを経てのデザイン・設計となりました。鏡は、このように扉を開ける事で正面に立つことができます。
内部。
素材の選定をウォールナットにするかチェリーにするかで悩んだのですが、やはりチェリーだった。
ダイナミックな木目が古いお家の印象と合います。 今までそこにあったかの様になじみました。末永くお使い頂けますように。 お納め先 山口県
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木工教室4/1と2
週末は木工教室でした。
器堀りの終盤。
こちらも別の器、終盤。
完成品は、
クルミ材のスプーン2本出来ました。素敵です。
一枚目の写真の器も完成。
硬いブラックチェリーで掘りました。それが他と比較して、とても硬い材料である事はご本人に伝えていませんでした。この場を借りてご報告致します。よく掘りましたね!
土曜の午後、ノミの研ぎと蟻組の講座を開催しました。全4回の3回目。
手道具だけで作る、蟻組加工をマスターします。
加工の上手い下手よりも、ノミが切れている事の方が重要です。が、ノミの研ぎばかりやっていても加工の時間が無くなりますし、加工ばかりやっていると、ノミは切れなくなり、加工が上手くできなくなります。なのでやはりしっかりノミを研いで欲しいのですが、そうすると加工の時間がなくなる。なのでやはり・・・・
と研ぎと加工の関係は鶏と卵の様にずーっと続く訳ですが、それをある程度受け入れられる様になってきたら少し上達しているのかもしれません。ん―木工って難しい。
木工教室に興味のある方はどうぞご連絡下さい。↓
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伐採
十数年前、この木が建物を覆う様に生え茂り、全体としてツリーハウス様に見えるのではないかと想像をめぐらして屋号をtreehouseとしたのですが、本当こんなに大きくなってしまいました。
受付のスタッフ・トラと比較するとこの大きさ。
毎年落葉の季節を迎えると、すさまじい量の落ち葉が発生します。ご近所にも迷惑をかけるので伐採を決意。
植木屋さんに頼みました。ガンガンやってくださーいって頼んだら、本当にガンガン切ってました。
ちょっと切りすぎちゃうか~
俺の寝床は空けとけよ~
結果、こんなんなりました。 もう5年は大丈夫そうです。
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仕入れ・桜
先日の納品の帰りに大川へ立ち寄り材木の仕入れ。
以前は梱包をほどき、手作業で一枚づつ車へ載せていたのですが、よく計ってみると、フォークリフト一回で入れられる事がわかり楽でした。
工房へ持ち帰り、スタッフ総出で荷下ろし。
こういう時、一人だけ働かなかったりすると嫌われますが、全然気にしません。
材木棚へ移動完了。
あ~疲れた~
夜宮公園は桜八分咲きです。
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パン屋さんのショーケース
新規オープンのパン屋さんショーケースを製作、お納めしました。
他の設備機器に先立ってお納めさせて頂きました。
数か月後、ショーケース内には美味しパンが並びます。片側はレジカウンター。天板は開閉式になっている。
もう片側のオープンスペースは調理パンなどが入る冷蔵庫を収納します。こちらは店内側から見た写真。開き扉と引き出し2杯。
このように、表と裏の両方が仕事をする家具は、作っていて表裏を混同したりして、なかなか大変なのですが、その分完成時の達成感もあります。素材はイエローパイン。 木としての特徴が薄い木材ですが、それ故主役のパンを引き立たせるよき脇役になります。清潔感もある。
永く働いて下さい。 お納め先 熊本県