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家具工房に捧ぐ

  • 大川へ

    年始、お世話になっている材木屋さんと資材屋さんにご挨拶を兼ねて大川へ。
    片道100km。材木などわざわざ大川まで行かなくてもよさそうなものですが、広葉樹を中心とした家具用の木材の品ぞろえは九州では大川・佐賀が中心となります。

    木材の調達と資材の在庫調査なども含めて伺ったのですが、やはり行ってよかった~。一部の材木価格の高騰など聞きたくない情報もあったのですが、全体としては収穫が多かった。

    スマフォやパソコンでいくら検索しても見えないものが現場にはあります。

  • 寒波

    北部九州も冷え込んでいます。

    雪はそれ程でもありませんが、とても冷えています。道路も水道管も凍結。

    正月明けは4日から動いているのですが、年末からやっている工房の改良工事の続き。

    床の平面出しと床張り、壁面には吊戸棚を設置しました。スペースを損なうことなく収納がかなり増えた。 工事は今週で終わり、来週からは通常業務に戻ります。教室も来週(1/15)から金・土・日全て開催します。

  • あけましておめでとうございます。

    本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

    家具工房treehouse スタッフ一同。

  • 年末の思い

     年末年始で工房の改装をやっていて、大掃除どころか逆に散らかしまくっています。例年のことですが、まとまった時間はこの時期しかなくて毎年大掛かりな大工工事が恒例になっている。

     一人でゴソゴソと大工仕事をやっていると、起業当初この工房を一人で建てた時の事から連鎖して以後の体験まで回想します。当時も今も建築は独学というか適当、家具の方は当時は独学で工房建築後に職業訓練校で学ぶという今考えると順番が滅茶苦茶。学校卒業後すぐに開業し、直後から宣伝活動やサンプル品の製作に日々フラフラになりながら働いていました。 先行きのわからない事業に対する不安を動き続ける事で払拭しようとしていたのだと思います。 たまの休日に出かければ大手の家具店から個人経営の工房、雑貨屋さんや飲食店まで、どこへ行っても自分のビジネスのヒントになるものがないか探す習慣がついていた。
     以後オーダー家具の製作販売業はそれなりに軌道に乗っていたのですが、開業当初から50歳になったら木工教室を始めよう!との思いがあって予定どおり50歳の年に教室を開講。教室は今年で3年目を迎えます。オーダー家具の方も変わらず注文を頂いていて、今年一年を振り返ると教室の運営と注文家具の製作に日々慌ただしく対応していたのですが、内容としては十分なものではなかったです。特に教室運営では準備不足から生徒さんの好意に甘える部分が多く改善したいと常々思っています。
     この年末年始の改装で工房の体制も少し変わります。オーダー家具の製作はもとより、教室の方もより楽しんでもらえる形になると思います。1月からはスタッフも新たに加わる予定です。

    2020,12/30 長野県某所にて

    といのはウソで、戸畑区の夜宮公園にて。

    それでは、皆様よいお年を。

  • 木工教室12/26

    週末は木工教室でした、今年最後。

    スプーン作り。

    こちらは器作り。

    スプーンや器などの木工芸は絶対的な正解のがないので、作っていて楽しいと思います。芸術的センスが問われます。

    半面、論理的に正解を要求されるのが直線加工を主体とした家具木工なのですが、なかなか難しいです。

    難しい事も、あまり深く考えずに作り続ける事を教室のコンセプトとしています。なので、失敗も多い。

    というのはウソで、意外と失敗が少ない様な気もします、最近は。
    失敗しても自己責任でというスタンスで取り組んでもらうと緊張感があるのでしょうか?

    失敗してもいいから作ってみようとトライしてみるとこんな時計もできる。

    あり得ません。

    放っておくと、どんどん作ります。

    花台も完成しました。

    天板も鉋で仕上げました。

    そして、ウォールナットのちゃぶ台もできました。

    脚部のほぞは手道具による手加工。天板の仕上げは全てカンナです。
    もちろん技術的な指導はさせてもらいましたが、肉体労働は全て御自身でっています。 女性の作品。

    今年も1年間皆さんよく作りました。

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