ブログ
- ホーム
- ブログ
家具工房に捧ぐ
-
日々
製作が続きます。
建具手掛かりの埋め込み加工中。 どーしても手道具でしか出来ない仕事があります。
建具部材の加工組み立てから、手掛かりの埋め込みまでまる一日掛かる。
____________________________________朝この場所で事務をしていると、入口窓の向こうで合唱が始まる。
撮ろうとする、大分逃げてしまってこれくらいですが、実際は笑うくらいもっと大勢います。
朝、この合唱を聞くのが小さな楽しみになっている。 ん~寂し
-
木工教室
週末は木工教室です。
先週と先々週などの様子。鉋掛ける姿はまるで職人。
ご自分の為に作られたミニテーブル完成。
素敵です。
木製のこんなテーブルがなかなか売ってないんです。ハイスツールと踏み台も完成。
天板のなぐり加工が素敵です。こういった物も市場にありそうで意外と売っていません。
ブラックチェリーで作った作業台も完成。
天板に空いた穴にはミシンが納められます。世界中どこを探して売っていないと思います。
こちらもチェリーで作ったサイドテーブルも完成。
コの字型の形状に意味があって、ご自宅のソファー座面を上下から包む形になっています。
宇宙を探しても、同じものはないでしょう。ちなみに上記四点の作者は全員女性。ほんとーによく作ります。
______________________________________
より高い技術習得を目指している方向けの、家具製作技能士講座も開催。
2級講座の様子。
研ぎもしっかりとやってもらっている。
木工教室のコンセプトは失敗しながら少しずつ成長していこ~ですが、
こちらの講座は試験を控えていて失敗が許されません。少しくらい許しって言いたくなりますが、これはこれで違う意味での達成感があると思います。
3級は来年2月に試験。2級は来年夏の試験に向けて猛烈に頑張っています。実は業務の都合で、12月の第一週をもって今年の木工教室は終了。再開は年明け1月下旬からとなります。一年間通ってくれた皆様、誠にありがとうございました。
*技能士講座の方は年末年始も行います。木工教室に興味のある方は↓
-
日々
製作が続きます。
特殊な取付金具の取付要領と強度など確認中。
一品オーダー家具作りの難しいところで、大体の家具は設計や作りが標準化できているのですが、時折お客さんとの調整の中で未体験の構造に取り掛かる場合があります。
これが慣れた仕事より面白かったりして、時間は使ったけどまたひとつ引き出しが増えました。 -
対馬、山と海②
対馬二日目。
午前3時半ごろ比田勝港で釣り師匠のⅠさんと合流。
そのまま、どこか分からない港に行き、言われるがまま釣り。
美味しそうなイカさんが釣れました。
1時間程イカ釣りで時間を潰したの後、対馬北西部のポイントへ移動。今回の旅のメイン事業に取り掛かりました。
同行のⅠさん。
投げる私。
初日朝はワンバイトあったものの釣果なし。残念。お昼はまた比田勝方面へ戻り、食事。
この旅で一番美味かったアナゴフライ定食。 と言うか、お腹がすきすぎていて何でも美味い。しかし美味かった。
夕方に再度磯に戻り夕まづめの釣り再開。
ここからはⅠさんの知人のSさんも加わった。ここも釣果無し、残念。
晩は比田勝の居酒屋でⅠさんSさんと一杯やりました。
Sさんは初対面。とても紳士的な反面、活動的なアウトドアマンである事もわかり面白い話が沢山聞けました。またお会いしたい。
この日はお開きで、車中泊。翌朝も同じ磯に向かいました。
投げる事、忘れもしない3投目。釣れた~ ヒラマサ君 74cm
やり取りの最中は海に引きずり込まれるかと思いました。魚は笑っていませんが、私も笑っていません。人間嬉しすぎると硬直します。
今回の磯からルアーでのヒラマサ釣りは非常にマニアックな釣り方らしく、対馬という位置条件が大きく関わっているとの事でした。一度こういったダイナミックな釣りがしてみたかった。
タックルの準備から、ポイントの選定まで全てⅠさん任せでした。ありがとうございました。対馬の素晴らしい景色。Ⅰさん撮影。
予定ではもう一日釣る予定でしたが、波で船欠航の恐れがあるかもで一日前倒しで帰った。
短い時間でしたが、素敵な経験ができました。
山も楽しいけど、海も楽しい。___________________________________
帰宅後、ヒラマサ君を3枚にして
美味しく頂きました。
これで完結。
-
食器棚
食器棚を製作、お納めしました。
幅2.3M×奥行45cm×高さ180cm 素材はブラックチェリーの無垢材と突板です。
製作風景
お客様宅へお納めに参りました。
午後から取り掛かり、夕方に設置を終えた。 転倒防止で壁に固定、コンセント露出位置なども丁度良く納まった。
今回の食器棚はお客さんの意向が随所に盛り込まれていて
引き戸の建具はガラス部を少なく、木部が大半を占めるデザインになりました。
ブラックチェリーの木目がさりげなく際立つ。また、その引き戸取っ手は細い棒状デザイン。
小引き出しのつまみにワンポイント。
引き出しと引き戸、そして家電の配置スペースなどその収納量に無駄がありません。
デザインと機能性を兼ね備えた食器棚になりました。余談ですが、今回の写真撮影は御縁があってプロのカメラマンのSさんにお願いしました。
色々な事情が重なって、大作の完成とタイミングが合ってよかった。やはり私が撮ったのとは全然違う。打ち合わせや調整を重ねた甲斐あって、お客様にも大変喜んで頂く事が出来ました。
末永くお使い頂けますように。お納め先 福岡県