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家具工房に捧ぐ
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道具箱
木工教室の道具置き場はこのようになっていて
未経験の方や入会間もない方などに使って頂いている。
上達した方達には教室から道具を斡旋しているのですが、一式の量になるとなかなか多くて徒歩で来られる方もいるので、全てを強制的に購入いただく訳にはいかなかった。ので、作りました。道具箱。 幅400mm×高さ110mm×奥行100mm。
シンプルで洗練された印象から北欧家具のそれを彷彿とさせなくもないのですが、どっしりと落ち着いた和のテイストから鰹節削り器に見えなくもありません。なんのこっちゃ。
さぁ、中を見てみよう。
おお~、よくわからない。
取り出してみると、
左から、胴付き鋸・両刃鋸・四分鑿・三分鑿・シラガキに直角定規、そして毛引き。寸四サイズなら鉋も入れる事ができます。 鋸と毛引きは簡単に分解できるので、バラして収納。
道具は兵庫県三木の卸問屋から直接仕入れています。質としては「中の上」くらい。プロが使っても十分に使えるものばかりです。
小さな道具箱から素敵な家具を作ろう。
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日々
連日爽やかな気候が続きます。
工房は変わりありません。
気候がよいと、作業もはかどります。
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キッチン作業台とスツール
キッチン作業台とスツールを製作、お納めしました。
「普通のテーブルと腰掛」と言った感じですが、なかなかこのサイズがないのです。テーブル天板は75cm四方、高さは85cm。テーブルと言うより調理作業用の作業台としてご注文いただきました。併せてスツールも製作。こちらも高さ57cm、特別仕様です。 素材はともにブラックチェリー。
お客様宅へお納めに参りました。
小型ですが、無垢材のテーブルはやはりしっかりと重いです。太めの脚が調理作業をしっかりとサポートしてくれると思います。
末永くお使い頂けますように。 お納め先 福岡県 -
靴箱
靴箱を製作、お納めしました。
工房にて、嫁入り前。
嫁入り先は某私立学校。春休み中で静かでした。
基礎部の修復と塗装を施し、設置作業中。
設置完了。
靴箱と書いて靴箱なのですが、本当に箱だらけです。
家具作りは「箱に始まり箱に終わる」と言われるくらい、この箱作りが基本中の基本です。その数が増える程、加難易度は上がり作るのもなかなか大変です。サイズ的にも・・・ちなみにこちらは向かい側の校舎に昨夏納めした同タイプ。
よく働いているようですが、ちょうど春休みできれいに片付けられていました。
末永くお使い頂けますように。
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木工教室
週末は木工教室だった。
日曜日、体験コースお箸つくり。
ご夫婦で、バターナイフと菜箸、2セット作りました。
こちらは学習机。学習机は狭い空間に引き出しを配置するのが意外とと言うかかなり難しくて、私も初めて作った時、設計段階でかなり頭を悩ませたのを思い出します。
こちらは整理箱。
引き出しの前板と天板の前部に軽いアールを取っていて、それだけで全体の印象がソフトになりました。また、引き出しは上からウォールナット、チェリー、アルダーと異種材を並べました。時が進むと、黒、赤、黄になります。
週末に木工教室を行っていますが、平日はオーダーメイドの家具屋として普通に家具を作っています。その両立はなかなか大変なのですが、違う見方をすると現役の職人がやっている木工教室はかなり珍しい存在だと思います。
両立が大変な反面相乗効果も大きくて、生徒さんのちょっとしたアイディアが家具作りの仕事に役立ったりする事もあります。何より、週末に多くの方が集まる環境を作れた事は凄く大きくて、やりがいを感じます。
これからも家具作りと木工教室の2本立てで続けていく気持ちは更に高まりそうです。