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家具工房に捧ぐ
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日々
製作が続きます。
日中は暑いですね。
スタッフ・トラも夏バテ中。
散歩にも行きたがりません。 と言うか、最近あまり歩きません。
人間でいうと80歳くらい?蝉くん達がよく鳴いています。
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職業と木工
先週末の木工教室に、遠方から木工体験に来られた方がいました。
高校卒業後に木工の世界に入る為、来春から職業訓練校の木工コースへ進まれる事を決めておられた。いくつか質問をお受けしたのですが、これから社会へ船出する18歳の方へ、どうアドバイスしてよいものかわからず終始しどろもどろでした。
技術的な事を言えば、木工の技術はある程度の年数を掛けて学べば、誰にでもできるという事になると思います。以後は家具メーカーや木工所などで賃金をもらいながら働くのが一般的な進路になると思います。ある程度いろいろとわかってくると独立を考える時期が来るかもしれません。将来性と言う事になるとどうなのだろう?結局、私自身がよく解ってなくて、なので質問を受けても答えられない。ただ、木工業・家具製作業に限らず、では何の職業がよいのか?という哲学的質問に回帰せざるを得ません。働く事の本質が問われているのかもしれない。私自身がこの世界を目指す動機のひとつですが、幼少期に自宅の修繕などで出入りしていた大工さん達が休憩中縁側でケラケラ笑いながらお茶を飲んでいて、休憩が終わるとキリっとした顔に戻って仕事を始める姿がカッコいい、とは思わなかったのですが、子供心になんか楽しそうで、これなら自分にもできるかもしれないと思ったのかもしれません。その大工さん達の姿は、やりがい・仲間との共感・報酬・ストレスは見えなかったのですが、それらが集約された仕事というものの一場面だったのかもしれません。これから時代はどんどんかわっていくので、何が幸せの基準なのか大変難しいのですが、直感的にやりたいと思ったことを一生懸命やってみるという事が大切な様に思います。
やはり、うまく書けませんでした。本人と付き添いの親御さん、それぞれ1枚ずつ木の器を掘りました。
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猫さんと家具
6月に収めた「世界にひとつしかない猫さんもくつろげるタイプ壁面収納!」
当日、猫さん達が新居に入る事はなかったのですが、後日写真を送って頂きました。
そう、まさにここを通ってほしかった。
そう、そこで遊んでほしかった。製作者冥利につきます。
更にそう、そうやってくつろいでほしかったのです。
主役あっての家具です。
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南アルプスへ
月曜朝始発の新幹線で静岡へ。その後レンタカーで山梨、奈良田へ。そこからバスで広河原の登山口についたのが同日夕方。
広河原山荘横のテント場、この日は移動だけだったのですが、飲んで寝ました。
翌朝、南アルプス北岳へ登山。
南アルプスは水が豊富でした、大樺沢。
天気が良すぎて暑かった。
四時間くらい登って、北岳肩の小屋。
増築の建築材をヘリで運搬しているとの事だった。山荘でカレーを食べて、更に登りました。
着いた~。北岳山頂。
軽い熱中症になっていて、山頂での記憶があまりありません・・・北岳から見る、間ノ岳方面に続く稜線。今日のキャンプ地がある北岳山荘。あそこまで降ります。
着いた。
テントを張って夕飯。山荘の自販機で買ったビール3本飲んだのですが朝まで一度もトイレに行きませんでした。完全に脱水状態になっていたようです。でもビールって全て吸収できるんですね・・
翌朝目覚めテントから外を見ると、この旅初の富士山が見えた。
おはよう富士山、そこにいたんだね。って感じです。
雲海と朝日と富士山。
日の出とともに荷物を置いて間ノ岳へ登りました。
間ノ岳山頂。当初の計画はテントを担いでこの先の農鳥岳~大門沢から車を置いている奈良田まで縦走の予定だったのですが、昨日からの暑さで計画を変更。の間ノ岳ピーク。
その後、テント場に戻って下山。
八本場コル付近。
どこで撮ったか覚えていない一枚
焦点が定まっていないのは半熱中症だから。顔は笑っていませんが、ひざはよく笑っていた。
雄大な景色とは裏腹に暑くてなかなか大変でした。
下山途中、登山口から2時間くらいの沢のところで、高齢男性が倒れ警察と民間レスキューが動いていた。他にも道中体調の悪そうな人が何人かいました。私自身も普段の練習不足というか、涼しい日陰生活に慣れてしまっていて鍛錬不足を痛感。しかし、この夏もう一回くらいは行きたいと思っています。出発前
気をつけろよ~
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ダイニングセット
ダイニングセットを製作、お納めしました。
お客様宅へ向かいます。
素材はブラックウォールナットです。
3枚の板を剝ぎ合わせて一枚の天板にしています。正確には3枚の板のうちの2枚は一旦真ん中で切り割いて、計5枚の板を再度剥ぎ合わせるという技を駆使しています。何故そのような事をしているかというと、幅の広い木材が大きく反っていたりして、そのまま機械カンナにかけるととても薄くなってしまうからなのです。
テーブルは一般に「一枚板」がよい!といった風潮があるように思いますが、さにあらず。大木を単に製材しただけの一枚板よりも、貴重な材木を剥ぎ合わせる事の方が技術的には難しかったりします。天板は全て手カンナで仕上げ削り。
ウォールナットのダイニングセット。末永くお使い頂けますように。
お納め先 福岡県
椅子はこちら↓